映画録
今の気分に合う映画を探すときに役に立つかと思い、私の主観でカテゴリを下記でわけています
・さっくり:サクッと観れる。時間あいたからなんか観るか程度の時に
・じっくり:映画を観たい気分の時に。
・よっぽど暇:たぶん観なくてもいいがよっぽど暇でどうしても気になったらどうぞ系 まじで内容が薄かったり、めちゃ胸糞だったりするものにつける
3つめについて、私はどんな映画でもみどころはあると思ってるので大概観るが、他の人なら1から10までつまらないかもしれない映画につけたりする
他にも「気分を上げたいとき」とか「泣きたい時」みたいなものもつけてみようか検討中。私の感想であって批評じゃないから映画を観たいときにここのログが参考になるかは微妙だけど…
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記事一覧
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
20190414(日)19:20コメントする ( 1 )世紀を越えたBL(ML)…………
映画好きな人と話すと必ずと言っていいほどおススメされてきたので絶対に私の好みなんだろうなと思っていた
良かった…美しいものしか出てこない(ヴァンパイアものなので血やちょっと怖いシーンはある)
(私はあらすじをうまく紹介できないので、これからはWikipediaから引用させてもらうことにします…)
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カリフォルニア州サンフランシスコ。
とある建物の一室で、野心的なライターの青年ダニエル・マロイ(クリスチャン・スレーター)は用意したテープを回し、黒髪の青年紳士ルイ(ブラッド・ピット)へインタビューを始める。
「私はヴァンパイアだ」
ルイは、200年というその驚くべき半生を語り始める。
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主人公と、主人公をヴァンパイアにしたもう一人のヴァンパイアと、お人形みたいに美しい女の子が出てくるので、萩尾望都のポーの一族が好きな人はぜひ観るといいと思うしこれが好きならポーの一族も読んでほしい
別にこの映画にかかわらずポーの一族と萩尾望都は読んでほしい(その話はまた本録のほうで機会があったら)
ラストが好きすぎる。それがなければ悲劇やしんみりした話といった感じで終わってしまって、悪くないのだが、たぶんなんとなく物足りなかったろうと思う
ちゃめっけというか、愛嬌というか、憎めない映画だ
(あらすじ / wikipedia - インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアより引用)ホラーじっくり
アメリ
20190414(日)17:05コメントする ( 1 )この間お洗濯ものをたたみながら流し見できるものをと思ってついに観た
ずっと観たいと思っていたがなぜかためらっていてずっと観られていなかった映画だ
色が美しい…普段あまりどこの国の映画なのかは気にせず観てるけど、フランス映画はなんとなくとっつきにくいというか抽象的な印象があって多分なんとなく敬遠していた気がする
どのシーンできりとってもさまになっていた
緑と赤がテーマカラーで、映像方面はさっぱりなのでどうやってあんなに画面の色を完璧にコントロールしているのか全くわからん
今後も何か作業するときになんとなしに流しておきたい映画だ うつくしかった…
良い気分になりたい時に観るといいアート映画です
今、生活のほうはいろいろと立て込んでいて考えることにつかれているので、こんなかんじにゆったり観られる映画はないかゆるぼしてみたら
信頼している映画ソムリエからおススメをいっぱい教えてもらったので、それらもまた観たいと思う
長い付き合いなのもあると思うが、このへんの作品はすでに知っているだろう、こういったのを求めてるだろうと的確に良作をすすめてくれるので本当にうれしい
(ガタカやトゥルーマン・ショーなどもこの人から教えてもらった)
