LoRの自司書達

名前:思いの弾丸
分類:O-07-■■■
使用タイプ:装着
リスクレベル:ALEPH
脱走する恐れあり
職員が即死する恐れあり
施設に恩恵を与える可能性あり

死んだ仲間の思いの弾丸。
絶対に無駄にするなよ?

思いの弾丸は、一般的なリボルバータイプの銃の様な見た目のツール型アブノーマリティーです。
弾丸は入っていませんし引き金も引くことが出来ません。

特殊能力:
①職員が装備した後、同じ部屋の中で職員が死亡すると即座に銃を構えた霊的実体が現れ職員を殺害した物にRED100ポイントのダメージを最大6回まで与えます。
②6回目の弾丸を発射すると持ち主の所から収容違反をします。

特殊能力が発動すると収容違反を起こします。
彼女は収容部門内のメインルームに脱走します。
脱走中の思いの弾丸は1000ポイントのHPを持ち、半透明の女性の見た目の人型実体に構えられています。
人型実体の後ろには後ろ向きの半透明の男性の見た目の人型実体が居ます。

思いの弾丸は攻撃対象と遭遇するとRED20-25のダメージを与える遠距離攻撃をします。
時々リボルバーを腰撃ちの姿勢で6連射して直線状にRED20-25のダメージを6回発生させます。
思いの弾丸自体はその場から一切動きませんが同じ部屋に居ればどこでも当てられるようです。

収容違反は、一日を終えるか鎮圧されるまで続きます。

由来:
アブノーマリティーの主が亡き仕事仲間の形見のリボルバーから名付けられたと言われています。

脱走情報:
RED:普通(1.0)-WHITE:普通(1.0)-BLACK:普通(1.0)-PALE:耐性(0.5)

ストーリー:
ある職員を元に作られたアブノーマリティーです。
 ・至って普通なリボルバーの見た目です。
  しかし、収容違反中は片目を隠した女性と銀髪に少し目にくまがある男性の霊的実体と共に出現します。

 ・以下はリボルバーの霊的実体のインタビュー時の音声記録である。
    (中略)
  職員ハル:
   貴方は誰ですか?
   持ち主なんですか?
  -:
   それなら私じゃなくて■■■■の方だ。
  職員ハル:
   じゃあ、貴方は何ですか?
  -:
   形見を貰ったって所だろうな、■■■■は私の■■■だった。
  職員ハル:
   そうなんですか、でもどうしてこんな風になってしまったんですか?
  -:
   私は元々■■で働いててそこで■■■らしく■■から■■されてこうなった感じだな。
  職員ハル:
   そうなんですね…でも、意外と普通なんですか?
  ー:
   まぁ、私だって助けられる命は助けたいんだ。
   姿は■■でも心は人間で居たいんだ。
  職員ハル:
   そうですか…
  ー:
   だけどな、忘れて欲しくないことがあって。
   これは死んだ仲間の思いの弾丸。
   絶対に無駄にするなよ?
  職員ハル:
   分かりました、無駄にはしません。
  -:
   おう、頑張れよ。
   (録音終了)

  音声記録からこのアブノーマリティは職員たちを助けようとする意志があることが認められた。
  しかし、未だ明確な特性を把握することは出来なかった。
  もっと情報を得る為には、このアブノーマリティの主張通り助けられた方が早いかもしれない。
  だが、他のアブノーマリティ同様、信頼し過ぎは良くない。
  鎮圧班を待機させてから助けを求める素振りしてみよう。

 ・その後様々な事があった。
  このアブノーマリティは使いどころによっては有用性がある。
  新入社員が死んだ時にも最後の仕事として使っていたりする。
  今まで ███████ 回助けてもらった。
  火力もある為鎮圧も早いおかげで被害者は殆ど出なくなった。

 ・ <思いの弾丸に関する緊急報告書>
    思いの弾丸の変化について緊急報告書を提出します。
    現在、状況を把握している最中です。全 ███ 名の職員が死亡しました。
    7人目の死亡者として確認されている職員ハルの音声記録です。
   (音声記録)
  職員ハル:
   まぁ、まだ6人だし問題ないでしょう。
  -:
   …お前忘れてないか?
  職員ハル:
   何のことですか?
  -:
   元々はこれだって人の命なんだぞ?
   …お前みたいな奴に軽々しく使わせられる訳ねぇだろ!ゴミ野郎が!
   (以後大きな銃声が聞こえた後記録が途切れた)

フレーバーテキスト:
 ・”思いの弾丸は収容室で机に置かれている。”
 ・”思いの弾丸の収容室に時々霊的実体が確認されるらしい。”
 ・”<Name>は思いの弾丸が勝手に敵を撃ち殺したのを見た。”

余談:
 ・思いの弾丸は、フィン職員の過去を基に作られたアブノーマリティーである。
 ・フィンの形見のリボルバーは過去の仕事仲間のジャックから貰ったらしい。
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