裏話など

2019年末までに書いた短文 の裏話

2020/09/04 19:10
いい加減更新したかったのと、昔の裏話を書いておかないと、今後新しく書いたものの話ができない!と思ったので。

『屍体の上には』
『図書館 Thought cemetery』
『#秘密を作った』

テーマを決めていたわけじゃないですけど、意図せず「埋め(ま)る」ことが根幹になってる気がします。
埋まりたい願望が強かったのかもしれないです。
『屍体の上には』のタイトルは、梶井基次郎の『桜の樹の下には』の対にさせてもらった感じで。内容は関係あるようでないんですが。

『図書館』は某所で図書館を題材にして何か書いてくれみたいなことを言っていた方がいたので、それで書いた気がします。が、望まれていたものはコレジャナイんだろうなという気はしました。あんまり気にしていません。
詰みあがった書籍の背表紙を眺めるのが好きなので、そのままそういう感覚を書きました。ところでアレ、あの文章が小説じゃないのはわかるんですけどなんなんでしょうね?

『#秘密を作った』はちょうど夏にツイッターで流れて来ていたハッシュタグの連想で書いたやつで、140字以上になっちゃったので画像にした記憶があります。
皆明るい感じのを書いてたので、ちょっと捻りを入れてやろうとか思った記憶があります。
サイコホラーだと受け取っても正解ですし、地底や別世界に消えた~的なファンタジー展開でもいいなぁって思ってます。なんせ子供のやることですから!!(免罪符になりません)
主人公が成長して、何かに気付くのが怖いなぁって書いた私は今も考えますが、ちょっと楽しいですね( ´艸`)

三題噺はあんまり記憶がないんです……。書いたという記憶は確かにあるんですけど。
『屍体の上には』を書いた時期以前に小説を書いたのが学生時代だったので、随分と文章を書いていなかったんで、そのリハビリでした。マストドンの字数が500字なので、それぐらいの短文になっています。

マストドン小説の方は三題噺から少し時間を置いて書いたものですね。半年か1年ぐらい後だと思います。
『満たされなかったものは』は結構気に入っていますが、もうちょっと表現は変えたかったなーと思ったり、思わなかったり。反省だけは付きまといます。

『心が望んだものは』もリハビリだった気がします。3月に書いたらしいです。そういえば三題噺だったというのを書いていて思い出しました。お題botのやつです。
明るめで人が死んだり消えないものを…と思いました。
鬱屈とした友人付き合い、眩い青春のようなものをしゃぼん玉に込めたかった…気がします。

『真っ赤な何か』は掌がお題だったので、ぼく夏のイベントを思い出して書きました。親戚のお兄ちゃんと弟くんとぼく君が一緒に掌を太陽に透かしているあのシーンですね。
今書いてる100日チャレンジもぼく夏の影響はだいぶ入ってると思います。これ読み直すと懐かしかったです。系譜を感じます。

『手折ってしまえたらどんなにか』
SSページメーカーさんの画像ツールで書いて作った記憶があります。
「エモい!」と言ってもらえて嬉しかったのが忘れられません。気に入っています。ちょうど桜の季節で、桜の季節なので花を題材にしたいと思った記憶があります。花は桜でもあり、卒業生が胸に挿すアレかもしれません。イメージ的には離任が決まった先生、もしくは卒業前の先輩でした。

『温めてくれない』
五月病をイメージしたような、そんな感じです。布団と結婚って布団から求婚されたら怖いよね的な感じなのをもっとファンシーに書きたかった気がします。だから、ラストだけ見るとホラーな気もするんですけど……私としてはファンタジーです(?)
マストドンで公開して、仕上がりに納得が行かず直した記憶があります。改訂前は残していないんですけど、残していないのも心残りになるって厄介ですよね。でも今後も消していきたいと思います。

『君と僕の興味』
これもリハビリだった記憶がありますね……
どこかである傘祭り?の話からの連想だった気がします。
カラフルな傘じゃなくて、モノクロの中に赤い傘がひとつだけある光景を、青春で描きたかったので、作中でヒロインが撮りたかった風景がそのまま私の書きたい話でしたね。

『まさか先を越されるなんてね』
お題だったような気がします…不完全燃焼というかあまり満足していないので覚えていない……!「ああまた死んだな」と思った記憶があります。

『紫陽花と毒』
は秋頃に書き始めて、翌年の梅雨終わりにギリギリだなぁって上げたような覚えがあるんですけど、思い出せません。
何が書きたかったのかも思い出せません。
似たようなテーマの書きかけ短文も一緒に残っていたのですけど、それもよくわかりません。わたしじゃないのか書いたのは…?

『桜の花弁は赤く染まるか』
は『その願いで咲く花は』と合わせて、完全に蛇足です。

中短編カテの『復讐』は去年の集大成でした。
書いたの9月だったらしいですね。去年のラストってイメージが強かったので、9月から今年の1月までなんも書いてなかったのか…と自分にがっかりしました。
最初のシーンが思いついて、どうしても最後につなげようと思ったら色々設定が湧いてああなりました。
主人公の名前とかは結構適当につけました。救われない話だなぁって思っています。


今年のは年内中にじっくり書きたいです!

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