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私、小鳥遊栞は秘密がある。
実は、会社の上司を性的な目で見ている。
いや、ハゲ課長じゃないからね?
私の会社の先輩である観音坂独歩という人。
いや、この人がね
めっちゃかっこいい。個人的に。
ほら、今も何あの疲れた表情、逆に返ってエロいわ。
格好の餌ですわ。
男どもに狙われますよ?
はぁ、妊む。
そして私は先輩に癒やされてるおかげでこの超ブラックな会社でも働いていけるってわけです。
先輩、マジ神。いや、私の生きる糧。
・
・
・
先輩は、新宿ディビジョンの代表らしい。
代表なんだけどね。
先輩と言っても、私よりもこの会社に先に努めていたってだけで、関わりもあまりないわけで。
いや、まず、新宿の代表ってこともあって近づくのが申し訳ないって言いますか。恐縮してしまうと言いますか。簡単にまとめると、ただ単に緊張するから。
可愛く言うと恋心。
自分的に言うと子宮がうずく、そして妊む。
見るだけはただなので、ばれない程度、先輩に視線を送る。変態かっての。
ハゲ課長に横暴かってほどの仕事を回されてる先輩は先程から忙しそうだ。私もさっき休んでる人の分が回されてきたり大変なんだけど、まだマシな方。
先輩に癒やされながらも回ってきた仕事を片付けながら、テキパキとことを進めた。そのおかげかいつもよりは早く終わることができたのだが、どう考えても定時は過ぎている。
うちの会社も早く働き方改革になんないもんかな。
と、思いながら会社をあとにした。
今日一番の最悪が今起こっている。
『傘持ってきてないし』
私の一人ごとは虚しくも雨の音にかき消されていく。
そう、会社を出たはいいが雨が降っていた。
屋根で濡れなくて済んでるが、これはどうしたものか。コンビニまで走ってって傘を買うしかない。
無駄な出費…。
私は意を決して雨の降っている戦場へ飛び出そうとしたが、神は、私をまだ見捨てていなかったらしい。
「うわ、本当に雨降ってる。」
私の隣に、神がいる。
すんまそん。語彙力が消し飛びました。
隣に、先輩がいます。
『か、観音坂先輩、お疲れさまです。』
やばい、キョドった。
キョドった私に対して先輩も微笑んで返してくれた。
「あぁ、小鳥遊もお疲れ。」
神か。
なんだ、天から舞い降りてきた天使かなにかですか?
語彙力を無くしてる私に対して先輩は話を続けた。
「雨凄いけど小鳥遊、傘持ってきてるのか?」
コンビニにあります。なんて言えないよな。
神先輩は片手に傘を持っている。
しっかりしている先輩だから持ってきたらしい。
『あはは、天気予報見てなくて、お恥ずかしながら持ってきてないんですよね』
「、、、そうなのか」
先輩はそれだけ言うと何か考えている素振りを見せて黙り込んてしまった。
雨は一向に止む気配は見せない。
「もし、小鳥遊が良かったらなんだが俺の傘入ってくか?」
『、、、え?』
今、なんて?
俺の傘入ってくか?聞き間違い?
遂に疲れすぎて幻聴?
「い、嫌だよな。こんなおっさんの傘に入ってくなんて。そ、それに小鳥遊からしたらセクハラ、、、」
『何言ってるんですか、めっちゃくちゃ嬉しいに決まってるじゃないですか。叫びたいですよ。叫びたいほど嬉しいですよ。心が叫びたがってますよ。』
「は?、、、」
あ、やばい幻聴だと思ったらつい言葉にでてしまった。幻聴じゃなかったっぽいんだけど。
先輩あ然してんじゃん。私、死んだわ。オワコンだわ、積んだわ。
『き、聞かなかった方向でお願いします。』
「あ、あぁ、、、」
『とりあえず、傘って、入っていっても大丈夫な感じですか?』
今更、あの後だときまずいな。
「こ、こんなボロ傘で良ければだけどね」
結果、駅まで送ってもらった。
雨の日万歳。
実は、会社の上司を性的な目で見ている。
いや、ハゲ課長じゃないからね?
