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私はこの頃少しおかしい。
先程、彼に入れてもらったコーヒーを飲みながらほっと、ため息をつく。
いや、この頃じゃないかもしれない。下手したら、何週間か前から。
私の奥の方で何か渦巻いているかのような、そんな気持ち。彼を見ると、溢れ出しそう。
彼は今、晩ごはんの準備だと言って出かけている。
もし戻ってきたら、また、あの感覚。
怖いわけじゃないけど変な気分。彼に相談したいけどしたらいけないような気がしてできない。
『、、、どうしたらいいんだろう』
「すまない、貴方を待たせてしまった」
『い、いえ。おかえりなさい』
危ない、独り言聞こえたかな。
心配している心とは裏腹に私の最深部は今もあの感情に支配されている。
『今日も美味しかったです。ご馳走さまでした』
「貴方に喜んでもらえるなら、小官も作ったかいがあった」
嬉しそうに微笑んでくれる彼を心配させてはいけない。私がこの気持ちをなんとかしないと。
と、言っても何とかするってどうするの?
晩ごはんも食べ終わって、お風呂にも入って、寝るまでの間ただ、変な気持ちに襲われる。
なんか、ドキドキする。
一つ一つの仕草がいちいち私を刺激してくるかのよう。目を、離せない。
「ふむ、貴方は小官に何か話したいことがあるようだな」
『え、話したいことですか?』
少し、見すぎたようだ。
彼は私に向き直ると目の前に座った。
気まずい。ゆっくりと流れているように感じる時間に焦りを感じているものの、中々に話せるものでもない内容なのだ。
「何か心配事があるのなら小官は貴方の役に立ちたい」
『きっと、私の悩みを聞いたら私のこと軽蔑します』
嫌われたくない。やっと見つけた人だから、なるべく長く一緒にいたい。こんなこと言ったら別れるきっかけになっちゃったりしそうで。
「小官は、貴方のことを愛している。軽蔑したりはしない」
あぁ、こうやってさらっと愛してるとか言えるとこ好きだな。違う、違う、今はそうじゃなくて。
言ってもこの人なら受け入れてくれたりするのかな?
『実は、、、こ、この頃、理鶯さんを見ると、その、欲情してしまうといいますか、ムラムラする。い、嫌ですよね!女性がこんな、駄目ですよね!』
あ、終わりだ。きっと、嫌われた。
嘘ついて他のくだらないこと言えばよかった。
やばい、泣きそう。
笑顔を繕っているけど泣きそうな私に、理鶯さんは口を開いた。
「だから、貴方はこの頃発情した動物の様な表情をしていたのか」
『え?発情した動物、ですか?』
「あぁ、発情期に入ったメスの様な顔をしていた」
どんな顔?
私、そんなやばい顔してたのかな?だったら、本当に恥ずかしい。
「貴方からそのようなことを言われると小官も、もう、歯止めがきかなくなる」
目の前にいたはずの理鶯さんは、今、私の上にいる。
私、押し倒されてる?
「栞、嫌だったら言ってくれて構わない」
『んっ、、、』
彼とするキスは軽いものが多かったけど、深いのは初めて。
夜は深まっていくばかりで、今日は眠れそうにない。
先程、彼に入れてもらったコーヒーを飲みながらほっと、ため息をつく。
いや、この頃じゃないかもしれない。下手したら、何週間か前から。
私の奥の方で何か渦巻いているかのような、そんな気持ち。彼を見ると、溢れ出しそう。
彼は今、晩ごはんの準備だと言って出かけている。
もし戻ってきたら、また、あの感覚。
怖いわけじゃないけど変な気分。彼に相談したいけどしたらいけないような気がしてできない。
『、、、どうしたらいいんだろう』
「すまない、貴方を待たせてしまった」
『い、いえ。おかえりなさい』
危ない、独り言聞こえたかな。
心配している心とは裏腹に私の最深部は今もあの感情に支配されている。
『今日も美味しかったです。ご馳走さまでした』
「貴方に喜んでもらえるなら、小官も作ったかいがあった」
嬉しそうに微笑んでくれる彼を心配させてはいけない。私がこの気持ちをなんとかしないと。
と、言っても何とかするってどうするの?
晩ごはんも食べ終わって、お風呂にも入って、寝るまでの間ただ、変な気持ちに襲われる。
なんか、ドキドキする。
一つ一つの仕草がいちいち私を刺激してくるかのよう。目を、離せない。
「ふむ、貴方は小官に何か話したいことがあるようだな」
『え、話したいことですか?』
少し、見すぎたようだ。
彼は私に向き直ると目の前に座った。
気まずい。ゆっくりと流れているように感じる時間に焦りを感じているものの、中々に話せるものでもない内容なのだ。
「何か心配事があるのなら小官は貴方の役に立ちたい」
『きっと、私の悩みを聞いたら私のこと軽蔑します』
嫌われたくない。やっと見つけた人だから、なるべく長く一緒にいたい。こんなこと言ったら別れるきっかけになっちゃったりしそうで。
「小官は、貴方のことを愛している。軽蔑したりはしない」
あぁ、こうやってさらっと愛してるとか言えるとこ好きだな。違う、違う、今はそうじゃなくて。
言ってもこの人なら受け入れてくれたりするのかな?
『実は、、、こ、この頃、理鶯さんを見ると、その、欲情してしまうといいますか、ムラムラする。い、嫌ですよね!女性がこんな、駄目ですよね!』
あ、終わりだ。きっと、嫌われた。
嘘ついて他のくだらないこと言えばよかった。
やばい、泣きそう。
笑顔を繕っているけど泣きそうな私に、理鶯さんは口を開いた。
「だから、貴方はこの頃発情した動物の様な表情をしていたのか」
『え?発情した動物、ですか?』
「あぁ、発情期に入ったメスの様な顔をしていた」
どんな顔?
私、そんなやばい顔してたのかな?だったら、本当に恥ずかしい。
「貴方からそのようなことを言われると小官も、もう、歯止めがきかなくなる」
目の前にいたはずの理鶯さんは、今、私の上にいる。
私、押し倒されてる?
「栞、嫌だったら言ってくれて構わない」
『んっ、、、』
彼とするキスは軽いものが多かったけど、深いのは初めて。
夜は深まっていくばかりで、今日は眠れそうにない。