中身の話を全然しないのは、海外の、とくにヨーロッパの物語は
私の何かの感覚が欠けているのか日常の感覚がつかめないことが多くて、例えばいくつくらいの女性の物語として観ればいいのかといったことがわからず感想が言えなくなってしまうからだ
「アメリ」は社会に出たての20代の女性で…これまで男性ときちんと向き合ったことがなく自分の恋愛が不器用で…といったことはわかるんだけど…ちょっとした時の表情とか言葉の意味とかが、
なんていうんだろうピンとこないというのもまた違うんだけど…読み取れなくて難しい
頭が固いのだろうなあとおもう
こういうとき人と一緒に観ていると、今のってどういう気持ちだと思う?とかなぜ笑ったんだろう?とかいう話をいろいろできて、何が正解というのもなく、あたらしい視点に気付けるのでとても楽しい
価値観や読解力がだいたい同じくらいでありつつ私とはまるで反対の気質をもった人間がそばにいてよかった(唐突にのろけ)恋愛さっくり
シンゴジラ
20190327(水)08:27コメントする ( 1 )某騒動で観られなくなる前にとゴジラファンの同居人がBDを買ったので一緒に見ました
ゴジラ、子供のころはテレビで流れていた映画を見ていた気がするが、小学生くらいまで自我がなかったのでほんとに全然覚えていない
モスラの…なにか歌だけはやたら覚えている
感想としては、普通に面白く見られた
キャラクターが濃くていいね 2時間短くて、もっとそれぞれのキャラクターの活躍を見たかった
役者さんの演技がすごくいい
びっくりするほど私は、特に日本の芸能に疎くて、有名な役者さんでも名前と顔が一致しないし「よく見る人だな…」程度でしか認識できないのだが、有名な役者さんの演技はシンゴジラに限らず観ていて圧倒される
ものすごい早かったな~セリフが…多い…ゴジラの生物学的側面に関して面白い話をしていた気がするので、日本語字幕版でもう一回観たい
政治や、国の上のほうの仕組み(語彙)についても正直全然理解してないので、偉い人がいっぱい出てくるのも楽しかったです
実際のところどうかしらんが、あんなに少ない情報しか上がってこないのだろうか…
特典映像も別ディスクでついてるので観るのが楽しみ
時間があるときにぼんやり観たい
じっくり
フォレスト・ガンプ / 一期一会
20190124(木)20:30コメントする ( 0 )かなり好きな映画であらゆる人に勧めてる気がする
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」がめちゃくちゃ好きで、同じ脚本家だから好きかもと勧められて観たのがきっかけ
ベンジャミンバトンは、フォレストガンプでやりたかったテーマがさらにブラッシュアップされて完成されてる感があるので、もし興味があればそっちも観て欲しい せつない。青春ってうつくしい。
ヒューマンものでは名作として知られてる方だと思うので内容は割愛して私が好きな部分を語る
わりかし人生が苦しく、この先には一本しか道が無く、踏み外したら取り戻せないような気がしていた学生の頃に観たので、未来を明るく感じるきっかけの一つになった映画
フォレストの人生は行き当たりばったりなところもあるが、重要なのはできるかどうかでなく上手くやれるように自分なりに頑張ってみることなのだなと思うようになれた
辛いこともあるけど彼はいつも人生を楽しんでいるようで、そこが好き
そこまで波乱万丈には生きられなかったけど、これからも新しい何かに触れる機会があるならできるだけ挑戦して世界を広げてみようと思える映画(私の場合は…)
ちょい昔の映画で、あちこち当時の価値観が残っているので人によってはそのへん気になるかもしれない
最後の方にちょっとだけ私の話を載せる
私はずっとあきらめの人生を送っていたのだが、やりたい仕事につく人とつけない人の違いはただやってみようとしたかどうかだと思いなおし、やってみようと方向転換してよかったと心から思う
これまでの考え方をふりきって飛び込むのは本当にめちゃくちゃ怖かったしGreeeenとかいうバンドの言葉にすがるくらいには(失礼)勇気がいった
