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  • うっかりうっかり

    20240423(火)20:47
    「あえてそうしてると誤解するヤツらばかりだから指摘されなかったと思うんだが、指摘させてもらうぞ。シセル。砂が鼻のアタマに付いてる」
    「そうなのか?(全然気が付かなかった…)」
    「そのままでもモンダイはなかったのかもしれないな」
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  • カレの動きは

    20240422(月)21:20
    「シセル。今のカラダの動き、もう一回やってくれないか?」
    「ベツにいいが…どうしたのだろうか」
    「オレがキミをアヤツった時と比べて、キレがちがうなと思ってな。いったいどうアヤツってるんだ?」
    「エモノを獲ることに意識を集中しているな。ジブンだけでなく、相手の動きも予想して動いている」
    「なるほど、経験とカンが必要なんだな。勉強になるよ」
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  • 捜査方法はあらゆる手を使って

    20240421(日)21:01
    「捜査ってのは地道に1歩ずつやるモノよ。気合いと根気が必要な作業ってジョードさんも言ってたわ」
    「それをキミはキチンと守っているワケだな。私が呼び出されたのも、その気合いと根気の結果だろうか」
    「や。あなたがいるといい手がひらめくし、助けてもらおうかなって。ジョードさんもあなたを使うでしょ?」
    「やれやれ、似た者師弟だけあるな。さっそく捜査に出かけるとしよう」
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  • お昼ごはんプレゼン

    20240420(土)21:23
    「わたしのところのお昼は、食パンにシナモンを乗せてトースターで焼いたのよ。ね、ヨミエル」
    「そうだったな。シナモンの甘味とカリッとした食感に対して中はもちっとしてて美味しかったな。オレがやってもいいんだが、シセルが焼くと特に美味しく感じるんだ」
    「なるほど、あたしだって負けていませんからね!あたしの今日のお昼は粗挽きポークウインナーパンでした。食事パンが人気のお店でリンジューさんにおごってもらったんですけど、パリッとした歯応えにマヨネーズとケチャップのアクセントが絶妙で、捜査の合間に食べると特に美味しく感じるんですよ!」
    「そのように聞くと、どちらの昼ごはんも美味しそうだな。パンか…。いつか食べてみたいものだ」
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  • オモチャ事情

    20240419(金)20:33
    「見てください!ボクのお気に入りのオモチャたちです!」
    「たくさんあるな。アンタが愛されてる証拠だろう」
    「シセルさんもお気に入りのオモチャはありますか?」
    「それなりにあるな。ジョード刑事とヨミエルが次々と新しいモノを渡してくれる」
    「いいですねッ。今度一緒に遊びましょうともッ!」
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  • お料理 トマトグラタンの巻

    20240418(木)20:03
    「トマトの上におろしニンニク、白だしちょっとを乗せて、ピザ用チーズをかけたらトースターで焼くんだよ」
    「へえ。トマトって珍しいわね。上手く出来るかしら」
    「ちゃんと調べたから大丈夫だよ。おねえちゃん、カノンを信じて!」
    「カノン様の料理はいつも美味しそうですともッ。ボクもいただきたい限りです!」
    「(全面的に信じている小犬クンがいるな。小さなレディの料理のウデマエは知っている。私も信じて待つとしよう)」
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  • ツメトギから落ちゆく黒猫

    20240417(水)21:22
    「待て待て待てシセル。そのまま行くと落ちるぜ」
    「(しまった!体勢が立て直せない…!)」
    「おっと。猫でもこういうコトがあるんだな」
    「キモチがよくてつい、な。ヨミエルのおカゲで助かった。次からは気を付けよう」
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  • どっちが好み

