第7章 ~記憶の扉が開くとき~

 前島の事件後、穏やかな日常を取り戻した赤井と夢主。
組織のビジネスについては未だ詳細が分からないままではあったが、差し迫って大きな動きはない。
夢主の体調も落ち着いていることから、少年探偵団たちとも交流を深めていた。
 一見東都の街は平和に見えるが——水面下では組織のビジネスが、そして不穏な動きをする影が、赤井たちの知らないところで着々と準備を進めていた。

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