どうしようもできないんだ。助けてくれよ
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※ヤンデレ注意
名無しさんの細い首に手をかける
あとちょっと力を入れてしまえば骨が折れてしまいそうだ
苦しい。苦しいんだ。
その顔を見てたらさらに苦しくなった
大丈夫だ。もう少しでこの苦しみは終わるから
「ゾ…ンビ…マ…くる、し…」
「ごめん。ごめんな」
非力な力で俺に抵抗するも、男の力に敵うはずがない
その必死で無駄な抵抗も俺を一層苦しめた
頼む。頼むから俺をこれ以上苦しませないでくれ
苦しくて心臓が潰されて死んでしまいそうだ。いや、これで死ねたらどれだけ幸せだろうか
きっかけは何だったかな
いつのまにか名無しさんが隣にいてちょっとしたくだらないことで一緒に笑いあって、泣きあって、怒りあって
たくさんの感情を一緒に共有してくれた
それがたまらなく幸せで
誕生日のときに指輪をプレゼントしてあげたら泣きながら笑ってたな
名無しさんの笑顔が一番好きだった
そのとき、ふと思ってしまったんだ
名無しさんはいつか歳をとっていずれは死んでしまうけど、俺は歳をとっても死なない
それは決められていたことで、当たり前の運命で
名無しさんがいなくなってしまったら俺はどうすればいいんだ
そんな世界、俺には耐えられない
そのときから眠れないほど怖くて苦しくて
好きだった笑顔も、いつかなくなってしまうんだと思ったら怖くなって、苦しくなって
頼む、もう俺にその笑顔をむけないでくれ
こんなに苦しいのなら今のうちから名無しさんのいない世界に慣れるしかない
だから、頼む
「死んでくれ。お願いだ。怖いんだ」
もしも、もしも俺が死ねたとして
あの世でまた名無しさんが会える可能性なんてわからない
それならいっそのこと、跡形もなく消えてくれ
「・・・いい、よ・・・」
「え・・・?」
「ころして・・・いいよ」
名無しさんの言葉に耳を疑って力がゆるんだ
名無しさんは今まで制限されていた酸素を思いっきり吸い込んで優しく、暖かく、笑った
「ごめんね。今まで苦しめてて。大丈夫。私もいつか死ぬなら好きな人に殺される死に方をしたい」
「名無しさん・・・」
あぁ、ごめん。ごめんな
愛し方がわからなくて、愛の形がわからなくて
この苦しみも名無しさんと共有しているのだろうか
名無しさんの細い首に手をかける
あとちょっと力を入れてしまえば骨が折れてしまいそうだ
苦しい。苦しいんだ。
その顔を見てたらさらに苦しくなった
大丈夫だ。もう少しでこの苦しみは終わるから
「ゾ…ンビ…マ…くる、し…」
「ごめん。ごめんな」
非力な力で俺に抵抗するも、男の力に敵うはずがない
その必死で無駄な抵抗も俺を一層苦しめた
頼む。頼むから俺をこれ以上苦しませないでくれ
苦しくて心臓が潰されて死んでしまいそうだ。いや、これで死ねたらどれだけ幸せだろうか
きっかけは何だったかな
いつのまにか名無しさんが隣にいてちょっとしたくだらないことで一緒に笑いあって、泣きあって、怒りあって
たくさんの感情を一緒に共有してくれた
それがたまらなく幸せで
誕生日のときに指輪をプレゼントしてあげたら泣きながら笑ってたな
名無しさんの笑顔が一番好きだった
そのとき、ふと思ってしまったんだ
名無しさんはいつか歳をとっていずれは死んでしまうけど、俺は歳をとっても死なない
それは決められていたことで、当たり前の運命で
名無しさんがいなくなってしまったら俺はどうすればいいんだ
そんな世界、俺には耐えられない
そのときから眠れないほど怖くて苦しくて
好きだった笑顔も、いつかなくなってしまうんだと思ったら怖くなって、苦しくなって
頼む、もう俺にその笑顔をむけないでくれ
こんなに苦しいのなら今のうちから名無しさんのいない世界に慣れるしかない
だから、頼む
「死んでくれ。お願いだ。怖いんだ」
もしも、もしも俺が死ねたとして
あの世でまた名無しさんが会える可能性なんてわからない
それならいっそのこと、跡形もなく消えてくれ
「・・・いい、よ・・・」
「え・・・?」
「ころして・・・いいよ」
名無しさんの言葉に耳を疑って力がゆるんだ
名無しさんは今まで制限されていた酸素を思いっきり吸い込んで優しく、暖かく、笑った
「ごめんね。今まで苦しめてて。大丈夫。私もいつか死ぬなら好きな人に殺される死に方をしたい」
「名無しさん・・・」
あぁ、ごめん。ごめんな
愛し方がわからなくて、愛の形がわからなくて
この苦しみも名無しさんと共有しているのだろうか
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