    20240416(火)21:28
    「リンネ刑事。飲み物はコーヒーでよかったかな?」
    「はい。あと、ミルクと砂糖をもらえますか?あたし、ブラックはニガテで…」
    「ああ。気が回らなくてすまなかった。いくつ必要かな」
    「それぞれ3つください。甘党なのでそれぐらい入れないと飲めないんですよ」
    「わかった。どうぞ、リンネ刑事」
    「ありがとうございます。このコーヒー、いいニオイですね」
    「わかってくれるか。いい豆が手に入ったんで、ダレかに振る舞いたくてね。そこにちょうどキミが来たってワケだ」
    「(…おや。リンネと、ヨミエル。それぞれのカップに入ってる色がちがうな。コーヒーというモノは、ヨミエルのカップに入ってる通り、黒い飲み物ではなかったのだろうか)」
    「あたしのはトクベツ甘くしているから色がちがうのよ。コーヒーってのはそれぞれの好みに合わせて飲むものなの」
    「オレはいつもアタマをスッキリさせるのに飲んでいるから、何も入れないのさ。そうだな…もし。シセルがコーヒーを飲めるとしたら、甘いのかニガイのどちらだろうな」
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  • 小さな女の子と刑事さん

    20240415(月)21:11
    「ねえねえ、おじさん。あたしね、フシギなコトと出会ったの」
    「へえ。どんなコトがあったんだい?」
    「公園でお母さんと一緒におイモを焼いた時ね。あたし、嬉しくてお母さんに見せてあげようと駆けていったんだけど、転んじゃったんだ」
    「それは大変だったな。痛かっただろう」
    「うん。おヒザが痛いしおイモも転がって行っちゃって、泣きたかったんだけど、ガマンしたの。そしたらね、おイモがひとりでにあたしの方にコロコロと転がってきたのよ!」
    「それはフシギだなあ。他にダレかいたのかい?」
    「ううん。おかあさんは見てなかったし触ってないって。どうしてだろうね」
    「…もしかしたら。キミの元に親切なユーレイがいたのかもしれないな。泣かなかったキミを助けたくなったんだろう」
    「ユーレイ?おじさんには見えるの?」
    「ああ。コマッてるヒトを見かけると助けずにはいられないヤツを知ってるな」
    「ふうん。あたしもそのユーレイさんとお話したいな」
    「カレもそう思っているかもしれないな。…リンネ。キミが“運命”を探し求めるのなら、カレも応えてくれるだろう」
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  • 予告状

    20240412(金)23:35
    「怪盗…ね。予告状を出すのはマナーだけど実際来たら大混乱になると思うわ」
    「特別配備が必要だろうねえ。まあ、どんな手を使っても捕まえるつもりだけどさ。ね。ジョード」
    「もちろんだ、カバネラ。シセルくん。悪いがキミのチカラを借りるコトになるかもしれないぞ」
    「それは重要なシゴトだな。ココロしてかかるとしよう」
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  • カギがかかってるトビラに出会ったら

    20240411(木)20:54
    「カギ開けか。ちょっとしたモノなら知識はあるよ。やったコトはないケドね」
    「おお。スゴいなあ、オマエさん」
    「だからさ、ジョード。力任せに壊すのはやめてくれる?」
    「どっちにしろ開けば一緒だと思うぞ」
    「そのあとが面倒くさいんだよね。センパイたちに怒られるんじゃないかな」
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  • 仕草について

    20240410(水)18:48
    「あなたって時々ニンゲンっぽい仕草するわよね」
    「キミたちのコトをよく観察してるからだろうな。それに、あの一夜をニンゲンとしてすごしたのもある」
    「そうなのね。特にヨミエルさんに似てるのも頷けるわ」
    「カレとは長く暮らしているからな。そのうち、キミと似てる仕草も出てくるかもしれない」
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  • 言い方伝え方

