☆ネルファンディア
→白の賢者サルマンと、ガラドリエルの妹でエルフのエルミラエルの娘。かつては最低位にある蒼の魔法使いだったが、父の死を乗り越えて白の魔法使いとなる。
　アラゴルンたちが援軍の宛を探す間に、エレボールへ脅威を知らせに行くが……
　
【旅の仲間たち】
☆ガンダルフ
→灰色の魔法使い改め、白の魔法使い。サルマンとは親友だった。
　警告を伝えるべく、ミナス・ティリスにピピンと共に向かう。
　
☆フロド・バキンズ
→ビルボ・バキンズの養子。聡明で明るく、優しくて静かなホビット。力の指輪を葬るべく、サムと共に二人でモルドールへ向かうが、徐々に指輪の魔力に侵されていく。
　
☆サムワイズ・ギャムジー
→愛称はサム。料理が得意で、実は文才もある。フロドにどこまでも付き従う忠義者。
　
☆アラゴルン
→ストライダー（野伏）の名で知られているが、実はゴンドールの正統な世継ぎ。宿命から逃げる自分に悩んでいたが、ついにゴンドールへの帰還を決意。エルロンド卿の一人娘であるアルウェンと恋仲。
　
☆レゴラス
→闇の森を統治するスランドゥイル王の息子。エルフの中でもとくに優れた五感を持っており、弓が得意。ドワーフ族のギムリとは言い合いばかりだったが、旅を通してちょっとだけ父親譲りの角が取れ、彼と良き友人になる。
　
☆ギムリ
→エレボール出身のドワーフで、遠征に参加したグローインの息子。ネルファンディアとトーリンの間柄を知ってからは敬意を示す。
　
☆ボロミア
→ゴンドール執政デネソールの長男。父の期待と重圧に苦しんでいる。根は明るく優しい人。アモン・ヘンで討死。
　
☆メリアドク・ブランディバック
→愛称はメリー。ホビットの中でもかなりやんちゃで、ピピンと仲良し。ピピンと離れて、ローハンへ残る。
　
☆ペレグリン・トゥック
→愛称はピピン。明るくお調子者だが、時々間抜けなホビット。メリーと仲良し。メリーと離れて、ガンダルフと共にミナス・ティリスへ向かう。
　

　
【闇の勢力】
☆サルマン
→白の賢者で、ネルファンディアの父。グリマに刺されそうになった彼女を庇って受けた傷が原因で命を落とす。
　
☆サウロン
→闇の冥王。力の指輪という強力な魔力と自身の魂を込めたものを失い、闇に潜んでいたがほぼ復活。手下の幽鬼たちを駆使して、隠し続けてきた軍を中つ国に展開させ始める。
　
☆ナズグル
→元々は人間の気高い王だった者たち。サウロンの指輪の力に取り込まれ、彼の手下の幽鬼となっている。モルグルの刃という呪いのかかった剣を使う。
　
☆グリマ
→別名を蛇の舌という。元々ローハンの民だったが密かに背信してサルマンに仕えていた。しかし、追い詰められて恨みを募らせたために、ネルファンディアを刺殺しようとした際に間違えてサルマンを刺してしまい、レゴラスに射殺される。
　
　
【中つ国の民たち】
☆ドワーリン
→エレボール奪還の遠征を共にした仲間で、生き残りの中では群を抜いた最強の戦士。トーリン亡き今、ネルファンディアに揺るぎ無い忠誠を誓う。
　
☆ボフール
→ドワーリンと同じ、エレボール遠征の仲間。彼と共にネルファンディアの援軍要請に尽力する。
　
☆ダイン
→トーリン亡きあと、エレボールの王を継いだくろがね山のドワーフ。懐疑性の部下たちと、恩義のあるネルファンディアとの間で悩まされることになる。
　
☆タウリエル
→闇の森の近衛隊長を務める半エルフだったが、愛するキーリを失って森を去る。今はデールの近衛隊長に就任している。
　
☆ティルダ
→デイルの国に住む、国王の叔母。バルドの娘であり、人間の中でトーリンとネルファンディアのことを知る数少ない者。
　
☆ブランド
→バルドの孫であり、彼の息子バインの子。デイルの国王。
　
☆トーリン・オーケンシールド
→ネルファンディアの婚約者であり、エレボールの亡き王。
　
☆エオウィン
→ローハン王セオデンの姪であり姫。好奇心旺盛でじゃじゃ馬娘なのだが、その男勝りな勇敢さと他に比毛を取らぬ美しさが取り柄。ネルファンディアの親友で、再会を誓い合っている。友のために自分も戦場で戦いたいと思い始める。
　
☆セオデン王
→ローハンの王。サルマンの憑依から脱し、ローハンの兵を率いてサウロン軍との戦いに挑む。
　
☆エオメル
→ローハンの騎士で、セオデンの甥。
　
☆ガラドリエル
→ロスロリエンの奥方。ネルファンディアの叔母で、一行を見守っている。
　
☆エルロンド
→最後の憩いの地、裂け谷の主人。アルウェンの父。
　
☆アルウェン
→エルロンドの娘で、ネルファンディアの幼馴染。アラゴルンと恋仲。寿命の関係で中つ国に留まるか、去るかの決断を迫られるが……？
　　
☆ビルボ・バキンズ
→ネルファンディアとエレボールへ共に旅をした仲間。力の指輪を持っていたがために長生きをしている。