LoRの自司書達

業務が始まって少しして眠いとサンチェスは安全チームのネツァクに書類を届けるように言われた。

「思ったより安全チームまで遠いからなぁ…面倒くさい。」そう言いながら眠いが安全チームに向かっていると同じく資料を届ける予定のサンチェスと会った、「お?眠いも資料届けに上層か?」そう聞かれて「安全チームに届けろってさ。」眠いがそう言ったら「奇遇だな、俺も安全チームに届けるんだよ。」そんな話をしながら安全チームについた時にサンチェスが「あれ?ネツァクさん居ないのか?」すると安全チームの職員が「向こうの廊下で見た気がします。」と言ったからそこに行ってみた。

「あ、ネツァクさん居ましたけど…自販機の前で何やってるんですかね…?」眠いがネツァクを見つけたがネツァクは何かを警戒して自販機の前に立っていた、「ちょっと様子見てみようぜ?」そう言うサンチェスに眠いは「資料渡して帰りたいんだけどなぁ…」と思いながらも少し様子を見る事にした。

「今ならいいだろ…」そう言って自販機のボタンを押すと出て来たのは本来出ないはずのビールだった、「あ〜なるほど、勝手にビール自販機設置したわけね。」そう言うサンチェスに眠いは「あれって管理人が駄目って言ってませんでしたっけ?」そう話しているとネツァクに気づかれてしまった。

「ん?いつから見てたんだ?」そう聞くネツァクに眠いは「結構最初です…」って言うとネツァクは「この事は管理人には言わないでくれ…頼むよ…」そう言ってきたのでサンチェスが「よし、なら俺達にもビールくれよ?」そう言った瞬間眠いが「待て、業務中だぞ?」そう言うがネツァクが「しょうがないな…一杯だけだぞ?」そう言って二人にビールを一缶ずつあげてこう言った「流石に見つかるとマズイだろうから奥の小部屋でも使って飲んでくれ。」その後二人はビールを飲んで(一杯どうでしょう?)それから業務に戻った。

福祉チームに戻った眠いは資料を届けた事をメイソンに報告すると「了解…後さ…眠い酒飲んだりした…?」速攻で気づかれて眠いは「その…色々あって業務中に…」それを聞いてメイソンは「え…?業務中に酒飲んだんですか…?」そう言ったので「少し説明させてくれ。」そう言ってさっきの事を話した、するとメイソンは「納得は出来ないけど自分の意志じゃないなら…それでも結構問題あるね…」そう言うメイソンに眠いは「まぁ、チーフの立場上職員の不祥事は有耶無耶には出来ないよな…」そう言うとメイソンは「ん…?違うよ…?ビール自販機が勝手に設置されてるのがマズい…」そう言ったメイソンに眠いは「でも、ビールで口封じされてるから俺は下手に動けないんだよなぁ…」そう言うと「私だって知ってるけどビール飲んでないので私が言います…」そう言ってネツァクのビール自販機が見つかってしまいしばらくビール禁止になったとさ…



END
10/40ページ
スキ