本録
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記事一覧
うちの執事が言うことには / 高里 椎奈
20190904(水)13:20コメントする ( 1 )紹介する本のラインナップを見ればわかると思うが、ライト文芸にハマっている
頭を使わなくていいしサクっと楽しめるし、かといってラノベほど当たりはずれがなく、安定して読みごたえがあるのでやめられなくなってしまった(ラノベにもいい作品がたくさんあることはわかっているし、ラノベも好きだよ)
宝石商リチャードみたいなニアBL的なのないかな…と探していておすすめされたもの
うん…良い…主人公のおぼっちゃまが地味眼鏡なのがめちゃくちゃポイント高い
そもそもエリートとかスペック高い男が好きなので、まだまだ甘ちゃんとはいえおぼっちゃま当主が貴族然としたふるまいをするのはかっこいいし、ときめきがすごい
こんな暮らし…ええな…
ざっくり紹介すると、前当主がしばらく席を空けることになったのでいきなり当主をやることになったおこちゃま甘ちゃんの花穎(かえい)お坊ちゃまと、
前当主に仕えることを目標に頑張ってきてやっと執事になれたと喜び一杯のところに、ちんちくりんのお坊ちゃまがやってきてしまったのでそっちに仕えることになり不満たらたらの執事の衣更月が半人前同士なんとか貴族の暮らしをやるというような話
衣更月はとにかく前当主の真一郎様に仕えたかったので、花穎お坊ちゃまに対しての敵愾心がすごくてかわいい
お坊ちゃまが当主らしくないことをするたびに、表には出さないけど内心なんでこんなやつに、真一郎様なら、みたいなことをずっと思っていて、でも決められた人に心から仕えるのが執事だとわかっているので表面上はそつなくこなしている
衣更月が花穎お坊ちゃまにいろいろ思うところがあるくせに、執事として完璧であることにプライドを持っているので、お坊ちゃまがピンチの時は身を挺して守ろうとするし、風邪ひいたら好物を用意したりしてかいがいしくお世話してくれるしで、萌え
だんだんと花穎お坊ちゃまにほだされつつあるかな…と話が進むごとに読者は思うんだけど、衣更月サイドの話になると意外とまだお坊ちゃんに対して冷たいのでなかなかデレなくて良い
デレるときがくるんだろうか…とずっとわくわくしている
お坊ちゃんが18歳とかで、しっかりしているように見えて意外と子供な一面がちらちらあるのがたいへんかわいいのだ
子供らしい素直さで、衣更月がそう思っていることも知りながら当主として受け入れたいし、守りたい懐の広さが好きだし、なんだかんだ衣更月もサポートしてくれるんだ いいコンビ
文章もこれ系の中ではかなり読みやすく、言葉選びが上品でうつくしいので読むのも楽しい
おすすめです…これもまだ6巻までしか買えてないので続きが読みたい…
一般
宝石商リチャードの謎鑑定シリーズ / 辻村七子
20190904(水)12:53コメントする ( 1 )宝石商リチャードの謎鑑定 / 辻村七子で紹介したシリーズ
好きだったので続刊も続けて買って読んでいる リチャード(金髪)と正義君(黒髪)は最近結婚したのでその話をしたい(してません)
とりあえず六巻まで読んだ
大学生の正義君が、ひょんなことから銀座の宝石店のリチャードに気に入られて?宝石店でバイトを始めるというような話なんだけど、六巻でほんの少し…未来の話が入ってきてたので…もしかすると次巻から舞台が変わるのかもしれないな
バイトというかもう二人で海外に家を借りて住んでいたのでほんとに結婚したんだな~おめでとう!結婚式呼ばなくていいから写真だけ送って!というめでたい気持ちでいっぱい(何度も言うがBLではない)
宝石にまつわる謎や問題を解決していく、というメインのテーマに全く触れずに申し訳ないが、私は私の思うようにこの本のおすすめしたいところを語っていきたいと思っているので、表紙と一緒に一言ずつおすすめポイントを紹介していく
2巻 傷ついた正義君がやってくるのを見越して長時間勝手に待っててくれたリチャードが、正義君をドライブに連れ出してくれる回
銀座じゅうの甘味を愛するリチャードが何より好むのが正義君が手作りしたおいしいプリンということも発覚する
プリンは以降機会があるごとに登場してリチャードの機嫌を取るのにつかわれる 可愛い……
3巻 この巻の終盤でリチャードは銀座のお店を閉めて失踪する
次巻で正義君が廃人のようになって必死に行方を捜すことは火を見るより明らか 本命だって言ってる女の子にさえそんな顔しないだろ正義君…
4巻 個人的にはもっとも好きな回
いつもはある程度1話完結なのだが、この巻は全編を通して…ネタバレをできるだけ避けて言うと、リチャード大捜索からの、リチャードのご実家突撃ばんごはん、正義君がリチャードの恋人として紹介されごあいさつ…というてんやわんやをやる
家族にも認められてしまった…リチャードの兄弟はその後もちまちま出てきてはラブラブ扱いしていってくれるので良い
5巻 「もっとうぬぼれていなさい、中田正義」
この一言にすべてが集約されている この巻からリチャードのデレがすごい
これまでは正義君の惜しみない賛辞(顔がいいことについて)ににらみをきかせるだけだったのが、素直に受け入れてあまつさえ笑顔まで見せてくれる
6巻 表紙を見てお分かりかと思いますが…結婚した…(してない)
リチャードがいつのまにか正義君のご実家にあいさつしに行ってたことがわかったし、正義君はプロポーズするし、リチャードは正義君にとっておきのオーダーメイドのカフスボタンをプレゼントするしでこちらの心がもたない
正義君の心の闇の部分にも触れていていい
この続きはまだ買えていないので、ちまちまそろえて読んだらまた書きに来ます
なんと宝石商リチャード来年1月からアニメ化らしいですね…宝石の国の時みたいに宝石コラボとかやるかな?
