「イアイ･･･実は前から頼みたいことがあるんだ」

「何だ」

「結婚し「断る」知ってた」


だってもう何回も断わられてるもの
いくら私でも学習しますって
だから今日は少し違うことを頼んでみよう


「あのさぁ･･･これから私と裸の付き合いしようぜ!!」

「何を言っている？」


うわ冗談の通じない
その冷たい目線も私を興奮させるだけって何故イアイはわからないのかな
ていうかなんで私の愛をわかってくれないのかな


「私はただイアイが大好きなだけなのにー!!大好きでイアイのTシャツ一枚パクるぐらいなのにー!!」

「!?、あれはお前だったのか!!」

「今更か。イアイもまだまだだな」


今も部屋に飾ってあるよなんて言ったら殺されちゃうかな
だって今でも刀抜いてプルプル震えてるもん
ごめんって


「いつ部屋に入った」

「三日前ぐらい」

「どうやって入った」

「これだよ･･･あぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」


あれ、鍵って金属でできてなかったけ
それなのに一瞬にしてバラバラになったんですけど
これは鍵が脆いのかそれともイアイの剣がすごいのか
そりゃイアイの剣の腕がすごいに決まってるよねー!!当たり前じゃないか!!
愛しのイアイだもの


「まったくお前は･･･これでよく警察に捕まらないところだ」

「だってイアイが警察に突き出さないんじゃないか。なんだかんだ言って優しいんだから」

「名無しさんと関わりたくないだけだ」

「いやん冷たい。だけど好き!!」


思い切って抱きついちゃった
あぁお母さん。私がバラバラの細切れになっても元気でやってね


正直殴られる覚悟をしていたのだが


「!?!?!?、な、ななな何をする名無しさん!?」


あれ予想外の反応
顔真っ赤にしちゃって
さてはこういうのに慣れていないな？
やっばい興奮する。ていうかした


「何だその顔は!?」

「いやぁ･･･これからこうやって攻めればいいのかと思って」