ルスト考察論文(未完成)

アスモデウスの呪いから考えるルストブルグ事情の一考察
おさしみ

はじめに
 2016年1月28日にスマートフォン向けゲーム、タクティクスRPGとして株式会社FgGよりリリースされた誰ガ為のアルケミスト(以降「タガタメ」と表記する)は、この論文を執筆している現在では2周年を迎えた。更に、全世界600万人にダウンロードされるという賑わいを見せている。タガタメは戦闘システムや育成システムは緻密に練られており、非常に戦略性に富んだゲームとなっているが、その人気の一つはストーリーや世界観の構成からもなっている。メインストーリーは4章までの前編を終え、5章より砂漠地帯を舞台とし、タガタメの世界観の後編が繰り広げられている。
 タガタメのメインストーリーは章ごとに主人公が異なっており、また、章でメインとなる国ごとに大きく世界観が異なっている。ルストブルグを舞台とするメインストーリー3章では、複雑な要因が重なり、明らかになっていない不透明な部分が多く見受けられる。しかしイベントシナリオ「残雪を踏む少女達」(以降「残雪」と表記する)により、今まで不透明であった大部分が明らかにされた。これまでルストブルグに関連するイベントからルストブルグについての新たな情報を得られる事はほとんどなかった為考察にまで至らなかったが、新しく多大な情報が登場した事により、メインストーリー3章の情報と統合する必要性があると感じた。ルストブルグに関するこれまでの研究資料は見つからず、本論文で既存の情報をまとめ明らかにする事で今後のルストブルグ考察をする上で、情報を集約した資料とすることが出来ると考えられる。

研究目的
 メインストーリー3章に視点を当ててルストブルグについて現在明らかになっている点について明らかにし、今後のルストブルグ考察を行う一助とする。

 研究方法
研究デザイン
 質的記述的研究

対象
 本研究においての対象はゲームにおけるストーリーであるが、そのストーリーは大半がキャラクターの会話により構成されている。その為、メインストーリー3章全文、イベントシナリオ「残雪を踏む少女達」全文を対象とする。

データ収集方法
 本研究は質的研究を取っているが、対象は人ではなく既に発表されているストーリーとしている。研究対象としているストーリーを全て逐語録様に文字に起こし、データとした。

 データ収集期間
 2018年9月~
 ストーリーを逐語録様に分析するため、データを研究用に文字に起こした期間をデータ収集期間とする。
 執筆期間は2018年9月14~

 分析方法
 ストーリーを逐語録様に文字に起こしてデータとし、KJ法を用いる事とした。ルストブルグについての情報が現れているセリフ・文章を、内容が一つの意味を示すよう文脈に留意しながら意味内容を区切る。それがどのような意味を示しているのか探求し、個々にコード名を作成する。類似しているコードの共通性を検討しながら類型化を繰り返し、KJ法を用いてサブカテゴリー、サブカテゴリーを抽出した。
 本研究の特殊性により研究指導者のスーパーバイズを受ける事が出来なかった。

 倫理的配慮
 本研究はいずれの倫理委員会の承認も得ていない。研究対象の同意も得ていない。(2次創作系の公式文章チェックしなきゃ)
 研究対象はストーリーであるが、本研究を執筆する際、メインストーリーの内容を載せてゲームをせずともストーリーの詳細を知る事が出来る形式での発表(データ化した全文を本論文に載せる等)を避ける。分析するデータは全てコード・サブカテゴリー・カテゴリーの状態で記し、メインストーリーからの引用は最小限とする事により、3章を未だプレイしていない者へのネタバレの配慮に努める事とした。

結果

考察

今後の課題と研究の限界

結論

謝辞

文献
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