私の会社の先輩である観音坂独歩という人。
いや、この人がね
めっちゃかっこいい。個人的に。
ほら、今も何あの疲れた表情、逆に返ってエロいわ。
格好の餌ですわ。
男どもに狙われますよ?
はぁ、妊む。
そして私は先輩に癒やされてるおかげでこの超ブラックな会社でも働いていけるってわけです。
先輩、マジ神。いや、私の生きる糧。
・
・
・
先輩は、新宿ディビジョンの代表らしい。
代表なんだけどね。
先輩と言っても、私よりもこの会社に先に努めていたってだけで、関わりもあまりないわけで。
いや、まず、新宿の代表ってこともあって近づくのが申し訳ないって言いますか。恐縮してしまうと言いますか。簡単にまとめると、ただ単に緊張するから。
可愛く言うと恋心。
自分的に言うと子宮がうずく、そして妊む。
見るだけはただなので、ばれない程度、先輩に視線を送る。変態かっての。
ハゲ課長に横暴かってほどの仕事を回されてる先輩は先程から忙しそうだ。私もさっき休んでる人の分が回されてきたり大変なんだけど、まだマシな方。
先輩に癒やされながらも回ってきた仕事を片付けながら、テキパキとことを進めた。そのおかげかいつもよりは早く終わることができたのだが、どう考えても定時は過ぎている。
うちの会社も早く働き方改革になんないもんかな。
と、思いながら会社をあとにした。
今日一番の最悪が今起こっている。
『傘持ってきてないし』
私の一人ごとは虚しくも雨の音にかき消されていく。
そう、会社を出たはいいが雨が降っていた。
屋根で濡れなくて済んでるが、これはどうしたものか。コンビニまで走ってって傘を買うしかない。
無駄な出費…。
私は意を決して雨の降っている戦場へ飛び出そうとしたが、神は、私をまだ見捨てていなかったらしい。
「うわ、本当に雨降ってる。」
私の隣に、神がいる。
すんまそん。語彙力が消し飛びました。
隣に、先輩がいます。
『か、観音坂先輩、お疲れさまです。』
やばい、キョドった。
キョドった私に対して先輩も微笑んで返してくれた。
「あぁ、小鳥遊もお疲れ。」
神か。
なんだ、天から舞い降りてきた天使かなにかですか?
語彙力を無くしてる私に対して先輩は話を続けた。
「雨凄いけど小鳥遊、傘持ってきてるのか?」
コンビニにあります。なんて言えないよな。
神先輩は片手に傘を持っている。
しっかりしている先輩だから持ってきたらしい。
『あはは、天気予報見てなくて、お恥ずかしながら持ってきてないんですよね』
「、、、そうなのか」
先輩はそれだけ言うと何か考えている素振りを見せて黙り込んてしまった。
雨は一向に止む気配は見せない。
「もし、小鳥遊が良かったらなんだが俺の傘入ってくか?」
『、、、え?』
今、なんて?
俺の傘入ってくか?聞き間違い?
遂に疲れすぎて幻聴?
「い、嫌だよな。こんなおっさんの傘に入ってくなんて。そ、それに小鳥遊からしたらセクハラ、、、」
『何言ってるんですか、めっちゃくちゃ嬉しいに決まってるじゃないですか。叫びたいですよ。叫びたいほど嬉しいですよ。心が叫びたがってますよ。』
「は?、、、」
あ、やばい幻聴だと思ったらつい言葉にでてしまった。幻聴じゃなかったっぽいんだけど。
先輩あ然してんじゃん。私、死んだわ。オワコンだわ、積んだわ。
『き、聞かなかった方向でお願いします。』
「あ、あぁ、、、」
『とりあえず、傘って、入っていっても大丈夫な感じですか?』
今更、あの後だときまずいな。
「こ、こんなボロ傘で良ければだけどね」
結果、駅まで送ってもらった。
雨の日万歳。
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