裏話など

昨年5,6,7,8,9,10月分短編ssについて

2021/05/05 09:23
「真夜中のドライブ」

5月、7月と書きました。
夜に近所をバイクツーリングに乗せてもらっていたときに思い付いたやつです。
河川敷を眺めながらメモを取ったのを覚えています。
多分前後に鬼談百景とか読んでたんじゃないかと。
昔からよくある怪談話風のものが書いてみたくて当たり障りない感じでしあげました。
7月の方は、当時近所にあった病院跡地の話で聞いたことのある知人の知り合いの体験談を元にしました。信じてはいません(笑)
目新しさも無いので、とくに言及することはないのですが、ネタがあればまた書きたいですね。


「私が恋をしたあなたは××でした」

これもバイクの後ろに乗って空を眺めている時に思いつきました。
この頃、バイクに乗ると創作ネタが思いつくことに気付いた感じでしたね。
雲の流れを眺めながらよく耳にする言葉やツイートを思い出しながら考えた気がします。
投稿サイトにて、「序盤でオチが読めました」とコメントをもらった話なのですが、ここにこういうオチを置けばまとまりが良いという理由だったのでオチは対して重要ではないと思っています。という負け惜しみです。
女性であることの人生観というか、いっそそう言うことにしたいという願望でもあった気がします。
死神に恋をしたから、ではなく、死に憧れているから死神に恋したことにしている。と書いた私は思っています。自己投影的な。


「シんだ友達とカラの箱」

これは眠れない真夜中に冒頭が思いついて、メモをし、別の日に一気に書いた記憶があります。
熱帯魚が友達であり親友。
最愛の人が水槽で死んだ同僚です。
サイコレズと私の中で揶揄している話ですが本人は純愛です。きっと。多分。
好きな女を旦那と別れさせ、その隙間に入り込もうとして失敗した女の話です。
なんかインパクトのありそうなシチュエーションだなぁと思ったので採用されたのが大きな水槽でした。
オシャレな部屋に飾られた大きな水槽って雰囲気ありますよね。
登場人物の誰にも自己投影は全くしてないし、感情移入もできないです(笑)

「いないのはどっち」

これは作中の遊びの方から考えました。
こういう危ないことに対しての好奇心が湧くけど危ないし多分思ったようには行かないけど、成功しても失敗しても危険度が高いから絶対にできないこと。(そもそもこの状況自体をまず作れない)というようなことを考えていて、じゃあ夢ならできるな。というところから組み立てました。
夢の中に出てくる友達の女の子は現実の主人公の手にする本の中に出てくる狐で、主人公は長期入院中の患者という設定です。
現実にはいないあの子、本の中にいなかったことにされた自分、夢の中にはいるあの子、現実にも本当はいないかもしれない自分。

みたいなつもりのタイトルです。


「その先でいつか交わる」

ノペプラのコンテストかなんかで出したやつですね。
なんとなく書けそうな気がして書き始めたら小綺麗な話にしようとしすぎて気持ち悪くなり、不完全燃焼な気がしている話です。
あまり好きじゃない…陳腐です。話すことがない。


「やまないオト」

某所で繋がりのあるフォロワーさんに影響をビンビンに受けた感情グルグルなショートショートです。
昔を思い出しながら書きました。
割と好きな感じに書けた気はしています。好みは分かれるのでしょうが(笑)

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