気高き華【ボス主 ← ベリアン & アモン】
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「ん、あ……? ベリアンさん、主様知らねえか?」
そう、俺が呟いてすぐとらえたのは、ドアの開閉音と。
「ボスキくん……主様なら、」
現在、時刻十四時。
五月に入ったばかりの午後は肌寒いという気候ではなく、
窓の外からは暖かな陽光が降り注いでいた。
「あ、ボスキ! ここにいたんだね」
ふふ。なんて微笑みながら、やや呆然と立ち尽くしている俺の元へとつま先を目指す。
「大丈夫だ。もうあんたを置いてどこにも行かねえよ」
「……そう言っていつも無茶するのは貴方じゃない」
「それはあんたを守るために……て、おい! 俺が悪かったから拗ねないでくれ」
むくれた表情に、俺は主様の手をつかんだ。
さらりとした青灰色の髪を撫でていると、彼女とともに部屋へと入ってきたアモンが笑う。
「おふたりとも、そこでイチャつかないでくださいっすよ」
そう言って、からかうようにまた笑う。
「おいアモン……これの何処がそう聞こえたんだよ」
「どこって……全部っすよ全部。
特に、君を置いて、もう何処にもいかないさ……!のとこ辺りっすかね〜。」
「お前なぁ……変な脚色入れるなよ」
「あ、そういえば。アモン……さっきはありがとう」
「っておい、主様? スルーしないでくれよ」
「ごめんなさいボスキ、貴方を探すのを手伝ってくれてたの」
「いえ、オレは………、」
向けられた微笑に、ふいと視線を解く。
みずからの項に手をかけ、その頬が熱を宿していた。
そう、俺が呟いてすぐとらえたのは、ドアの開閉音と。
「ボスキくん……主様なら、」
現在、時刻十四時。
五月に入ったばかりの午後は肌寒いという気候ではなく、
窓の外からは暖かな陽光が降り注いでいた。
「あ、ボスキ! ここにいたんだね」
ふふ。なんて微笑みながら、やや呆然と立ち尽くしている俺の元へとつま先を目指す。
「大丈夫だ。もうあんたを置いてどこにも行かねえよ」
「……そう言っていつも無茶するのは貴方じゃない」
「それはあんたを守るために……て、おい! 俺が悪かったから拗ねないでくれ」
むくれた表情に、俺は主様の手をつかんだ。
さらりとした青灰色の髪を撫でていると、彼女とともに部屋へと入ってきたアモンが笑う。
「おふたりとも、そこでイチャつかないでくださいっすよ」
そう言って、からかうようにまた笑う。
「おいアモン……これの何処がそう聞こえたんだよ」
「どこって……全部っすよ全部。
特に、君を置いて、もう何処にもいかないさ……!のとこ辺りっすかね〜。」
「お前なぁ……変な脚色入れるなよ」
「あ、そういえば。アモン……さっきはありがとう」
「っておい、主様? スルーしないでくれよ」
「ごめんなさいボスキ、貴方を探すのを手伝ってくれてたの」
「いえ、オレは………、」
向けられた微笑に、ふいと視線を解く。
みずからの項に手をかけ、その頬が熱を宿していた。