トリガー

玄関先に立つ彼女の姿が昔と重なった。あの頃、たまらなく好きだった光景。今でも、同じように好きなのだと実感する。彼女には伝えていなかったこと。分からなくても良いことだった。あぁ、でも。数年ぶりの光景がこんなに愛おしいのなら。──いっそ全部、伝えてしまってもいいのかもしれない。

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