正義君がリチャードからもらったカフスボタンとか出てしまったら少し心が動いてしまう…一般
ボーイミーツマリア / PEYO
20190329(金)07:06コメントする ( 1 )誰かに紹介してもらったんだっけ…覚えてない…
いろんなところでシェアされているのを目にしていたが、最近買いすぎていたからかなかなか手が伸びず、最近になってやっと買って読んだ
良い 話が普通に面白い
演劇部で活躍したい 自分の演技に自信たっぷりの俳優志望の攻めが、めちゃくちゃ顔がうつくしい女装でしか演技しない受けに一目ぼれして袖にされまくる話
そもそも顔が美しくて性格がきつい受けが好きなので…最高だった…ていうか絵も漫画もうまい
高校生らしい子供っぽさと成長していく心がとてもよかった
こどもから大人になっていく話はいっぱいあるけど何度読んでもほんとにいいな
私自身、自我の成立とそこから人間らしくなっていくまでがめちゃくちゃ遅かったので…最近やっとだいぶましになってきたところなので…
それもあってこういう話を読むたび「高校生なのにそんなに相手のことを思いやれるなんて…」と感心する(フィクション)
BLマンガ
トワイライト・アンダーグラウンド / 秋平 しろ
20190124(木)20:54コメントする ( 1 )またBLを摂取したくて仕方ない時期がやってきたのでいくつか続けて紹介する
ほのぼの系
ライブハウスでバイトする大学生とライブハウスのオーナーのBL
バンドが好きな大学生というところでなんとなく推しが思い起こされてつい買った(別に推しだと思って読んではいない)
ちるちるでレビューも見てたので想像通り可愛くて うん…かわいい…と満足した
大学生になつかれて困るゲイのオーナーがめちゃ可愛くてほんとド受け(攻めです)で好き
2巻が出てるっぽくて、1巻は終始かわいいほのぼのイチャイチャ未満なかんじで終わったので2巻を買うか迷っているところ
だったんですがいまBL足りなくて脳が溶けてるので2巻も買いました
うん…2巻も可愛かった…受ちゃんの友人のモブが個人的な理由で好きなんだがあまりにも妄想なのでここまでにしておく
BLマンガ
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし / 江本 マシメサ、あかねこ
20190124(木)20:19コメントする ( 1 )唐突にラノベ
友人の関係で読んだがめっちゃ可愛かった なろう系なかなか読む機会なかったけどわりと面白いな~と思ったきっかけ
これのちょっと前の記事を読んでる方はこれをこのタイミングで紹介した理由がわかると思うが、、そう、、白髪の北欧民族系男子である…可愛い…
内容的には、北欧っぽい雰囲気の田舎の民族の貴族(リツハルド)のとこに、めっちゃ強くて階級もなかなかの元軍人の女性(ジークリンデ)が嫁いでのほほんと北欧暮らしを送る話
リツがすんごいかわいい ほわほわ系でのんびりしててちまちま冬に備えてジャムを作ったり狩りをしたりする
ジークは軍人らしくぶあいそでそして強いので、夫婦なのにまず仲良くなるところから始まるしジークの感情表現が乏しいので仲良くなったかどうかリツに伝わらなくて、
3巻くらいまでまじで永遠にほとんど恋人未満のところでもだ…もだ…としていてめちゃくちゃかわいい…
思い出したらまた読みたくなってきた
ふたりのじれったい色々がメインでありつつ、北欧の暮らしの工夫とか村の人々とのあれこれとか話の展開も上手に進むので最後まで楽しく読める
かなり心に優しい話 ほっこりしたいときに読んでほしい
そしてあかねこさんの絵が良い 民族っぽい服もこもこでめちゃくちゃかわいいしあかねこさんの描く強い女はいいなあ…可愛いなあ…
私はあかねこさんの貴重な長髪イケメン(リツ)が見られて幸せです ド好み
最近漫画化して連載中なのでこれも買わねば…これは電子でなくて紙で買う
一般
ゴールデンスパークル / 鈴丸 みんた
20190124(木)20:15コメントする ( 1 )え~もうめっちゃかわいかった…
性に無知な受ちゃんに無自覚ゲイの攻めがへ~知らないの?こうやってするんだよとかいって色々教える系の話
それが受ちゃんがこまこま(困惑)しながら流されちゃうような…なんだろう…どちらかというとしょたじゃないけどしょたみたいなきゅるるんとした可愛い受ちゃんのよくある漫画ではなくてちゃんと受けちゃんが男子高校生ですんごいかわいい…(?)