    20240409(火)22:29
    「ありがたきハピネスだね」
    「ぶっ。あ、アンタ。本気で言ってるのか?!いくら何でもそれはないだろう」
    「そうかい?コトバに笑いは必要だよ」
    「ヨミエル。今のはいったい何がおかしかったのだ?」
    「ああ。この警部さんは、横文字をヘンな風に使ったんだよ」
    「よこもじ…」
    「本当なら『ありがたき幸せ』と言うモンだ。いつも言ってる“ラブリー”も、実は使い方がおかしいんだがな」
    「そうした方が伝わると思わないかな。『ストップザ息の根』なんて陽気になるよ」
    「それは…『息の根を止める』だな。直接言うより柔らかくなってるのだろうか」
    「オレはそうとは思わないな。ダマされるなよ、シセル」
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  • アヤツルのは慎重に

    20240408(月)20:33
    「ここにキミョーなモノがある。試しにアヤツってみるのも楽しそうだ。クセになりそうだな」
    「あなた、そういうヘンなの好きよね」
    「こういうモノは動きが予想できないのがいい。つい。いじりたくなるな」
    「そのキモチ、わからないでもないわ。あからさまなスイッチがあると、つい。いじりたくなるもの」
    「その結果。もしキケンな目に遭ったら、私の出番になるワケか」
    「や。そうなったら面目ない!頼りにしてるわよ」
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  • 警察のチカラは

    20240407(日)20:44
    「期待してるぜ国家権力」
    「期待されてるのは嬉しいねえ」
    「プレッシャーをかけているんだ。勘違いしないでくれよ、警部さん」
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  • 刑事バッジをプレゼント

    20240406(土)21:16
    「キミにこの刑事バッジをあげよう。迷子を見つけてくれたお礼だぞ」
    「お。あたしと同じだね、キミ。似合ってるわよ」
    「リンネはそのバッジ歴長いなあ。キミにも新しいヤツをあげようか」
    「いいんです。あたし、このバッジに思い入れがあるので!」
    「ねえ。大切にしたら、おねえちゃんみたいに刑事さんになれるの?」
    「きっとなれるわよ。キミを待ってるわね」
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  • マジシャン

    20240405(金)18:13
    「シセル。この道具たちを覚えているか?」
    「トランプや、小さなボール。リングに、ハンカチ…。これはたしか…“マジック”に必要なモノたちだったか」
    「そうだ。懐かしいな。昔、キミと一緒に通行人相手にマジックを披露したんだったか…。タネも仕掛けもないという触れ込みで見せていたが、改めて思い出してみても“死者のチカラ”はベンリなモンだ」
    「見物してたヒトたちは絶賛していたな。あのままマジシャンを目指してもよかったのではないだろうか」
    「いいや。不老不死なオレがあれ以上目立つメリットはないさ。暮らしていけるだけのささやかな金が稼げればいい」
    「そうだったのか。私としては、色々なヒトに構ってもらえて嬉しかった覚えがあるな」
    「そういえば大人気だったな、シセル。あの日々を成功させていたのはキミの助けもあったからだ。また2人でマジックでもするか?」
    「今度は私が“チカラ”を使うのだな。リンネや、ミサイル、カノン嬢。ジョード刑事とカバネラ警部にも見てもらうのはどうだろうか」
    「“チカラ”を知ってるヤツらか…。よし。とっておきを披露してやろう」
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  • 逆ギレ犯人に反論するなら

    20240404(木)21:14
    「クソッタレ警部め!お前の大切なヤツを傷付けてやる!」
    「大きく出たねえ。やれるならやってごらんよ。キミにわかるワケもない」

    「座っているだけしかできないエンジニア風情が!お前の大切なヤツを傷付けてやる!」
    「言ってくれるな。その前にアンタがそんなコトをできないようにしてやるぜ」
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  • ぬいぐるみとボク

    20240403(水)20:35
    「見て!UFOキャッチャーでポメラニアンのぬいぐるみをゲットしたのよ。カワイイでしょ」
    「待ってくださいリンネ様ッ!ボクの方がカワイイですともッ」
    「あからさまにヤキモチを妬いてるな。ミサイルのキモチ、わからないでもないが」
    「あたしとしては、どっちもカワイくて好きなんだけどな」
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  • お散歩と休憩