映画だけでなくて考え方がかわるきっかけになった出来事が学生時代には色々あって、いろんな人と話してよかったし、クズみたいな働き方だったがバイトをやってみてよかった
この年になるとまた色々なことをやるのに腰が重くて動かなくなってきていて…でも久々にこの気持ちを思い出したのでまた頑張ろう…人生あんがいなんとかなるヒューマンじっくり
MAD MAX 怒りのデスロード
20190124(木)20:06コメントする ( 1 )サイコーの映画なのをわかってほしい 観ればわかる
一言でいえばバカみたいな映画なんだが美術、世界観、映像、音楽のクオリティが天元突破しているので、逆に中身が単純なおかげで観ているこっちも頭を空っぽにしてのめりこめるのが素晴らしい
何も考えなくていい 感じろ…生命の輝きを…と精神に直接ぶっこまれてくる感じ
私のお気に入りはギター男です。彼がいないとデスロードは始まらない
単純だけどストーリーも普通に面白いので楽しんでください。主人公のマックスがほんとSAN値ひとケタみたいな感じで常に精神がギリギリでかわいそう。
SFアクションさっくり
ラ・ラ・ランド
20190124(木)20:04コメントする ( 0 )これもまあ美術がうつくしい映画。こないだ見たばかり
世間ではなかなか高評価だったけどまあいいんじゃないかというきもち。普通に面白い
評論家ではないので高/低評価といわず、私的に好きだったな部分と気になる部分を分けて語ろうと思う
みどころとしては”レトロっぽい雰囲気”じゃなくて完全にレトロな撮り方と演出で古い映画にしてきたところ
やりたかったんだろうなあというのが伝わってきた セリフ回しとかストーリー展開もそんなかんじ
ミュージカル映画ときいていたがそれについては気になった部分のところで喋ることにする
出だしと、最後の方に歌って踊って画面も楽しいシーンがあって良かった
あとは美術かな…古い・ミュージカル的舞台美術を意識しているからか背景が舞台に描かれた絵みたいにうつくしいシーンが多かった
特に夜になりかけの紫色の空が印象に残ってて、コンセプトアートや映画の美術に関する本が出てたらちょっとほしいくらい好きだった
気になるところは最後の方に載せときます
ネタバレがあるかもだし、せっかくの映画を楽しめなくなったらいやなので鑑賞後にそれでも気になったらどうぞ
▼open
恋愛さっくり
千年女優 / 今敏
20190111(金)15:30コメントする ( 1 )ひとつめを何にしようか迷って今敏
話の内容のネタバレにはなっていないけどどんな面白い表現の映画かというところでネタバレかもしれない
「パプリカ」の監督の映画 実は有名なのに一本も見たことがなくて、たまたま登録してた動画配信サイトに今敏がいくつかあったのでいっちょ観るかと見始めたらまんまとハマってしまった
千年女優は、芸能界を引退して久しい大女優がインタビューに答える話で、確かインタビューする記者が是非渡したいものがあるとかいって小箱に入った古い鍵を女優に渡すのだが、それを開けてみた女優が懐かしそうに自分の半生を語っていくという感じ
今敏といったらパプリカなのかなと思うが、あの現実と夢の境がわからなくなって一緒くたになってしまう感じが千年女優にもあり、タイトルの由来にもなっている
女優が自分が演じた映画の役の思い出と一緒に半生を語るのだが、映画の世界と現実の世界を行き来しながら語る表現が面白い
あまり役や場面ははっきり覚えてないけど、例えば時代劇の中で町娘姿の女優が鍵の思い出を語り、あるときははいからさんのような姿で汽車に乗りながら鍵をくれた人のことを想う場面があり、また今度は近未来的な場所でロケットに乗り込む隊員であり…というような感じで、映画の中で女優は様々な役の姿になって、まさに彼女が千年を生きてきたような感覚を覚える
アニメでしかできない表現で唯一無二の映画を作ったなあと思います。静かだけどドラマチックでおすすめ。
あとパプリカと同じくこの作品も平沢進がメインテーマを担当してます。他の誰にも作れなくてこれもぴったりの楽曲だ
アマプラになかったのでブルーレイを載せますがネトフリかなんかで見てください
アニメじっくり