おばかではあるけど…素直でいいやつなのが本当にかわいいけど逆にそれが高校生っぽい
妙になつかれちゃって困る攻めがかわいい 攻めがへたれっぽいのほんとうにツボなんだろうな~かなり好みだった
もう少しぶっちゃけた性癖の話をしようと思ったけどやめた…かわいいよね…こういうの他に知ってたら是非教えてください…
BLマンガ
狼の花嫁 / りゆま 加奈
20190124(木)20:14コメントする ( 1 )狼は花の馨りと同じシリーズの別の話
民族系がやはりいい かわいい…
今回はいわゆるふたなりちゃんの話なので人を選びそうだが私は普通に好きなので楽しめた
受ちゃんが不憫でかわいいな~作者さんが健気とか不憫とかな小動物っぽい受ちゃんが好きなのかな
まだ続きがあるっぽくて早く出ないかソワソワしているところ
ソワソワを落ち着かせるために別のBLを買ってしまうのを…やめたい…
BLマンガ
狼は花の馨り / りゆま 加奈
20190124(木)20:08コメントする ( 1 )購入に至った経緯があって話したいけど長くなりそうなのでとりあえず中身の話
おとぎ話みたいな風習を守り続ける特殊な民族系BL
北欧っぽい衣装や小物やデザインがとてもかわいい 健気受けと一途攻めの身分差的なやつ
後半ちょっと駆け足な部分もあったけど心理描写がていねいでわりかしぐっとくるBLだった 好き
そもそも銀髪というか白い髪の子に目が無いので表紙からして おん…かわええやん…となっていた
1巻の表紙見て ちょっとかわいい系の受けちゃんかな~と迷ったんだけど3巻で受けちゃんが成長していて好みど真ん中になっていたので買った
同じ作者さんが同じ世界観の民族で他にもシリーズを出していて、そっちも可愛いのでまた紹介する
空が分裂する / 最果タヒ 他
20190117(木)16:38コメントする ( 1 )最果タヒの詩は好きとか嫌いとかではなくてなんか読んでてわるくないな…と思うことが多くてたまに読む たぶん好き(いきなり書き出しを全否定)
一枚絵を描きたいような情景が浮かぶ詩を書くな~と思っていたんだけどこの詩集ではひとつの詩につきひとりの絵師さんが挿絵をつける試みをしていて、短編集の漫画の上下巻を出したときに恋に落ちた「市川春子」という方が挿絵をつけていたので迷わず購入した一冊
市川春子さんについてはまたいつか…「宝石の国」の連載で大ヒットした方です
めちゃめちゃ人に推したいかと言われるとまたわからんのだけどたま~に夜に適当にページ開いて読むと頭の中にイメージが広がってきてなんか眠れなくなる感じが良いと思っている(?)
癖になるというのかもしれない…
詩はあまり読まないんだけど、宮沢賢治の詩はなぜかめちゃくちゃに好き
最近は、たま~にだれかがツイッターのタイムラインにリツイートしてくれる現代の自由律俳句を見て、最近の俳句って面白いしポンと軽くてたのしい詩がいっぱいあっていいなと思ったりしている一般
トルソの僕ら
20190117(木)15:41コメントする ( 1 )墨佳遼さんというメチャエガウマイ絵師さんの漫画 漫画も構成も他にない設定や世界観もすごく面白いのでおすすめ
絵がうまい…ギリシャの彫刻のような美しい肉体美を描くひと
トルソの僕らは人外と人間の恋愛や友情をテーマにした短編集で、私は特に上巻の「人魚」のおとぎ話にありそう感と、下巻の「トルソの戦士」が美しくて好き
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