    20240402(火)18:46
    「正面からくるのは、我々と同じく散歩中のリンネとミサイルだな」
    「あ!シセルに、ヨミエルさん。最近どうですか?」
    「まあまあといったトコロだな」
    「やあリンネ刑事。この小犬くんはいつでもいいエガオだな。避けるに避けられなかった」
    「ミサイル、ヨミエルさんが気になるみたいですね。何か食べモノを持っているんですか?」
    「この後ベンチでサンドイッチでも食べようと思っていたんだ。リンネ刑事もどうかな」
    「え。いいんですか?ありがとうございます!ね、ミサイル」
    「とてもかぐわしいニオイがしますともッ」
    「(シッポをイキオイよく振っている。どうやら、にぎやかなランチになりそうだ)」
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  • エイプリルフール

    20240401(月)21:07
    「(今日はウソをついていい日だが、コアで繋がってるとココロのコエでウソがバレるな)」
    「そうね。あなたの思ってるコトが丸わかりだもの。カンタンにはダマされないわよ」
    「そうか。とあるハンバーガーショップがボリュームのあるハンバーガーを出すそうだが」
    「……食べモノ系のウソって、何でそんなにもおトクで美味しそうなのかしらね」
    「おそらく。相手も食べてもらいたいと思って出しているのではないだろうか」
    「企業努力ってヤツね。ちょっと、現実にしに行ってくるわ」

    「今日は年度始めッスか。マジメにシゴトしますかね」
    「き。き。キミッ!遂にココロを入れ替えたのですね!立派になっちゃって、本官。胸がいっぱいですッ!」
    「や。センパイ、今日はエイプリルフールでもあるんスよ。嘘ッス。マジメにやるワケないじゃないッスか」
    「ああああッ。本官だってウソをつきますよ!シゴトやめます!!」
    「シゴト人間なセンパイがやめるワケないじゃないッスか。ウソが下手ッスね」

    「今日はトクベツだぜ。リンネ刑事。アンタを救うとしようか」
    「あれ。ヨミエルさん、いつしんじゃった…いいえ。シセルね、あなた。やればできるじゃない」
    「シセルくんか。そっくりだな。そういうカレも見てみたいとモンだ」
    「ミスター・ゴーストか。ボクもダマされるところだったよ」
    「(ヨミエルのマネをしてみたのだが…案外ムズかしいモノだな)」
    「いや。上手いというウワサだぜ、シセル。よく見ているんだな」

    「カバネラ警部をダマせたら金一封だそうです!本官も挑戦するであります!クマが出たそうですよカバネラ警部!」
    「そんなワケないじゃないか。ショーコを持っておいでよ。もしかしたらキミの荷物を漁っているかもしれないよ」
    「そ、そんな…!ダマされたー!」
    「次々とやって来るけど、みんなカバネラさんに勝てないのよね…」
    「それにしても大人気だな。ココロなしかカオが輝いているように見える」
    「…………」
    「(ヨミエルはだんまりか…。明らかに関わりたくないといった様子だな。そっとしておこう)」
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  • パートナーとの関わり方

    20240331(日)16:05
    「今日はハトくんがいないみたいだけど、どうしたのかな?」
    「絶賛ケンカ中だの。アタマに乗りたくないらしい」
    「仲良さそうに見えて、そんな時もあるんだね。ひょっとして、インセキばっかり構ってるからじゃない?」
    「そんなコトを言ったらアンタとの接点もなくなるがな」
    「ジョーダンだよ。…でもさ。ボクが言うのも何だけど、一緒にいれる時間を大切にした方がいいよ。いつ、何が起こるんだかわからないんだからね」
    「…アンタの用事が終わったらゴキゲン取りでもするかの。ドバトはなでられるのが好きなんだ」
    「おお!ゼヒともやってくれよ、ジイさん。今日の研究は早めに切り上げるとしようか」
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  • 美味しく食べれる分量

