Until I'm next to you again

仙道彰くんともう一度恋をするお話
デフォルトネーム「結城 すずね」
※現代設定
※仕事内容等諸々捏造、ご都合展開過多
※名前の無いモブが登場します

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目次

  • はじまりの合図

    突然の来訪者を告げるインターホン。気だるさを感じながら応答したインターホンのモニターに映った顔と声を聞いた瞬間、玄関へと向かっていた。それは紛れもない数年越しの合図だった。

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  • つめたい、あたたかい

    はじめからやり直そうと思っていた。やり直すだけではいけないのだと、不安になるぐらい静かに眠っている彼女を眺めながら思う。安心したい。安心させたい。そっと握り締めた彼女の手は、寂しいとさえ感じてしまうほどに冷たかった。

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  • close yet far

    あの時の決断を後悔したことは無い。それでも時々、あの時こうしていたらと考えることがある。時折寂しそうな表情をする彼女はこちらを見ているようで見ていなくて、そんな表情をさせてしまっているのは自分だから。なら、彼女の心を解きほどくのも自分でありたかった。

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  • トリガー

    玄関先に立つ彼女の姿が昔と重なった。あの頃、たまらなく好きだった光景。今でも、同じように好きなのだと実感する。彼女には伝えていなかったこと。分からなくても良いことだった。あぁ、でも。数年ぶりの光景がこんなに愛おしいのなら。──いっそ全部、伝えてしまってもいいのかもしれない。

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  • 知っていてほしい

    「……あーあ、振られちまった」
    誰も居なくなった教室でぽつりと呟く。机の上に広がったままの日誌に、転がったままの鉛筆。日誌に記された書きかけの文字をなぞって、眩しさに目を細めた。

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  • 花が舞う。君を想う。

    劇的な一目惚れをした訳でも心を掴まれる大きなきっかけがあった訳でもない。ただふと、彼女のことが好きだとそう思った。

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