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LoRの自司書達

名前:死に難き者の苦しみ
分類:O-01-■■■
E-Boxes:32
攻撃タイプ:ホワイト(5-8)
リスクレベル:ALEPH
脱走する恐れあり
職員が即死する恐れあり
施設に恩恵を与える可能性あり
上機嫌範囲:27-32
通常範囲:18-26
不機嫌範囲:0-17
クリフォトカウンター3

俺が守ってやらなければ駄目なんだ…
例えそれで俺が苦しんでも辛くなっても、
それが俺に出来る精一杯の謝罪なんだ。

死に難き者の苦しみは、一つの鎌と盾を背負っている紫色の髪の人型アブノーマリティーです。
鎌には「あの時にも…」盾には「俺が全て受ける。」と書いてあります。

特殊能力:
①クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動します。

カウンターは以下の条件で変動します。
 1:5名の職員が死亡する:カウンターが1つ減少
 2:護衛作業(後述)を成功させる:カウンターが1つ回復
 3:護衛作業(後述)を失敗させる:カウンターが3つ減少
条件1について、処刑弾で処分された職員は含みません。

特殊能力が発動すると収容違反を起こします。
彼は収容部門内のメインルームに脱走します。
脱走中の死に難き者の苦しみは1500ポイントのHPを持ち、ひたすらに何かに謝罪を続けています。

死に難き者の苦しみは攻撃対象と遭遇すると攻撃を受けた対象の中から一番WHITE耐性が少ない対象は即座にパニックに陥ります。
死に難き者の苦しみの攻撃によってパニックに陥ると、職員のステータスにかかわらず徘徊性のパニックに陥ります。
その後、徘徊性パニックになった対象をかなり早い速度で追いかけ体を切り刻み即死させた後、メインルームに帰ります。

収容違反は、一日を終えるか鎮圧されるまで続きます。

②護衛作業を実行すると特殊能力が発動します。
プレイヤーは愛着作業の代わりに護衛の実行が可能です。

護衛を実行するとカーソルが盾型の枠に変化します。
カーソルでエージェントを選択すると、死に難き者の苦しみが収容室から消失して、選択したエージェントに追従するようになります。
護衛された職員は移動速度が上昇します。
護衛中の死に難き者の苦しみは近くにいるアブノーマリティーに一定の間隔を空けて20-35のダメージを与えます。
以下の条件のいずれかを満たすと護衛は終了し、死に難き者の苦しみは収容室へ戻ります。

 ・護衛開始から5体のアブノーマリティーを鎮圧する(護衛成功)
 ・護衛対象がアブノーマリティの収容室へ入る(護衛成功)
 ・護衛対象が死亡する(護衛失敗)

由来:
アブノーマリティーの主が誰もが息絶えた大惨事を生き残ってしまった時の苦しみから名付けられたと言われています。

脱走情報:
RED:免疫(0.0)-WHITE:弱点(1.5)-BLACK:普通(1.0)-PALE:耐性(0.5)

ストーリー:
ある職員を元に作られたアブノーマリティーです。
 ・見慣れぬ鎌と盾を持っている所以外は至って普通に見える人型の個体。
  対話可能なレベルの知的水準を持ち、私達職員を含め全ての人に好意的な態度を維持しています。彼は自分を[編集済み]をしたからその償いをしなければいけないんだと言っており、他のアブノーマリティーの鎮圧にも肯定的です。