    20240330(土)18:29
    「んー!このメロンパンみたいなシューってヤツ、美味しいわね。もう1個買えばよかったかな」
    「おねえちゃん、カノンの分も少し食べる?」
    「ううん、いいのよ。食べモノっていうのは美味しさの分量が決まってるモノなの。カノンが全部味わってちょうだい」
    「その食べモノの法則、わかる気がするな。少しだけでも満足する時がある」
    「まああたしはいっぱい食べちゃうタイプなんだけどね。帰りにまた寄ってこようっと」
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  • 人質か、ハンニンか

    20240329(金)21:38
    「ジョードさん!あとで助けてもらいますから、今は撃ってください!」
    「…わかった。すまない、リンネ」

    「さっき説明した通りだ、シセルくん。人質に取られたリンネを助けてやってくれ」
    「モチロンだ。私を信じてくれた女刑事さんに応える必要がある。アンタは《死》がなくなった世界で待っていてくれ」
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  • 女子会しよう

    20240328(木)21:19
    「やっぱりカラオケに来たらハニートーストを頼まなきゃ!」
    「リンネ刑事ってよく食べますよね。実際に見てビックリしました」
    「あなたこそいい食べっぷりよ、メメリさん。さすが特別捜査班のあたしと言われるだけあるわ」
    「そうホメられるとテレちゃうカモ。今日は存分に楽しみましょうね!」
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  • 指定席はどこ?

    20240327(水)20:10
    「黒猫クン、いつもアナタのイス取るわよね」
    「こうなるともう、アイツにあげてもいいんじゃないかと思えてきたよ」
    「ふふ。あのコ、アナタのニオイが好きだものね」
    「そうだな。ソファーに移動したらコッチに来そうな気がするが、今日は好きな場所にいさせようか」
    「(…さて。フィアンセ氏とヨミエルの許可を得たコトだし、エンリョなくくつろがせてもらうとしよう)」
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  • 割り切れるコト、割り切れないコト

    20240326(火)17:46
    「《新しい現在》でカバネラ警部にしねと言う気はないが、ころしてやるという気になった事はあるな」
    「何だって…?(そんなコトがあったのか…)」
    「今はだいぶ薄まったから大丈夫だ。キミがチカラを使うコトはないな。そもそも、アイツがキミに救われるという事態が気に食わないんだ」
    「…私は目の前の《死》を見逃すことはできない。たとえ、ヨミエルが嫌っている相手でもだ」
    「ああ。オレにはオレの、ヤツにはヤツの事情がある。全て理解するのはムリでも見てみないフリはできるさ」
    「いつか警部さんと肩を並べる日がくるのだろうか」
    「そうかもしれないな。その時は側にいてくれ、シセル」
    「相棒としてトーゼンだ。いつでもキミの元へ駆けつけよう」
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  • たまには程よい距離感で

    20240325(月)17:36
    「ヨミエルは…絵を描いてるところか。ならば、イスの上で待つとしよう」
    「せっかく来たのにかまえないで悪いな。なでるのは後でもいいか?」
    「構わない。むしろ今はこの距離感がちょうどいいと感じていたところだ」
    「たまにそういう時があるよな。お互い干渉せず、好きな時間を過ごすのもいいモンだ」
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  • 死者のチカラのセンパイ

    20240324(日)16:36
    「見てみろシセル。コレをアヤツルとなると、相当気を遣わなければならないんだ」
    「フクザツな歯車たちがフクザツな動きをしているな。ひとつアヤツルのでは足らなそうな気がするが…」
    「そうだ。前にオレがやっていたように、同時に動かす必要がある。それに、タイミングも重要だ。指示するから、まずはトリツいてみてくれ」
    「“死者のレッスン”の始まりだな。よろしく頼む、ヨミエル」
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  • 遊びませんかッ!

