第2話 運命の相手
これは……?
両親に囲まれながら公園で遊んでいる男の子がいた。
一度だけ両親に遊んでもらったんだっけ。。
少しだけ幸せを感じてたのを思い出す。。
え?…もしかしてあの小さい頃の僕??
間違いない、、、あれは…自分だ。
そして気づいた瞬間、あの日の光景に変わった。「恥さらし。」と言いながら責める両親。
《やめてやめてやめてやめてやめてやめて…
僕は何もしてない。悪くない。もう聞きたくない!!》
_____________________________
「…僕は悪くない!!」
ん…?ここは…?
[…おい!聞こえてるか!?]
『僕ちゃん、大丈夫か?!』
その誰かの声で、僕は病院のベッドで目を覚ました。
「…あれ…あれから僕どうなってたの?」
[あれからヒートがひどかったおまえは、症状を抑える点滴をしながら眠ってた。
「そっか…助けてくれてありがとう。。今日は落ち着いたので、帰ってください。色々迷惑かけてすみません。。でした…」
あれは…
《夢だったんだ。。。良かったよ。。》
[…おまえ、Ωだろ?]
えっ…まさか見た目で性別バレたの…?!
「そんな、わけないじゃないですか。疲労で倒れただけです」
[もう丸見えなんだよ、おまえさ。Ωの特徴の母性ある体がその証拠。あと俺たちでヒートをおこしたのも。これでもまだ認めねーか。]
『そうだな。初めて俺がめまいをおこした原因がわかった。』
二人が僕に声を揃って言った。
それはーーーーー。
【αとΩは、出会っただけで強く惹かれ合う
運命の相手が存在する。…ヒートを起こしたのは俺たち双子で性別が…αだからだ。】
…?運命の相手…?そんなのただのいたずらだ
僕は今のままでいい。やっと落ち着いた生活だから。
これだけは事実だから言っておこうか。
「…ふーん。そうなんだ。ここまで暴かれたなら仕方ない。確かに、、、僕はΩだ。」
外にいたときと性格が変わってる、
なんだこの違和感は…これがあいつの本当の姿?!
「僕はΩってだけで苦しめられてきた。ヒートを起こしたのは認めるよ。」
[じゃあ、、、、俺たちと付き合ってほしい。]
「!!」
「はぁ?僕は、あんた達がまだ運命の相手だって認めたわけじゃない。認めたくない。」
『おまえ…いい加減にしろよ。助けてやって邪魔扱いかよ!?』
「その事には感謝してるよ。ただ…
初対面相手に運命の相手だなんて!言われたくなかった!僕は、今のままでよかったのに!」
[おい!待て…]
そのまま僕は、病室を抜けだして屋上へいった。
二人が悲しい顔してたけど、そんなの知らない。僕の過去も知らないくせに!
両親に囲まれながら公園で遊んでいる男の子がいた。
一度だけ両親に遊んでもらったんだっけ。。
少しだけ幸せを感じてたのを思い出す。。
え?…もしかしてあの小さい頃の僕??
間違いない、、、あれは…自分だ。
そして気づいた瞬間、あの日の光景に変わった。「恥さらし。」と言いながら責める両親。
《やめてやめてやめてやめてやめてやめて…
僕は何もしてない。悪くない。もう聞きたくない!!》
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「…僕は悪くない!!」
ん…?ここは…?
[…おい!聞こえてるか!?]
『僕ちゃん、大丈夫か?!』
その誰かの声で、僕は病院のベッドで目を覚ました。
「…あれ…あれから僕どうなってたの?」
[あれからヒートがひどかったおまえは、症状を抑える点滴をしながら眠ってた。
「そっか…助けてくれてありがとう。。今日は落ち着いたので、帰ってください。色々迷惑かけてすみません。。でした…」
あれは…
《夢だったんだ。。。良かったよ。。》
[…おまえ、Ωだろ?]
えっ…まさか見た目で性別バレたの…?!
「そんな、わけないじゃないですか。疲労で倒れただけです」
[もう丸見えなんだよ、おまえさ。Ωの特徴の母性ある体がその証拠。あと俺たちでヒートをおこしたのも。これでもまだ認めねーか。]
『そうだな。初めて俺がめまいをおこした原因がわかった。』
二人が僕に声を揃って言った。
それはーーーーー。
【αとΩは、出会っただけで強く惹かれ合う
運命の相手が存在する。…ヒートを起こしたのは俺たち双子で性別が…αだからだ。】
…?運命の相手…?そんなのただのいたずらだ
僕は今のままでいい。やっと落ち着いた生活だから。
これだけは事実だから言っておこうか。
「…ふーん。そうなんだ。ここまで暴かれたなら仕方ない。確かに、、、僕はΩだ。」
外にいたときと性格が変わってる、
なんだこの違和感は…これがあいつの本当の姿?!
「僕はΩってだけで苦しめられてきた。ヒートを起こしたのは認めるよ。」
[じゃあ、、、、俺たちと付き合ってほしい。]
「!!」
「はぁ?僕は、あんた達がまだ運命の相手だって認めたわけじゃない。認めたくない。」
『おまえ…いい加減にしろよ。助けてやって邪魔扱いかよ!?』
「その事には感謝してるよ。ただ…
初対面相手に運命の相手だなんて!言われたくなかった!僕は、今のままでよかったのに!」
[おい!待て…]
そのまま僕は、病室を抜けだして屋上へいった。
二人が悲しい顔してたけど、そんなの知らない。僕の過去も知らないくせに!