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LoRの自司書達

[総記の階]

「なぁ、メイソン?ちょっといいか?」そう聞いた眠いは韓国のカレンダーを見せながら言った「ここ見てくれよ、6/14はキスの日なんだってさ、日本とかなり違うんだな。」それを聞いてメイソンは「あれ…?この流れは…」と少し考え始めたが眠いが言った「まぁ、6/14にあるってだけだ、じゃあ今日も仕事頑張るか!」そう言って仕事を開始した眠いに思わず「え…?やらないんだ…」と言ってしまったメイソンに眠いが「え?だって、明日じゃん?今日気づいただけで今日はまだ6/13だよ。」それを聞いてメイソンは驚きながら「え…?もう6/13だったの…?そんなに月日流れたんだ…」図書館勤務を始めてから後3日で1か月になろうとしていた事に驚いたメイソンに眠いは「俺達も結構この仕事慣れてきたもんだよなぁ…出目はイマイチなままだが…」そう言う眠いに「そろそろしっかりやってくれないときついかな…」それを聞いて「うぅ…分かってるんだけどなぁ…うまく行かないんだよ…どうやってるの?」メイソンは「うーん…ダメージを与えるって言うより、攻撃を受けないって考えると少し出やすいかな…?気持ちの問題とも言い切れないけどね…」眠いは今度からそれを実践することにした。

[接待中]

「攻撃を受けなければなんだっていい…ダイスは…「6」弾いて…「4」ガードして…ここだ!「最大値」いよっしゃあ!(相手が本になる音)ふぅ、まぁ、L社に比べると楽だな!」そう言う眠いに「出目安定してきてるね…こっちのダイスは…「2」え…痛っ!「4」仕返し…!「6」さっきのは痛かったです…!(相手が本になる音)まぁ、こんなものですよね…次の標的は誰ですか…?」そう言ってしっかりカウンターを当てていくメイソンを横目に攻撃を全部受ける指定司書を見て二人は「足引っ張ってますね…」「言わないであげてよ…否定はしないけど。」司書に足を引っ張ってると言われる指定司書はその後は頑張って何とか接待を勝利した。

[総記の階]

「さて、接待はしばらくないらしいしちょっとはゆっくりできるか…」そう言った眠いは指定司書を見て思った「そういえば、ネツァクさんと酒飲んでたんだっけか…さっきはひどい事言ったしちょっとぐらい良いよな。」そう言って指定司書にビールを渡して一緒に飲む事にした。

「さっきはひどい事言ってすみません。………あ、そうですか?ありがとうございます。………俺ですか?強い方ですけどあんまり飲みませんね。………え?あ~やめといた方が良いです、メイソンに酒はあげない方が良いですよ?………何故って、下手すりゃ二人掛かりでも負けるぐらいの強さはありますからね。………あ、勿論向こうはページ無しですよ?………バケモンって程ではないんですけどね。」と言った感じで指定司書と話していると本を運ぶ仕事から帰ってきたメイソンが「人が仕事してるのに酒ですか…参加できないのが悔しい…」そう言うメイソンを可哀想だと思ったのか、指定司書がビールを一缶渡すと眠いが「あ!待て、メイソン!それを飲まないでくれ…お前の評価がどうなっても知らんぞ!」そう言って止める眠いに「私の酒癖そんな風に言わなくたって…一概に否定できないってのが悔しい…飲んでやる…!(ゴクゴク)」眠いは「やばい!とりあえず、俺は逃げます!」そう言って急いでその場を離れた眠いを見て「いや…そこまでするかなぁ…まぁ、好都合だね、少し懲らしめてきますので仕事頼みますね!」そう言って眠いの後を
追って行ったメイソンを見て指定司書は関わらない方が身の為と思って仕事にとりかかった。

[眠いの所]

