LoRの自司書達

「さて、幻想体も倒したから新しい司書さんが来るんだよね!」そう言って新しい司書をワクワクしながら待っているアダムと「まあ、俺達3人じゃキツイからな、増えてくれてよかったよ。」そう言って新しい司書に着せるコアページを決めてるサンチェスの元に新しい司書が来た。

「ザビエルです…よろしくお願いします…」そう言って不安そうな顔をして挨拶をした新しい司書のザビエルにアダムは「アダムだよ、よろしくね!」それに続けてサンチェスが「俺はサンチェスだ、よろしくな。」その後戦闘練習として接待が始まった。

[接待中]

「ダイスが…「1」痛っ、防御は…「5」よし!って、相手8じゃん!痛い!「3」よし!攻撃出来た!」そんな状態のアダムを見てサンチェスは「ったく、無理すんなよ?」そう言ってアダムに攻撃した相手に攻撃した「ダイスが…「最大値」おらっ!「最大値」このっ!これで…「最大値」終わりだ!(相手が本になる音)ふぅ、まあ、これぐらい楽勝だな!」その姿を見ながら敵と対峙したザビエルは「ダイスは…「3」ギリギリだった、おりゃ!「5」回避成功!続けて…「4」成功だ!そして…「最大値」おりゃぁ!(相手が本になる音)よし!やりました!」それを見ていたアダムとサンチェスは「おお~!凄いじゃん!」「中々やるな、よく頑張ってるよ。」その後接待を終わらせた。

[歴史の階]

「うーん…なんか出目が低かったりカウンターを食らうんだよね…」そう言いながらバトルページを変更しているアダムにサンチェスが「なぁ、接待の準備もいいがこの本運ぶの手伝ってくれないか?」と言われてアダムは「分かった!この本を持っていくんだね!」と言って本を持って行ったアダムにザビエルがこう言った「あ!先輩!足元気を付けt…」その忠告がアダムの耳に届く前にアダムは足を滑らせて思いっきり転んでしまった「いてて…なんでこんなところに薬莢落ちてるの…」サンチェスが言った「悪い…ちょっと銃に使われてる銃弾を見てみたかった…EGOよりも意外と強そうって事が分かった。」それを聞いてアダムは「まあ、別にいいけどね!とりあえず、本拾わないと…」そう言って本を拾っていたアダムにザビエルが聞いた「先輩って…もうちょっと落ち着いて行動できないんですか?」それを言われたアダムは一瞬止まってから言った「…それは言わないで欲しかったなぁ~結構グサッと来たよその言葉…」それを見てサンチェスは「まあ、否定はできないからな。」アダムは言った「うん、めっちゃグサッとくる…」ザビエルはそれを見て「なんか…すみませんでした…」そう言って謝ったらアダムが「ううん、大丈夫だよ?私だって思ってることだからね。」そう言ってニコっと笑った。

[ザビエルが本を運んでいる時]

「うわぁ~ん!ザビエルに痛いとこ突かれた~!」そう言ってサンチェスに泣きついたアダムにサンチェスは「あ~まあ、可哀想だよなぁ…自分でも思ってるとしても人に言われるとさらに傷つくもんな。」そう言いながら頭を撫でて慰めてあげることにした、すると「戻りました…え?何してるんですか?」とザビエルに思いっきり見られてしまった二人は咄嗟に「あ…何でもないよ?」と言ったがザビエルは壁にもたれかかって「え?二人って付き合ってたりするんですか?」とよくある典型的なウザい人みたいな感じでぐいぐい聞いてくるのでアダムは「え~っと…それは…」とごまかし方を考えてるとサンチェスが「付き合ってるけど、それがどうかしたか?」と隠さずにはっきりと言うとザビエルは「え?こんな人が死ぬような職場でよく付き合ったりできますよね。」と言ってきたからサンチェスは表情を一転させ、ザビエルを睨みつけてガチトーンでこう言った「てめぇみたいな新参者に俺達の何が分かるって言うんだ?俺達の事を甘く見ない方が身のためだぞ?」そう言うとザビエルは「…え?」と突然の事に困惑していた所にサンチェスはザビエルに近づき壁にドン!と手を突き顔を近づけ言った「分かったのか?」ザビエルは「は…はい!」それを聞いてサンチェスは「…ふん、ならいいだろう。」そう言ってザビエルから離れた途端にザビエルは膝から力なく崩れ落ちた。

「ねぇ、あれ大丈夫なの?」不安そうに聞いたアダムにサンチェスは「あいつにはこれぐらいが妥当だろ。」そう言ってザビエルの分の本を運ぶことにした。

その後、ザビエルは今までより真剣に業務にあたるようになってアダムにも「さっきの接待の時はめっちゃ頑張ってたね!」と褒められたりもしていた、そしてサンチェスが居ないときにザビエルがアダムに聞いた「あの…先輩、ちょっと聞きたいんですけど…サンチェス先輩と本当に付き合ってるんですか?なんか危なそうな人なんですけど…」それを聞いてアダムは「あ~サンチェスは基本的にいい人だよ?ただ、仲間に酷い事されると怒っちゃう所あるからねぇ~でも、そう言うところも好きだな!」それを聞いてザビエルは「仲間思いのいい人なんですね…僕も見習わないと!」そう言っていると後ろから「じゃあ、これから頑張ろうな!」と言ったサンチェスにザビエルは「おわぁ!いつから後ろに!」そう聞かれてサンチェスは「俺の事危なそうな人って言ってた辺りだな。」と言った。

「ごめんね、後ろにいたのは気づいたけど言わない方が良いかなって…ね?」そう言って笑っていたアダムと「まあ、その判断は正しいと思うぞ?」と言ってニコっと笑ったサンチェスを見てザビエルは「あ…やっぱりいい人たちなんだなぁ…」と思いながら残りの業務をすることにした。



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