LoRの自司書達

総記の階にて久々に新しい司書が入って来た、エレンと言う名前でL社では配属初日にエネルギーにされてしまった不運な職員だったらしく今は小夜のコアページを着た女性の司書である。

ある日の仕事中にメイソンはエレンと話す眠いを見かけた、遠くに居た為微かにしか聞こえないが何かを話しているようで「俺は…が好き…なんだよ。」「…だったのか?」などの言葉が聞こえて来た為メイソンは頭の中で「俺は何とかが好き…?もしかして…眠いってエレンの方が好きなの…!?」と思ってしまった、その後メイソンはその場を走り去って行ってしまった。

しばらくしてメイソンがいないことに気づいた眠いはメイソンを探す事にした、「えっと…メイソンが居そうなところは…俺の部屋かメイソンの部屋の2択だな…」眠いはそれしか選択肢がない事に少し疑問を抱きながらもメイソンの部屋に行ってみた。

メイソンの部屋の前に行くと中からメイソンの泣く声が聞こえた、眠いは扉越しに「メイソン?なにかあったの?」と聞いた時メイソンが「…ほっといて…エレンと遊んで来たら…」と言った時眠いは「は?エレンと?どうして?」と返すとメイソンは「さっきエレンと話してたよね…?あれ聞いちゃってて…私よりエレンが好きなんでしょ…?」そう言われて眠いは少し笑ってから言った「あ~あれねぇ…実はエレンは男性なんだよね、俺それを聞いて「男性だったのか?」って聞いてさ。」それを聞いてメイソンは「え…?そうだったの…?」と言うと眠いは「話し方とかを含めるとアダム+サンチェス÷2って所かな。」と言った。

メイソンが「じゃあ眠いが好きって言ってたのは…?」そう言うと眠いは「サンチェスみたいに見た目が見た目だからそれを知らない俺の気を引こうとしててさ、だから「俺はメイソンが好きだからそれ以外は興味無しなんだよ。」って面と向かって言ってやったら「…しょうがないか、それに僕は男なんですよね。」って言ってきてそっからさっきの話って訳。」そう言うとメイソンは「それ本当なの…?」そう言うと眠いは「本人が言ってたんだしもっと言えばあいつが昔の写真って言ってゴリゴリのラガーマンの格好したやつ見せて来たから流石に男性だろ。」と言うとメイソンは「そっちじゃなくて…その…」と言って口ごもってしまった為眠いは「…俺は誰が何を言ってもメイソンが好きだよ、それだけは絶対に変わらない。」ドア越しにそう言った瞬間に部屋のドアが開いてメイソンが涙浮かべた顔を見せて言った、「ありがとう…私も眠いが好きだよ…」そう言って笑ってくれた。

その後しばらくしてまた眠いの部屋にメイソンが来るようになってからメイソンが言った「そういえば…私の部屋の合鍵って渡してなかったっけ…?」それを聞いて眠いは「あ、あるよ?…今言われるまで忘れてたけど…」その後続けて眠いが「だって、俺が部屋に直帰しても俺より先に居る訳だからメイソンの部屋の合鍵あってもなぁ…」と言った時メイソンは「確かに…と言うかこれってよく考えると普通におかしいよね…」と言うと眠いは「俺はそれでいいかなぁ…ずっと一緒に居られる訳だしね。」そう言って笑っていた。



笑って終わらせる事が90%のごり押しEND
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