第4章 病魔 前編
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青のレジメンタルストライプ模様の入ったノッチトラベル(ジャケットの襟部分)のほどこされた
紺色の魔導服のジャケットを肩掛けスタイルに着こなし、
そのテイル部分には群青色の地に瑠璃紺色の蜘蛛の巣の模様が刺繍されている。
刺繍と同系色のシャツの袖を七分丈に腕まくりし、右手には青い手袋を付けている。
その左腕は銀製の義手となっており、
シャツには白と黒のレジメンタルストライプ柄のネクタイと褐返色のベストを合わせ、
黒曜のベルトに彩られた脚衣は花浅葱色の地に白のピンストライプ模様で、
それにミドル丈(ふくらはぎの途中まで覆うタイプのブーツ)の
スキャロキャップカット(ブーツの履き口が山形・波形・尖りになる装飾的カット)が印象的な
白いポインテッドトゥ・ショートブーツ(つま先が尖っているタイプのブーツ)を合わせている。
ブーツのアッパー(甲〜筒部分全体)の中心には黒いロザンシュ(ダイヤ型の装飾)がほどこされ、
そのアウトソール(靴底)とヒール部分は黒で、彼が歩く度にカツ、カツ……と打ち鳴らした。
「ボスキ……。」
腰の辺りまでの長さで揺れる紺碧色のポニーテールを揺らしながら、彼が近づいてくる。
何だか気恥しくなって、視線をさ迷わせる彼女に、ボスキはニヤリと笑いかけた。
左目に向かい流した白いメッシュ入の前髪の狭間から見える白い半仮面と、
傷のない右のペリドットの瞳が少しだけからかうような光を宿している。
「悪ぃな。昼寝していたらあんたの声が聴こえたから」
ガシガシと頭を搔きながら告げる。
それからシロツメクサの指輪に視線を留めた。
「主様……その花が好きなのか?」
うん、と彼女が唇をひらく。
「祖母と過ごした森にたくさん咲いていたの。
とても大切な、思い出の花よ」
そう言って微笑う瞳が優しい煌めきを宿している。
けれどなぜか、そのさまが。
思い出を懐かしむというより、遠い記憶を追い求めているように視えたのだ。
伸ばした指がその目元をなぞる。
今にも涙しそうに熱くなっていた眦を、ボスキは労わるようにそっと撫でた。
「ボス、キ……?」
彼女は吐息を封じて、みるみる真っ赤になったけれど。
そんなヴァリスに、彼は微笑いかけた。
紺色の魔導服のジャケットを肩掛けスタイルに着こなし、
そのテイル部分には群青色の地に瑠璃紺色の蜘蛛の巣の模様が刺繍されている。
刺繍と同系色のシャツの袖を七分丈に腕まくりし、右手には青い手袋を付けている。
その左腕は銀製の義手となっており、
シャツには白と黒のレジメンタルストライプ柄のネクタイと褐返色のベストを合わせ、
黒曜のベルトに彩られた脚衣は花浅葱色の地に白のピンストライプ模様で、
それにミドル丈(ふくらはぎの途中まで覆うタイプのブーツ)の
スキャロキャップカット(ブーツの履き口が山形・波形・尖りになる装飾的カット)が印象的な
白いポインテッドトゥ・ショートブーツ(つま先が尖っているタイプのブーツ)を合わせている。
ブーツのアッパー(甲〜筒部分全体)の中心には黒いロザンシュ(ダイヤ型の装飾)がほどこされ、
そのアウトソール(靴底)とヒール部分は黒で、彼が歩く度にカツ、カツ……と打ち鳴らした。
「ボスキ……。」
腰の辺りまでの長さで揺れる紺碧色のポニーテールを揺らしながら、彼が近づいてくる。
何だか気恥しくなって、視線をさ迷わせる彼女に、ボスキはニヤリと笑いかけた。
左目に向かい流した白いメッシュ入の前髪の狭間から見える白い半仮面と、
傷のない右のペリドットの瞳が少しだけからかうような光を宿している。
「悪ぃな。昼寝していたらあんたの声が聴こえたから」
ガシガシと頭を搔きながら告げる。
それからシロツメクサの指輪に視線を留めた。
「主様……その花が好きなのか?」
うん、と彼女が唇をひらく。
「祖母と過ごした森にたくさん咲いていたの。
とても大切な、思い出の花よ」
そう言って微笑う瞳が優しい煌めきを宿している。
けれどなぜか、そのさまが。
思い出を懐かしむというより、遠い記憶を追い求めているように視えたのだ。
伸ばした指がその目元をなぞる。
今にも涙しそうに熱くなっていた眦を、ボスキは労わるようにそっと撫でた。
「ボス、キ……?」
彼女は吐息を封じて、みるみる真っ赤になったけれど。
そんなヴァリスに、彼は微笑いかけた。
