日記
好きなものの話
2026/06/21 22:34最近、とある映画を観ました。
結論から言うと、わたしの感性に合うものではなかったのですが、
だからといって駄作というわけでは全くなく、別の視点からであれば評価の高いものだったと思います。
途中からは「なぜ自分はこの作品が合わないと感じるのか」を脳内で討論会しながら鑑賞しており、ある意味考えを深めるきっかけになったんじゃないかと思います。
まず、
・役者自身と主人公/サブキャラそれぞれに対し、愛着をもつことができなかった。
これはわたしが「尊敬→信頼→愛着→かわいい」という順番で人物に惹かれる傾向があり、創作でも「関係性の積み上げ」「なぜその人がそう生きているのか、何を抱えているのか」を重視しているから、映画においても「この人を見続けたい」と思えるだけの信頼が形成されないと、なかなか乗れないのだな、と理解。
・物語に大きな起伏がなく、キャラクターの目的、問題、課題などが腹落ちしなかった。
物語のなかで関心があるのは、「この人は何を求めているのか」なので、何を求めているのか、何に困っているのかが掴めないと、自分の中で、「なぜこの人を見続ければいいのか」が成立しなかったんだと思う。
・終始穏やかな中からメッセージを掬い取らせるおしゃれなつくりだったが、問題が起こることも、悪い人もおらず、「物語はいつ始まるのだろう?」という感覚があった。
自分が物語の中で興味があるのは「状態」よりも「変化」で、穏やかな状態を観察する作品よりも、欠けや問題があり、それが変化する話のほうが入り込みやすいのでしょう。
この物語からは「欠け」が見えず、
あるいは
欠けがあったとしても、それが物語の駆動力として提示されていなかったのかも。だから、要素としては自分の好きそうなものが並んでいたのに、構造がそうではなかったので、刺さらなかった。
BLでも、記号的な「かわいさ」に乗れないのはそういうことなんでしょうな。
自分がなにが好きか、改めて気づかされる鑑賞体験でした。
でも、合わなかったけど、作品としての完成度は感じています。
決してディスっているわけではない…
結論から言うと、わたしの感性に合うものではなかったのですが、
だからといって駄作というわけでは全くなく、別の視点からであれば評価の高いものだったと思います。
途中からは「なぜ自分はこの作品が合わないと感じるのか」を脳内で討論会しながら鑑賞しており、ある意味考えを深めるきっかけになったんじゃないかと思います。
まず、
・役者自身と主人公/サブキャラそれぞれに対し、愛着をもつことができなかった。
これはわたしが「尊敬→信頼→愛着→かわいい」という順番で人物に惹かれる傾向があり、創作でも「関係性の積み上げ」「なぜその人がそう生きているのか、何を抱えているのか」を重視しているから、映画においても「この人を見続けたい」と思えるだけの信頼が形成されないと、なかなか乗れないのだな、と理解。
・物語に大きな起伏がなく、キャラクターの目的、問題、課題などが腹落ちしなかった。
物語のなかで関心があるのは、「この人は何を求めているのか」なので、何を求めているのか、何に困っているのかが掴めないと、自分の中で、「なぜこの人を見続ければいいのか」が成立しなかったんだと思う。
・終始穏やかな中からメッセージを掬い取らせるおしゃれなつくりだったが、問題が起こることも、悪い人もおらず、「物語はいつ始まるのだろう?」という感覚があった。
自分が物語の中で興味があるのは「状態」よりも「変化」で、穏やかな状態を観察する作品よりも、欠けや問題があり、それが変化する話のほうが入り込みやすいのでしょう。
この物語からは「欠け」が見えず、
あるいは
欠けがあったとしても、それが物語の駆動力として提示されていなかったのかも。だから、要素としては自分の好きそうなものが並んでいたのに、構造がそうではなかったので、刺さらなかった。
BLでも、記号的な「かわいさ」に乗れないのはそういうことなんでしょうな。
自分がなにが好きか、改めて気づかされる鑑賞体験でした。
でも、合わなかったけど、作品としての完成度は感じています。
決してディスっているわけではない…
