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読書録

読んだ本の記録、感想
2016年8月〜

読書メーターブクログちるちる






記事一覧

  • 『月影骨董鑑定帖』富士見L文庫/谷崎泉

    20220301(火)14:47
    3月入って始めの読了。

    𓂃 𓈒𓏸◌

    骨董品に縁のある2人の青年の元に、骨董品のトラブルが持ち込まれる。それが元で殺人事件が起こり主人公は事件に巻き込まれていく。
    骨董品を巡って業界の臭い裏側に繋がっていく。

    ライト文芸にしてはガッツリ殺人があって珍しく感じた。
    表紙だけで気になり読んでみたが、主人公·白藤晴が性格に難アリでちょっとめんどくさいなと感じた。
    面倒事にはとことん関わりたくなく避けようとする線の引いたところが読み手としてはモヤモヤする所が多かった。事件を捜査する過程があるが途中から消去法で犯人がすぐに分かる状態で少し物足りない感じもあったかな。

    幼なじみの警官はいいキャラしていて自分は好きだった。
    骨董品に関しては知識がすごくて、色々知ることが出来る。
    とりあえず3巻まで読んでみたいと思った。

    《ブクログ》
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/4040703715
    《読書メーター》
    https://bookmeter.com/reviews/104846776
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    推理小説借りた本

  • 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』双葉社/青柳碧人

    20220218(金)00:30
    日本の昔話「一寸法師」「花咲かじいさん」「鶴の恩返し」「桃太郎」「浦島太郎」のストーリーから殺人事件が起こる。

    中でも最後の「絶海の鬼ヶ島」がよく出来たストーリーだった。まさかの結末に感嘆するしかない。残った彼はどうなったのだろうか?

    「密室龍宮城」も初めから決まっていたものだと最後に知り驚愕せざるを得なかった。
    「つるの倒叙かえし」は人は弱く、欲深いということの戒めかもしれない。

    のち、2つのストーリーは1人がとんでもない悪人という納得の結末だった。

    ところで、藤の匂いが苦手の設定を知ってるばかりに、この本では逆なんだと思わずにはいられない。
    一つ一つが見応えがあり、驚きがあった。

    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104588670
    【ブクログ】
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/4575241660
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    推理小説借りた本

  • 『心霊探偵 八雲 INITIL FILE 魂の素数』講談社/神永学

    20220216(水)01:57
    心霊×数学。八雲に御子柴が絡み心霊現象を検証するために事件にも関わっていく。
    八雲と御子柴、ありえない話では無かったけど、ガッツリ絡む話が実現するとは。
    本編終了後、こうして番外で新作が読めるのはファンとして喜びが隠せない。
    八雲が主人公となって八雲目線で語られ、八雲の心理が読めるのは新鮮だった。
    御子柴が子供みたいに駄々を言うのを八雲が冷静にツッコむのも新鮮だった。
    晴香がモブキャラとしてちょくちょく名前が出るのも嬉しかった。これから出会うのを思うとグッとくる。
    今回も八雲ワールドを存分に楽しませてもらいました。

    【ブクログ】
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/406525714X
    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104531342
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    推理小説借りた本

  • 『メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談』ポプラ社/蓮見恭子

    20220215(火)13:02
    一応ミステリー?に入るのかな?
    読みたいと思っていた本を図書館で見つけてやっと読んだ。

    万年筆に込められた想い、そこから読み取る冬木さんの言葉。万年筆で人生が変わるというフレーズ。読み終えて納得のストーリー。
    主人公が1人ではなく、章で別の人が主人公になったり、その人の目線で悩みや店に訪れる理由が分かるのも良かった。
    砂羽が就職に悩む姿が現実的で自分と重なってしまった。

    万年筆のことが素敵に描かれていて、1度も触れたこともないが自分も一生の1本を買ってみたいと思った。

    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104516969
    【ブクログ】https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/459117171X
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    推理小説借りた本

  • 『シャーロック・ホームズ全集②四つの署名』/コナン・ドイル

    20220213(日)13:30
    女性が訪ねてきて、父が10年前に消えて今も分からないと言う。その事件を操作する中で色んな事件と真相が分かっていく。

    児童書にしては内容が難しかった。
    読了して印象に残ったセリフある。「不可能なものをすっかり取りさってしまえば、あとにのこったものがたとえどんなにありえそうに思えなくても、それは事実ではなくてはならない」このセリフは『名探偵コナン』のセリフでも言われていたし、心に刺さった。

