ある日、666が789を外食に誘った。

789はそれを承諾して行ってみるとそこは789の親である大将が居る寿司屋であった。

789は「なぁ、マジで入るのか？私は嫌なんだが…」そう言っていた789を何とか説得して寿司屋に入って行った。

大将がいつものように元気よく「へい、らっしゃい！」と言った時にこちらを見て言った「お～！久しぶりやね管理人のあんたと…待て、あんたもしかして…」789は「久しぶりだね…父さん…」と言った時大将はいつもよりも険しい顔をしながら「座ってくれ、とりあえずお茶でもおいておいたる。」そう言って明らかに対応が変わった、789は「父さん、ちょっと聞いてもらえる？」と言うと大将は「…あんた、今まで何してたんや？連絡も寄こさずに。」それを聞いて789は「色々あってしばらく連絡を取る方法が無かったんだよね。」そう言うと大将は「その色々を聞いとるんや、納得の行く説明頼むで？」そう言われて789は口ごもってしまった、仮に本当の事を伝えても信じて貰えるわけがない為どうすれば良いのかわからなくなっていた、すると666が言った「大将、実は…」そう言って789が666の体に入っていた話をすると大将は「んなの信じられる訳あらへんやん？証拠でもあるんかいな？」そう言った時666は「あります、証拠は写真にあります。」そう言って取り出した写真を見るとヤタガラスのEGOを使っていた666が写っていた、それを見た時大将は「ヤタガラス…これはアイリスしか使えへんはず…」すると666は「これが何よりの証拠です、信じて貰えましたか？」大将は「…どうやら信じるしかないようやな…」その時666が言った「前にここに来た時に大将も言ってましたよね？「ごめんなさい」それだけでも良いから伝えたいって、あの時は俺の中にアイリスが居たからその話を聞いてたみたいで、アイリスは親父に嫌われてると思ってらしくて、親父の生き方を否定して今まで育ててくれた親に反抗してそれから連絡も無し…こんな事されて許されるとは思ってなかったらしいんだよね…」それを聞いた時大将が言った「アイリス…それは本当なんか？」すると789は「…全部本当の事や、父さんを悪く言ってそれから連絡もしなかった訳やから許されないと思ってたんや…」その時大将は涙を浮かべて言った「ええか、一つ確かなことがあるとすればな…親は子の事をいつも大切に思ってるんや、許さないなんて思う事なんてあらへんって事よ。」その時に789は言った「父さん…今まで本当にごめんなさい！」そう言って789が頭を下げた時に大将が言った「ええんや、最後にはしっかり謝ってくれたんやから。」その後666のに大将が言った、「789の事を代わりに見てくれる人もおるんやね…管理人さんや、うちのアイリスの事頼むで。」その時666は「分かりました、約束は守ります。」すると大将は「ほな、アイリスが生きてる事も分かったし久々に話せた事も管理人さんのおかげやし今日は安くしといたる、アイリスもうちの寿司食べた事ないやろ？うちの寿司食べさせたるわ！」その後しばらくして帰る事になった666と789は大将に見送られて寿司屋を後にした。



END