出来心だったんです
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ディーテ「へぇー、綺麗ではないか」
シャカ「うむ。優羽に似合っているぞ」
ロス「誰かからのプレゼントか?」
アイオロスの言葉に優羽はあぁ、と答える。
それに食いつく黄金聖闘士数名…
ミロ「誰だ?!誰から貰ったんだッ!!!」
『汚い。』
ミロ「っぶ!?」
ミロの唾が優羽にとび、優羽はまだ手にしていたハリセンでミロの頬を叩く。
蠍、本日二度目。
そして二度目の犠牲者。
そんなミロに哀れむも、それは一秒だけ。構う者などは居ない。
あのカミュさえも…。
ムウ「で、誰からのプレゼント何ですか?」
『あれは…確か、買い出しに行った時の事だ。』
*********
アテネ市街に買い出しに出た優羽は、買い物を終え帰ろうとしていると誰かに呼び止められた。
声がしたであろう後ろを振り向けばサガに良く似た…いや、正に瓜二つだ。
その男が立っていた。
『貴様は?』
「俺はカノン。お前に渡したい物があってな…」
カノンは握られた手を優羽の前に指し出す。
優羽は出された手とカノンを訝し気に交互に見てから、優羽も手を差し出した。
カノンは差し出された手の中に持っていた物を置く。
『…これは‥薔薇のペンダント?』
優羽は手の中の物を見て、眉をしかめる。
『我よりアフロディーテの方が似合うだろ。』
カノン「これはただのペンダントではない。」
優羽の言葉を聞こうとしないカノン。
そんなカノンにイラっ…とするも、カノンの言葉の続きが気になり、その場に止まる優羽。
カノン「これを付けていると、面白い事があるぞ」
『…面白い事?』
カノン「ああ…。」
カノンはそれだけ言うと去って行った。