    しかし、まさかここで依頼人の女に恋して結婚の申し込みまでして了承されるとは(笑)

    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104466158
    【ブクログ】
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/403738020X
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    推理小説借りた本

  • 『予知夢』文藝春秋/東野圭吾

    20220211(金)19:46
    5つの短編集。
    今回はオカルトがテーマなのか、変わった事件が多め。

    なによりも良かったのが3章の「騒霊ぐ」で、まさかの結末には悲しくもなった。

    印象に深いのは「予知る」の最後はゾッとした。伊豆に旅行しに行く場面で終わっていたが、駆け落ちなのか、バッグの中に何か入っていたのか…余計に考えが膨らんでしまった。
    シリーズ1作目にもあったがたびたび、湯川と課長さんの意見よく合うくだりがクスリと笑えた。
    湯川が科学に弱い草薙を楽しそうにからかうのも信頼が見えて良かった。

    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104415847
    【ブクログ】
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/4163192905

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    推理小説借りた本

  • 『カナダ金貨の謎』講談社NOVELS/有栖川有栖

    20220210(木)01:07
    国名シリーズ10作目、火村英生シリーズ。
    中編と短編を交互に5つの事件が入っている。
    中でも題名にもなっている3つ目の話「カナダ金貨の謎」が面白かった。初めから犯人が分かった上で入るのも、何度も視点が犯人の目線で語られるのも新鮮だった。犯人から見た探偵と助手の印象が書かれていたのも良かった。
    今回も2人のおどけたやり取りもあり、楽しませてもらいました。
    ストーリーには関係ないですが、2人の信頼関係がたびたび窺えるのも個人的萌えポイントでした(笑)
    ファンとしては二人の出会いのストーリーが短編で読めたのも嬉しかった。

    【ブクログ】
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/406516687X
    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104378322
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    推理小説借りた本

  • 『探偵ガリレオ』文春文庫/東野圭吾

    20220207(月)23:17
    実はこれが初めての東野圭吾作品。
    ドラマ化もされて人気の1作から入ってみた。
    ガリレオシリーズ一作目、捜査一課の草薙が、物理学者の湯川のもとに久しぶりに捜査のために訪れる。
    個人的には2章の「転写る」が特に面白かった。学校で展示していたデスマスクが事件に繋がっていく過程はなかなか現実味が無くて良かった。
    ドラマで女性刑事だったのを思い出したが、原作では男性刑事だったことに読んで知ることができて良かった。
    湯川と草薙の2人のやり取りも笑える部分もあり、楽しめました。
    セリフが多かったので読みやすかった。

    世間で流行るのが納得の面白さ!まだ読めてない人はぜひ読んで欲しいとオススメする。

    【読書メーター】
    https://bookmeter.com/reviews/104332955
    【ブクログ】
    https://booklog.jp/users/tobiokise/archives/1/4167110075
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    推理小説借りた本

  • 全裸男と柴犬男/香月日輪

    20210823(月)23:40
    コミカライズしているのを見たことがあり興味本位で読んでみたが、意外にも面白くてスラスラ読めた。登場人物のキャラが様々で濃かったのが印象的。BLではないが匂い系では?と思っていただけに納得の部分がチラチラあってニヤニヤしたり。最後の事件では熱中して読むほど見入ってしまった。オカルトには全く信用しない智宏が最後には理解を示すようになってくれて良かったと思った。 一つ言うなら、煙草吸いしかいなくて夢を壊された感はある。智宏とか清弥は吸わない人だと思ってただけにショックがデカかった(笑)
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    一般小説持っている本

  • お守り屋なのに、私の運が悪すぎて騎士に護衛されています。/黒湖クロコ

    20210821(土)23:36
    これまで読んできた中で気になっても手が出せなかった恋愛小説を初読了。 主人公のエレナがあまりにも難アリな性格をしているためにこっちがモヤモヤされられることが凄く多かった。ストーリーは面白くスラスラ読むことが出来た。しかし、ラブの物足りなさはある。ストーリーの流れでラブが全然なく、最後にキスはしているけど、もっと進展して欲しかったと思ってしまう。ツンデレが行き過ぎてるのが原因か? ラブを期待している人には向かないと思われる。
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    恋愛小説持っている本