LoRの自司書達

「ローランさん、新しい本届きましたよ。」そう言って眠いが持ってきたいくつかの本の中に一冊だけおかしな本が混ざっていたのを見たローランは「は~なんだこの本?[自司書日誌]なんて誰が欲しがるんだ?」すると奥の廊下から「すみません、[自司書日誌]なる本が手に入るのはここですか?」そう言って現れたのはL社の管理人X-666だった。

「管理人!お久しぶりです!」そう言う眠いに「おお~!久しぶりだね眠い!元気にしてた?」そう言って眠いとハイタッチを交わした管理人にメイソンは「もしかして、789のせいで同期失敗したんですか…?」そう聞かれて「あ~そうなんだよなぁ…まぁ、おかげで図書館これたし問題無いって!」そう言って笑っていた。

「ちょっと待て、お前それでも管理人だったのか?」そう言うローランにどこからか現れたアンジェラが「そうよ、これでも会社のトップだったわ。」それを聞いて管理人は「これでもってなんだよ…俺結構頑張ったじゃん?」すると眠いとメイソンは「俺達二人しか残ってなかったくせに…私達二人しか残ってなかったくせに…」と言ったので「あ…うん、ごめんね…」そう言って少し静かになった。

しばらくして管理人が「ここで使ってるEGOってどんなの?」と聞いてきたから眠いは「ここだと本を使って戦ってるのでEGOじゃないんですよね。」と言った為「あ~角で殴ると強そう?」と返したのを聞いて「いや、そうじゃなくて…面倒ですしそれで良いや、どうせ本でも倒せるでしょ?」そう聞いてきた眠いに管理人は「789なら素手でも行けそうだな。」と返したのを聞いてローランは「はぁ?そんなの無理だろ?」そう言ってきたのを聞いて「なら試してみるか?本気でかかって来いよ?」そう言って管理人はローランに自分を攻撃するように言った、「まぁ、本になるから良いか。」そう言って切りかかってきた瞬間に「…頼む。」そう言って管理人はものすごい速度でローランの後ろに回り込みそのまま回し蹴りを放ってローランを一撃で本にした。

「なんだ、こんなものなのか…つまらないな。」そう言って789は666に体を返して「じゃあ、ローランさん復活させないとね。」と言って眠い達にローランを復活してもらった。

「さっきのどうなってるんだ?お前あんなに動けるのか?」そう聞いてきたローランに管理人は「まぁ、ちょっとしたコツがあるんだよね。」そう言ってニコっと笑った。

「所で、他の皆は?」と聞いた管理人に眠いはここでの事を話して皆がどこにいるかとどんな事が起きたのかを知ってもらった、「なるほど、大体わかったけどトマリーってやつなんか強いんだな。」そう言っていた管理人は「789に頼んでみるか?」そう言って急遽トマリーと戦うことにした。

[総記の階接待所にて]

「まずこいつら殺せばいいんだな?一瞬で片付けるとするか。」そう言って789はものすごい速さで距離を詰めて1体目の敵を上に蹴り上げてそこからオーバーヘッドキックをして2体目の敵にぶつけて倒したのち、3体目の触手を掴んで4体目に叩きつけて殲滅した、「次行くか。」そう言ってついにトマリーと戦闘になった時に789は「まずは雑魚を片付けるとするか。」そう言って1体目の敵に近づいて触手を掴んで2体目にフルスイングしてぶつけたうえで2体目を3体目の敵にぶつけて雑魚を殲滅した。

「ざっとこんなもんか…」そう言ったとたん、後ろから来たトマリーに思いっきり殴られた789は「ぐはっ!へっ、やるじゃん…面白くなってきたねぇ!」そう言ってトマリーに真っ向から接近して思いっきり胴体に飛び蹴りをして相手を吹っ飛ばし、壁際のトマリー相手に何発も殴り続けてトマリーを倒した、「強い方だが勝てない程ではないな。」そう言って666に体を返した。

[図書館にて]

「さて、俺はそろそろ帰ろうかな。皆頑張ってね。」そう言って管理人は帰ろうとした時にローランが言った「どうやって出るんだよ?」すると管理人は「あ~チェックポイントに戻るの時のやつ少し調整して一定の時間だけ自分の状況を戻せるようにしたんだよね、それで家に居たところまで時間戻すよ。」そう言って管理人はポケットから時計を出して「…セット完了、それじゃあまたね!」そう言った瞬間、時計のような文字盤が出てグルグルと逆回転して指定の時刻で止まった時に眩い光と共にその場から消えてしまった。

「管理人ってやっぱり凄いな。」そう言う眠いにメイソンは「人間とは思えないよね…」そう言って仕事に戻ることにした。



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