「まぁ、今までなら一缶1時間ぐらいで酔いが抜けるからそれぐらいなら楽勝だろ…」そう言った直後「確かに楽勝だったよ?」そう言われて肩を叩かれた眠いは言った「うーん…メイソン早すぎるなぁ…」メイソンは言った「さ~てと、さっきはよくも逃げてくれましたねぇ?」といつもの暗い話し方と比べて別人のように話しているメイソンに眠いは「ん?いつもより酔い浅い感じ?」そう聞くと「いつもよりは意識ハッキリとしてるけどそれがどうかした?」眠いは言った「なら多少は安心できるかな?いつもよりは歯止め聞きそうだし。」それを聞いてメイソンは「いや、あそこまではしないって…流石にハッキリと意識あるし追加も無いからね?」それを聞いて眠いは「はぁ…よし、ならそれを信じて抵抗はせずに素直に懲らしめられますか。」観念した眠いは近場の椅子に腰かけ気持ちの整理を始めた。

「なんでそんなガチに怖がるの?結構いつもくらってるじゃん?」その言葉に「だから怖いんだよ、いつもとは違ってまだ理性残ってるからそれが本当に怖い…」その後メイソンは少し考えて言った「そんな怖い事はしないよ?その代わり…明日がキスの日って言ってたからキスしてよ?」それを聞いて眠いは「うーん、それで済むならいいけどさぁ…なんか、なんだかなぁ…うん…」そう言う眠いに「だったらいつも通りのアレやってもいいよ?」すると食い気味に「やめて待って早まるなそれだけはマジでやばいって!」そう言う眠いに「なら、ちゃんとやってね?」そう言われ眠いは「え、あ、う、うぅ………うん…うーん…」といつにも増して悩み始めてしまったのでメイソンが「待って、眠いってそんなに来なかったっけ?前はこれぐらい切羽つまらせたら仕方なくやったじゃん!」と言うと「俺だってやりたいけど…これ、見られてるって気づいてくれない?」そう言われて振り返ると「あ…指定司書さん、なんでここに…」指定司書が仕事を終わらせても戻ってこないから不安になって探しに来てしまったらしい。

「仮に、ここでやったらさ…不味くないか?やるならせめて他の所で…」眠いがそう言っていると遮るようにメイソンが「指定司書さん!私が良いって言うまで後ろ向いていてください!」そう言われて指定司書が後ろを向いた瞬間にメイソンは眠いの事を壁に追いやり「私からやりますよ!覚悟してくださいね!」そう言って有無を言わずに眠いにキスをした。

指定司書は下手に来ない方が良かったと罪悪感を感じならが微かに聞こえる眠いの呻き声を聞こえないふりをして静かに立ち尽くしていた…しばらくしてメイソンが言った「指定司書さん…もういいですよ…?」そう言っていつもの暗い話し方に戻ったメイソンが言った為眠いの様子を見るとメイソンに肩を借りた状態で明らかにぐったりしていた。

「私と眠いは一度部屋に帰りますね…多分結構かかります…」それを聞いて指定司書は静かに頷いてその場を去って行った。

[部屋にて]

「ねぇ、眠い…だいぶ落ち着いてきた…?」そう聞くメイソンに眠いは「だいぶ良くはなったけどさ…あれはお前大丈夫なの?あんまり酔い回ってないんだろ?」そう聞くと「別に、私はそう言われることは気にしてないかな…言われても眠いとなら別にいいからね…」それを聞いて眠いは「…メイソンがそう言うならいいか。」そう言った眠いにメイソンが言った「そう言えば…指定司書さんはあの状況をどう思ったんだろう…」それを聞いて眠いは「多分、関わらない方が良いと思ったんだろうな、だから周りにも話さないだろう。」それを聞いてメイソンは「そうなんだ…じゃあ、残りのお仕置きするよ…?」眠いは「へ?…あ~もういいや、好きにしてくれ…」そう言って床に大の字になった。

「素直でよろしい…でも、せめて上体は起こしてくれない…?」そう言われて眠いは「やることは分かった、じゃあやることやって業務戻りますか…」その後1時間半後に戻ってきた二人は片方が絶好調片方が瀕死だったらしい…



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