LoRの自司書達

(図書館のアダムの部屋にて)

「この薬をスムージーに入れておいて…完成!サンチェスに持っていこう!」アダムは789から教えてもらったスムージーにある薬を混ぜてサンチェスに渡しに行った。

サンチェスの部屋に着いた時にアダムは「789から教えて貰ったんだ~飲んでみてよ!」と言ってスムージーを渡すと、それを何の疑いもなく飲んだサンチェスはこう聞いた「これ何入ってるの?」するとアダムは「バナナ、キウイ、パイナップル、少しのお砂糖と隠し味に体が縮む薬。」それを聞いたサンチェスは「ふーん…え?最後なんて言った?」アダムは少し笑いながら言った「ふふふ、前の時唯一助かってたから折角だしね…明日が楽しみ!」サンチェスは「666に解毒薬でも頼もうかな…」そう言って666に聞きに行くと「あ~俺そんなに薬学無いから1日はかかる。」と言われて縮むしかない事に絶望した。

そして次の日…180cmから160cmぐらいに縮んでしまったサンチェスはいつものメンバーにアダムから事情を説明されていた、眠いは「言うほど縮んでなくないか?」やメイソンに至っては「これで1〇歳なんですか…?昔から高身長なんですね…」と言うフォローをした、そしてアダムに至っては「縮んで私と同じくらいって事は私成長止まった?」等本人よりアダムに被害が増えていた。

サンチェスはあまり喋らないようになっていたが眠いに「サンチェスなんで喋らないんだ?」と聞かれてサンチェスは思わず「僕は昔の性格的にあんまり話したくない…恥ずかしいじゃん…」そう言った時アダムが「サンチェスが僕って言うの初めて聞いた…可愛い…」そう言うとサンチェスが「止めて…可愛いって言われるの一番困る…」そう言って少し俯いてしまった、眠いは「まぁ、身長と髪型的に女子って言われても分かんないだろうな。」そう言うとサンチェスは「それ結構コンプレックスだったんだよね…男なのに可愛い可愛い言われて嫌だった…」そう話しているとアダムは「うーん…流石にこれ以上は可哀そうだし部屋帰らせてあげよう。」そう言われてサンチェスは部屋に帰っていた。

サンチェスは部屋にいる時に思った「あ、あの棚届かねぇ!」最近読み始めた本が置いてある棚に手が届かなかったがよく考えると「あれ?だとしたらアダムもこれ届かないのか…なんか低身長って大変な事多いな…」身をもってそれを感じたサンチェスは仕方ないので本は諦めてテレビを見る事にして過ごしていた。

そして、次の日に効果が切れた。
「あーやっと治ったぁ…良かったぁ…」そう言っていたサンチェスにアダムは「どうだった?低身長だと色々不便だったでしょ?」そう言われた時サンチェスは「めっちゃ不便だった…お前が家事全般出来るのが凄い事なんだと思った…」そう言うとアダムは「でしょ~私頑張ってるでしょ!」そう言ってニコニコ笑っていた。
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