    20240323(土)18:56
    「こう!どうですか!どうですかシセルさんッ!」
    「いきなりなんだミサイル。私はのんびりとしていたいのだが…」
    「まだ真っ昼間ですし、一緒に遊びませんかッ。追いかけっこなどいかがでしょう!」
    「エンリョしておこう。私のコトは気にせず、走り回ってくるといい」
    「そんなコト言わずにどうですかッ。いい運動になりますよッ」
    「(やれやれ。小犬クンは元気がありあまっているな。私としては、こんな穏やかな日は静かに過ごしたいものだ)」
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  • 運命が変わっても

    20240322(金)17:00
    「何だかんだで、あたしってまた犬を飼ったのよね」
    「そうだな。リンネはあの小犬クンを覚えていたのだろうか」
    「そういうワケじゃないんだけど、シゴト帰りにふとペットショップに寄ってみようかなあと思ったコトがあったのよ」
    「そこでミサイルと運命の出会いを果たしたのだな」
    「ええ。警官として順調だったんだけど、生活に彩りが欲しくてね。金魚や鳥を見ようかなと思ったら、1匹のポメラニアンと目が合っちゃったの。そしたらその瞬間『リンネ様ッ!ボクです!ミサイルですともッ!!』と言わんばかりにホエてくれちゃって。鼻面をめり込ましてるし何だか目が離せなくて、店員さんに頼んで抱っこさせてもらったら、あの子。またあたしのバッジを噛みちぎったのよ」
    「暴れん坊っぷりは運命が更新されても健在のようだ。それでもまた、一緒に生活することを選んだのだな」
    「もちろん。だって、運命が変わってもあたしの大切な家族なのは変わらないもの。バッジを破られたのは悲しいけど直せるし、多少のやんちゃっぷりには目をつぶるわ」
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  • アシタールの効果

    20240321(木)18:11
    「(ヨミエル、見てくれ。立派なエモノを持ってきた。駆け回っていたチュウチュウ氏を、アンタの代わりに捕まえたんだ)」
    「シセル…キモチは嬉しいんだが近づけてくれるなよ?ネズミくんが可哀想なコトになる」
    「(あまり喜ばないな…。何か事情がありそうだ)」

    「……というコトが運命が変わる前にあったのだが。本能を抑えるのは大変だな。アシタールの影響がないよう加減すべきか」
    「あなたもネズミくんも生きるのに苦労してるというのはわかったわ」
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  • 幸せのおすそ分け

    20240320(水)16:31
    「ドーナツを買ったのか!」
    「そうよ。いいでしょー!」
    「リンネ。あの少年と知り合いなのだろうか」
    「ううん、全く知らない子。でも、幸せを分け合えるっていいよね」
    「そうだな。今日はドーナツパーティだったか。ココロ振るわせるドーナツとの出会い…。どんなのがあるか、私も楽しみにしておこう」
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  • 手を貸そう

    20240319(火)17:06
    「…カバネラ警部。アンタ、まだ生きてたのか」
    「あいにく、まだやるコトがあるんでね。ちょうどいいや、ヨミエル。ちょっと手を貸してくれるかい」
    「イヤだね。アンタならそれでも動けるだろう」
    「そこを何とか」
    「必死だな」
    「“チャンス”を逃すよりいいだろう?」
    「…たしかにな。貸しひとつだ、カバネラ警部。覚えておいてくれよ」
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  • 花粉が飛びます

    20240318(月)18:12
    「すみません、カバネラ警部。花粉が飛ぶんで動かないでもらえませんか?」
    「あっはっは!ゴメンねえ。ボク、花粉に強いからさ。こう、動かずにはいられないんだ」
    「…………」
    「ま。頑張ってよ。春なんてあっという間に過ぎるモンだからね」
    「頑張ってくださいよ、リンジュー刑事。あ。テントウ虫、しかけちゃいますか?」
    「メメリ…キミは悩みがなさそうでいいな…」
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  • 若い頃の刑事らは

