何十回殴っても気がすむわけないでしょ
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携帯の時間をみる
ただいま16時30分
ちなみに学校が終わったのは15時
もうすでに一時間半も待っている
「名無しさん-、放課後話しあるから残ってくれ」
そう言われたのは2時間目の休み時間
くっそあの教師殺す
別に悪いことして怒られるわけじゃないよ
なんか書いた作文を全校生徒の前で発表するからリハーサルやるんだって
中々先生こないから職員室行ったらなんて言われたと思う?
「若井先生は今会議中ですよ」
自分の予定ぐらいしっかり確認しとけや
何回殴ってやろうか
そんなこんなで待たされてる私です
帰ってしまうのもなんかなぁ・・・
下駄箱で一人でひたすら携帯やってる女子生徒はみんなの目にどう写ってるんだろ
いいし別に。パズ○ラ超たのしー!!
「何やってるんだ?名無しさん」
「うおっ!?ビックリした・・ジェノスくんか」
「驚かしてしまったか。すまない」
「いやいや、こっちこそごめんね。ちなみに私は先生待ってる」
「もう一時間半も待ってるじゃないか」
「なんか先生会議してるらしいよ」
あぁ、という顔をしたジェノスくん
うわぁあんまり話したことなけど名前おぼえててくれたんですね
あの勉強もできて運動もできて性格もいい眉目秀麗なジェノスくんが何の取りえもない私をですよ
友達に自慢してやろう
よかったらジェノス君も若井先生ぶん殴ろう会入らないかい?
「ジェノス君はこんな時間にどうしたの?」
「あぁ、部活も大会が近いから軽くだったんだ」
「そっかー、サッカー部もうすぐで大会だもんね。がんばってね」
「ありがとう。名無しさんも確かもうすぐで校内発表するんだろう?がんばれよ」
「ジェノス君に応援されたら私めっちゃがんばっちゃう!!」
「なんだそれは」
ジェノス君がこんな風に笑うの初めてみた!
だっていつもクールというのか・・・冷静というのか、
そんな表情しかしないんだもん
それだけでもイケメンですけどね
「そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?もう四時半だし」
「名無しさんはどうするんだ?」
「先生が来るまで待ってるしか・・・」
「・・・俺でよかったら暇つぶしの相手になってやろうか?」
「えっ」
いいんすか!?
ぜひお願いします。そろそろ携帯の充電切れそうだったし
それにジェノス君とお喋りなんて、クラスの女子にイジめられる
まぁ、この時間帯は部活か帰宅してるんだろうけど
ぜひ話し相手になってください
そしてジェノス君について意外なことを知った
「このまえ俺俺詐欺の電話がかかってきたんだ」
「マジで!?」
「マジだ。それで逆に話しを合わせてやったんだ。あぁ~山中か~久しぶりだな!ってな」
「何それウケる」
「そしたら相手がすごく慌ててたからさらに、実は俺んちの母さん倒れちゃってさ・・・と言ってやったんだ」
「ジェノス君わるっ!!」
「冗談だ」
「なんだよ!!どっからどこまでが冗談!?」
「話しを合わせたっていうあたりだな」
「ほとんど嘘じゃねーか!!」
「フフ、すまない」
ジェノス君めっちゃおもしろいじゃん
こんなに喋るキャラだったとは
普段の教室の感じじゃ全然想像つかないわ
「あ、先生来たっぽい。ごめんねジェノス君ありがとー!じゃあねー!」
「あぁ」
ジェノス君とすごく喋れてご機嫌なまま若井先生殴ろう
きっと気持ちいいだろうな
さぁて・・・何回殴ったら私の気はすむのかな?
なんていうのは冗談で
クソ話し長いよ若井
そんなの聞かされたって私が理解できるわけがなかろうに
しかももう五時半とか死にたい
いくら日が長くなってきたからってなぁ・・・
何回か殴らせろ
走って下駄箱行かないと鍵閉められるしな
全力疾走女子とかかっこいいね!!私だからかっこよくないけど
「あれ、まだ帰ってなかったの!?」
下駄箱には携帯をイジっていたジェノス君が
「誰か待ってるとかか」
「そうだ」
「うわー!!彼女とか?」
「そうだ。・・・ただし液晶からでてこない」
「ブッ」
「冗談だ」
「知ってた」
その手は二度くうか!!
ジェノス君がオタクとか信じられないでしょ
そんなギャップいらんぞ
「・・・で、どっからどこまでがマジなの」
「誰かを待ってるあたりだ」
「誰待ってるのさ」
「名無しさん」
「はっ?」
「名無しさんを待ってた」
「え、何で?」
「こんな時間に女子を一人で帰すわけにはいかないだろう」
イケメンすぎハゲた
うん、君はやっぱりモテるべき人間だね
神様ありがとう
私のために待っててくれたとか死ねる
「・・・ありがとう!じゃあ帰ろうか」
「そうだな」
こんな少女漫画みたいなの私が経験できるとか
もう一生ないな、と思いました
ただいま16時30分
ちなみに学校が終わったのは15時
もうすでに一時間半も待っている
「名無しさん-、放課後話しあるから残ってくれ」
そう言われたのは2時間目の休み時間
くっそあの教師殺す
別に悪いことして怒られるわけじゃないよ
なんか書いた作文を全校生徒の前で発表するからリハーサルやるんだって
中々先生こないから職員室行ったらなんて言われたと思う?
