フレアニスの天罰

博多弁×関西弁の最強(凶)罪人コンビは、今日も天使(看守)に炙られる


 田舎の村に建つ『フレアニス教会』は、天界の天使を看守とした監獄であった。
 天界から降ろされた天使の炎が監視の目となる教会にて、撲殺による罪人『アンフェル』と、盗みによる罪人『クーリー』は――それなりに自堕落に<楽しく>暮らしていた。
 そんなある日、教会に迷える子羊<依頼人>が訪れる。
 罪人達の償いのために機能するこの教会に舞い込む『相談』なんて、解決方法は暴力以外に何もなくて。
 村に害をなすであろうならず者達の討伐を依頼されたアンフェルとクーリーは、監視役のフレアニスの炎を片手に根城にしている洞窟へと向かうが……


「これがお前らの天罰や!」
「天使フレアニスの判決は絶対やけんな!」

 神様なんて信じていない罪人達が、神の下に就く天使の裁きを伝える聖職者<処刑人>となる。


カクヨムでの公募のために書いたブロマンス短編になります。
異世界設定でやや暴力表現があります。
公募のための短編だったので短編という形で完結させてありますが、設定は気に入っているのでそのうち続きを書く予定です。

この作品は小説家になろう、カクヨム、魔法のiらんど、pixivにも掲載中の作品になります。

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