    20240317(日)18:21
    「デカい図体してるねえ、キミ。いざという時動けるのかい?」
    「モンダイないな。そう言うそっちはノリもカラダも軽そうだ。ちゃんとハンニンをタイホできるのか?」
    「ボクだってモンダイないよ。期待以上に動けるからさ」
    「そりゃあ楽しみだ。シゴトが待ち遠しいな」

    「なんか最近2人で動くの多くなったね、ジョード」
    「その方が効率がいいからだろう。気を引き締めて行くぞ、カバネラ」
    「はいはい」

    「キミのピンチにボクが逃げると思ったかい?ジョード。いや、こう言うべきかな。相棒」
    「いいや。オマエさんならやってくれると信じていたよ」
    「OK、ラブリーだ。張り切って行こうか」
    「ああ。一緒にやり遂げるぞ、カバネラ」
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  • 夕食をいただこう

    20240316(土)16:37
    「巨大ハンバーグに、巨大軍艦巻き。それに大盛りカレー。これだけあれば夕食としてカンペキね」
    「おねえちゃん!こんな量食べきれないよ!」
    「料理は己の欲望を満たすためにあるのよ。このぐらいあたしなら軽くいけるわ。カノンもがんばって!」
    「うううん、夢に出てきそう…」
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  • 昨日はホワイトデーでした

    20240315(金)17:58
    「今夜空いてるかい?チョコのお礼にディナーをゴチソウしよう」
    「え。えっと…それっていっぱい食べられますか?」
    「質より量だねえベイビイ。モチロン。ケーキバイキングが付いてくる」
    「やった!ありがとうございますカバネラさん!」
    「何だ先越されたか。リンネ。明日はヤキニクに連れて行ってやるぞ」
    「おニクですね!ジョードさんと食べるの、楽しみにしてます!」
    「エガオが眩しい大食いな女刑事さんでも、流石に同じ日に平らげるのはムリなのだろうか」
    「あ、シセル。ベツにそういうワケじゃないけど、楽しみは続いた方がいいじゃない?」
    「なるほど。そのキモチ…わかる気がするな」
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  • 汚せ!暴れろ!

    20240314(木)19:46
    「ポメラニアンが主役の、泥やペンキをぶちまけるゲームだそうだ。紹介通り、盛大にぶちまけているな」
    「何だか楽しそうですねッ。とてもキモチよくなりそうです!」
    「こんなの実際にやられたら、たまったモンじゃないわ。いい?ミサイル。もしこんなコトしたらお風呂の刑だからね」
    「そんなッ!?カンベンしてくださいリンネ様ッ!」
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  • タヌキと猫

    20240313(水)18:04
    「おい、アンタ」
    「………」
    「アンタ。聞こえているだろうか」
    「……はっ。お、オイラのコトを呼んでる?」
    「そうだ。ココにいるのはアンタだけなのだからな」
    「そ。そうなんだ。オイラ、あまりの天気のよさにここでウトウト昼寝をしていただけなんだけど…。………」
    「(また寝てしまったな…)おい、アンタ。起きてくれないか?」
    「は、はいっ。オイラ、タヌキと言います!」
    「それは…見ればわかるな」
    「へえ。それで、アナタはタヌキではないような…」
    「…見ての通り、私は猫だ(どうやら。かなりマイペースな生きモノらしいな)」

    「寝るだけ寝て、食べるだけ食べたら行ってしまったな、タヌキ氏。一体、何だったのだろうか…」
    「さあ。あたしにわかるのは、“何でもアリ”な生きモノだというコトね」
    「イヌのボクでも戸惑うイキオイですとも」
    「…おそらく。あのマイペースさがカレのフツーなのだろうな」
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