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LoRの自司書達

技術科学の階で仕事をしていたイエティはいつの間にかフィンが居ないことに気づいて探すことにした、すると少し奥の方でワインを飲んでいるフィンを見つけた。

「何してるの?こんな所でワインなんて飲んで。」イエティがそう聞くと「なんかな、ここの本から何でも作れるって聞いてさ…とりあえず酒で試した訳だ。」フィンにそう言われて「へぇ~私もやって見ていい?」そう言って方法を聞いて試しにクッキーを出してみることにした。

「本当に出来たんだ…凄いね。」そう言ってクッキーを食べながら少し休んでいると指定司書から仕事をするように言われた。

「あ!ごめんなさい!」そう言ってイエティは仕事に戻ったがフィンが一向に動かないので指定司書はフィンに何故仕事をしないのか聞いたら「まぁ、やりたくないって訳じゃないんだよ?ただ、やるにしてもどう言う分け方なのかさっぱり分からん…指定司書さんの分け方は細かすぎ!大雑把よりはマシだがめんどくさい!だからせめて分け方を教えてくれ。」と言っていたので分け方を教えると物凄い速さで本の整理が進んで行った。

「まぁ、分かれば楽にこなせる仕事だからな。基本はこの本がどこの棚に入るかって事を把握出来るかどうかって事だしな。」そう言って一瞬で仕事を終わらせたフィンにイエティが「凄いね!こんなに早く出来るとは思わなかったよ。」そう言って褒めるとフィンは「先輩は思ったよりもこの仕事向いてないんですね、結構遅いし。」と言われてイエティは「あ~まぁ、自分の好きな種類だからちょっと見たくなるんだよね…だから遅いのかも?」そんな感じで話していたら次の接待の時間になった。

「いっちょやってきますか?」そう言うフィンに「行きましょうか!」そう言ってイエティはフィンと一緒に接待を始めることにした・・・



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