「若井先生は今会議中ですよ」
自分の予定ぐらいしっかり確認しとけや
何回殴ってやろうか
そんなこんなで待たされてる私です
帰ってしまうのもなんかなぁ・・・
下駄箱で一人でひたすら携帯やってる女子生徒はみんなの目にどう写ってるんだろ
いいし別に。パズ○ラ超たのしー!!
「何やってるんだ?名無しさん」
「うおっ!?ビックリした・・ジェノスくんか」
「驚かしてしまったか。すまない」
「いやいや、こっちこそごめんね。ちなみに私は先生待ってる」
「もう一時間半も待ってるじゃないか」
「なんか先生会議してるらしいよ」
あぁ、という顔をしたジェノスくん
うわぁあんまり話したことなけど名前おぼえててくれたんですね
あの勉強もできて運動もできて性格もいい眉目秀麗なジェノスくんが何の取りえもない私をですよ
友達に自慢してやろう
よかったらジェノス君も若井先生ぶん殴ろう会入らないかい?
「ジェノス君はこんな時間にどうしたの?」
「あぁ、部活も大会が近いから軽くだったんだ」
「そっかー、サッカー部もうすぐで大会だもんね。がんばってね」
「ありがとう。名無しさんも確かもうすぐで校内発表するんだろう?がんばれよ」
「ジェノス君に応援されたら私めっちゃがんばっちゃう!!」
「なんだそれは」
ジェノス君がこんな風に笑うの初めてみた!
だっていつもクールというのか・・・冷静というのか、
そんな表情しかしないんだもん
それだけでもイケメンですけどね
「そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?もう四時半だし」
「名無しさんはどうするんだ?」
「先生が来るまで待ってるしか・・・」
「・・・俺でよかったら暇つぶしの相手になってやろうか?」
「えっ」
いいんすか!?
ぜひお願いします。そろそろ携帯の充電切れそうだったし
それにジェノス君とお喋りなんて、クラスの女子にイジめられる
まぁ、この時間帯は部活か帰宅してるんだろうけど
ぜひ話し相手になってください
そしてジェノス君について意外なことを知った
「このまえ俺俺詐欺の電話がかかってきたんだ」
「マジで!?」
「マジだ。それで逆に話しを合わせてやったんだ。あぁ~山中か~久しぶりだな!ってな」
「何それウケる」
「そしたら相手がすごく慌ててたからさらに、実は俺んちの母さん倒れちゃってさ・・・と言ってやったんだ」
「ジェノス君わるっ!!」
「冗談だ」
「なんだよ!!どっからどこまでが冗談!?」
「話しを合わせたっていうあたりだな」
「ほとんど嘘じゃねーか!!」
「フフ、すまない」
ジェノス君めっちゃおもしろいじゃん
こんなに喋るキャラだったとは
普段の教室の感じじゃ全然想像つかないわ
「あ、先生来たっぽい。ごめんねジェノス君ありがとー!じゃあねー!」
「あぁ」
ジェノス君とすごく喋れてご機嫌なまま若井先生殴ろう
きっと気持ちいいだろうな
さぁて・・・何回殴ったら私の気はすむのかな?
なんていうのは冗談で
クソ話し長いよ若井
そんなの聞かされたって私が理解できるわけがなかろうに
しかももう五時半とか死にたい
いくら日が長くなってきたからってなぁ・・・
何回か殴らせろ
走って下駄箱行かないと鍵閉められるしな
全力疾走女子とかかっこいいね!!私だからかっこよくないけど
「あれ、まだ帰ってなかったの!?」
下駄箱には携帯をイジっていたジェノス君が
「誰か待ってるとかか」
「そうだ」
「うわー!!彼女とか?」
「そうだ。・・・ただし液晶からでてこない」
「ブッ」
「冗談だ」
「知ってた」
その手は二度くうか!!
ジェノス君がオタクとか信じられないでしょ
そんなギャップいらんぞ
「・・・で、どっからどこまでがマジなの」
「誰かを待ってるあたりだ」
「誰待ってるのさ」
「名無しさん」
「はっ?」
「名無しさんを待ってた」
「え、何で?」
「こんな時間に女子を一人で帰すわけにはいかないだろう」
イケメンすぎハゲた
うん、君はやっぱりモテるべき人間だね
神様ありがとう
私のために待っててくれたとか死ねる
「・・・ありがとう!じゃあ帰ろうか」
「そうだな」
こんな少女漫画みたいなの私が経験できるとか
もう一生ないな、と思いました
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