 ・以下は該当個体に初めて遭遇した時の音声記録である。
    (中略)
  職員ハル:
   貴方はどうして皆を守りたいの?
   何か理由はあるの?
  -:
   ハルさんは、過去に過ちを犯した事はありますか?
  職員ハル:
   過ち?そうですね…目の前で死んでしまった職員を助けてあげられなかったとかですかね…
  -:
   そうですか、その時にハルさんは仕方ないって思いましたか?
  職員ハル:
   私は、この会社で働く以上こうなるのは仕方ないことだと思ってます。
   いずれにしてもそう長くは生きられませんよ。
  -:
   なるほど、俺も昔はそう思ってました…
   でも、一緒に働いて来た仲間が死ぬってのはどうも耐えられない物でしてね?
   何度そうなっても慣れないんですよね…
  職員ハル:
   そもそも、それがどうしたんですか?
  ー:
   俺は、貴方の昔の同僚の様に目の前で死ぬのを見てる事しかできなくて助けられなかったなんて事を無くしたいんです。
   実は、俺も昔は似たような事で大切な仲間を失った…いや、殺してしまったんです。
   あの一件以来、誰かが苦しむのなんて嫌だから俺が全て受けて皆を守るって決めたんです。
  職員ハル:
   どうやって私達を守るって言うの?
  ー:
   俺には長年使って来たこの鎌と盾があります、これを使って向かって来た敵は皆倒してやりますよ!
   俺だって伊達に戦闘やって来てませんからね!
  職員ハル:
   うーん…残念だけど、信じられないね。
  -:
   まぁ、何かあったら呼んでください。
   その時はしっかりと仕事はしますから!
   (録音終了)

  音声記録からこのアブノーマリティは職員たちを助けようとする意志があることが認められた。
  しかし、未だ明確な特性を把握することは出来なかった。
  もっと情報を得る為には、このアブノーマリティの主張通り助けられた方が早いかもしれない。
  だが、他のアブノーマリティ同様、信頼し過ぎは良くない。
  鎮圧班を待機させてから助けを求める素振りしてみよう。

 ・その後様々な事があった。
  一言で言えばこのアブノーマリティーは本当に最強だ。
  騙されたつもりで数か月前に助けを求めてみたが、それからずっと愛用している。
  今まで ███████ 回助けてもらった。
  ALEPHクラスの鎮圧も早い上に新規職員もしっかり護衛してくれるおかげで被害者は殆ど出なくなった。

 ・ (音声記録)
  職員ハル:
   今日もお願いできますか?
  -:
   了解です、いつも通りしっかり護衛します。
  職員ハル:
   今日はこの新人さんを守って欲しいんですけど、問題ないでしょうか?
  -:
   …はい…行けると思います。
  職員ハル:
   いつもよりは…自信がないみたいですが、大丈夫だと思います。
   (録音終了)

 ・ <死に難き者の苦しみに関する緊急報告書>
    死に難き者の苦しみの変化について緊急報告書を提出します。
    現在、状況を把握している最中です。全 ███ 名の職員が死亡しました。
    2人目の死亡者として確認されている職員ハルの音声記録です。
   (音声記録)
  職員ハル:
   なんで…しっかり守ってくれるんじゃなかったの…?
  -:
   あ…あぁ…また、また守れなかった…俺のせいで…
  職員ハル:
   護衛対象の居なくなった貴方は危険なので鎮圧部隊を呼びます、そこから一歩でも近づいたら…
  -:
   …お前も見殺しにしたろうが!
   (以後職員ハルが泣き叫ぶ声が聞こえた後記録が途切れた)

フレーバーテキスト:
 ・”死に難き者の苦しみは職員に仲間の大切さを教えてくれる。”
 ・”死に難き者の苦しみの目的は誰も悲しまない様にすることだ。”
 ・”<Name>は死に難き者の苦しみから優しさを感じる。”

余談:
 ・死に難き者の苦しみは、眠い職員の過去を基に作られたアブノーマリティーである。
 ・ALEPHクラスアブノーマリティーの中で唯一職員に友好的である。
 ・鎌に書いてある「あの時にも…」と言うのは過去の徘徊性パニックを鎮圧する時にRED武器で行ってしまい、相手を切り刻んで殺してしまった事から「あの時にも…WHITE武器があれば…」と言う意味からつけられている。
 ・盾に書いてある「俺が全て受ける。」と言うのは自分が苦しめば他の人には被害が行かないと思ってる為「俺が全て受ける。そうすれば誰も苦しまない。」と言う意味からつけられている。
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