「789にいくつか質問するからしっかり答えてね？これデータベースに載るから。」そう言って789のデータベースを完成させるためにいくつかの質問をすることにした。

「まず、昔の時の名前は？………PASSする………仕事は？………PASSする………友人は？………PASSする………よし、分かった、パスは無しだ。………え？それ酷いだろ………全部PASSするとか思わないからなぁ…昔の時の名前は？………ぐっ…アイリスだよ………仕事は？………親父と同じフィクサーで色も貰ったよ………友人は？………昔は居たけどこの体になってからは居ないかもな………恋人は？………まだ居ない………まだって事はこれから出来ると思う？………まぁ、殆ど無理って感じだな………ちなみに、好きなタイプは？………見返りとかを求めずに何かに必死に取り組んでそれを成功させるまで諦めない根性の持ち主だな………お前、昔女性だったのになんか色々男っぽいところ多くない？女性のフィクサーって結構少ないイメージが………ゲブラーは男性だと言いたいのか？………ごめん、なんでもないです………分かればよろしい、次は何だ？さっさと終わらせよう………はいはい、えっと…自身の過去について話してないことある？………過去ねぇ…親と喧嘩して、家出してからフィクサーやって、お前の体乗っ取ってここに来て…そんなところだな………他には無いの？………実は言うとな、殆ど過去の事が残ってなくてさ…相当印象に残ってた喧嘩とフィクサーをやってたって事実とお前の体使って暴れまわったところ以外殆ど覚えてないんだよ………そうか、なら仕方ないか…ともかく、ある程度のデータは採れたから今回の所は終わりにするか………じゃあ、俺はしばらく休むかな………いつも思うけど、俺に干渉しない時ってどうやって休んでるんだ？そう言う小部屋あるのか？…
……反応なし…っと。」その後、今回のデータを元に昔の789のデータを作成していた666だった。



















　　　　　　　　　　　　　　　　　　（恋人…ねぇ…あいつ鈍いし無理かもな…）


END