いやいやいやマジ無理だって。コーヒカップ怖いよ
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イアイがやっと無事に退院できた
スティンガーやイナズマックスが泣きながらイアイに抱きついておめでとう、と言っているのを俺とゲンジはやれやれといったふうに眺めていた
もちろん俺らも泣きそうだったけど
アトミック侍さんやカマ、ドリルも加わって俺の家で退院パーティーの後の掃除は未だ終わっていない
退院パーティーはもう一回やった
今度はA級ヒーローほとんどが集まって焼肉屋で大騒ぎ
退院したばっかのイアイがみんなを抑えようとしてくれてたのにあいつらは
俺らの苦労をミジンコほどでもいいからわかってほしい
まぁ俺もブルーファイアとケンカしちゃったけど。あれはブルーファイアが悪い
そんなこんなで、パーティーも一段落・・・と、言いたいが
実はラッキーなことがあったのだ
ヒーローには必然的に保険に入らなければならないのだが、その他に協会からの療養給付がもらえるのである
しかも剣士としての命ともいっていい腕を失ってしまったのだからそれはもう莫大に
だけどイアイの家はお金持ちだし、俺の実家からも入院費やら何やらは結構だしたのでそのお金は莫大にあまる
だからイアイが心配かけてすまない、という寛大な心と懐を遠慮なく受け取って
「っひょー!遊園地なんて久々に来た!!」
「おいおい、落ち着けよスティンガー」
「そういう名無しさんだってすごいワクワクしてんじゃん」
「やっぱまだ子供だな」
「う、うるせーゲンジ!」
そう、そのお金で俺ら五人遊園地へ来た
療養給付を遊びでつかってしまうヒーローなんてこの先俺らだけだと思う
だってしばらくイアイいなくて遊べなかったし
それに遊園地とか意外と十代になってからそうそう行かないものなのでそりゃハシャいでしまう
それは俺らだけでなくイアイ達もそうだと思う
「あれ名無しさんとゲンジ身長制限大丈夫か」
「「イナズマックスジェットコースターから落とす」」
「落ち着け名無しさん、ゲンジ」
イアイにそう言われてもこの怒りは抑まる気がしねぇんだけど
身長最低でも130あればすべてアトラクション乗れますけど
だからやっぱ最初はジェットコースター行ってイナズマックス突き落とそう
「やっぱ最初ゴーカートだろ!」
そんなスティンガーの発言でゴーカートへ急ぐ
急がなくても平日なので人は全然いないので走らなくてもいいのだが楽しみなのでしょうがない
え?学校は、って?
・・・明日青木にノート写させてもらうから。うん。
まぁまぁ今日はそんなことは考えずに楽しみたい
俺も楽しみたいけど一番楽しんでほしいのはイアイだ
パーティーもいいけどこうやって五人で久々に遊ぶんだから、嫌なことは忘れてほしい
イアイはみんなが見てないところで悲しそうな顔をする
きっと腕が失ったことより自分の無力さについて悔しがってるんだと思う
イアイは、何も悪くないのに
そんな表情をしているのは俺ら全員知っている
みんな見てないつもりだとイアイは思っているんだろうけど、意外とイアイは自分のことがわかっていない
あえて俺らは何も言わないけど
そういうときはソッとしてあげて、楽しいことを嫌な思い出が消えるぐらいに上乗せしてあげるんだ
「ほれ、イアイは助手席座れよ」
「きゃー名無しさんイケメン!」
イナズマックスに言ったわけではないんだけど
そんなイナズマックスの発言に苦笑しながらもイアイは俺の助手席に座る
そして俺は一気にアクセルを踏んだ
遊園地特有の木が生い茂る風景を程よいスピードで出しながら眺める
意外とスピードでるんだな
生ぬるいカーブを必要以上にハンドルを回さずにドリフトする
「・・・運転うまいな。名無しさん免許持ってたか?」
「いや、バイクだけ」
バイクは16歳の誕生日と同時に取ったっていうか命令されたというか
あれが誕生日プレゼントだったような気がする
免許と同時に大型バイクが当時俺の部屋にあったときはびっくりした
なんだおじい様お茶目なとこあるんだなって思ったほどだ
「免許持ってなかったらどこでこんな技術おぼえたんだ?」
「・・・家で戦車乗り回してた」
「・・・」
イアイの刺さるような視線がとても物理的に痛い
必死で隣を見ないように正面を向いたままハンドルをさっきよりも強く握る
だって余所見運転危ないもん
ゴーカートの次は空中ブランコに乗ることになった
俺これ初めて乗るなー
紐が切れないかどうか心配だ
イアイとスティンガーとゲンジはコーヒーカップへ行ってしまったので俺とイナズマックス二人となる
ビュンビュン回されて空を飛んでるのってこういう感じなのかな、っていうのが感想
「すごかったなー!」
「あぁ。なんか新しい必殺技の参考にできそう」
そういえばイナズマックスの必殺技の回し蹴りってちょっと空中ブランコっぽいかも
俺も必殺技とか欲しいな。かっこいい
今度一緒に必殺技考えて欲しいかも
それかペアの必殺技
おぉ、ちょっといいかも
「イナズマックス今度二人の必殺技考えようぜ」
「いいなそれ!」
まず最初名前から考えるあたり俺ら精神年齢低いなって思う
スティンガーやイナズマックスが泣きながらイアイに抱きついておめでとう、と言っているのを俺とゲンジはやれやれといったふうに眺めていた
もちろん俺らも泣きそうだったけど
アトミック侍さんやカマ、ドリルも加わって俺の家で退院パーティーの後の掃除は未だ終わっていない
退院パーティーはもう一回やった
今度はA級ヒーローほとんどが集まって焼肉屋で大騒ぎ
退院したばっかのイアイがみんなを抑えようとしてくれてたのにあいつらは
俺らの苦労をミジンコほどでもいいからわかってほしい
まぁ俺もブルーファイアとケンカしちゃったけど。あれはブルーファイアが悪い
そんなこんなで、パーティーも一段落・・・と、言いたいが
実はラッキーなことがあったのだ
ヒーローには必然的に保険に入らなければならないのだが、その他に協会からの療養給付がもらえるのである
しかも剣士としての命ともいっていい腕を失ってしまったのだからそれはもう莫大に
だけどイアイの家はお金持ちだし、俺の実家からも入院費やら何やらは結構だしたのでそのお金は莫大にあまる
だからイアイが心配かけてすまない、という寛大な心と懐を遠慮なく受け取って
「っひょー!遊園地なんて久々に来た!!」
「おいおい、落ち着けよスティンガー」
「そういう名無しさんだってすごいワクワクしてんじゃん」
「やっぱまだ子供だな」
「う、うるせーゲンジ!」
そう、そのお金で俺ら五人遊園地へ来た
療養給付を遊びでつかってしまうヒーローなんてこの先俺らだけだと思う
だってしばらくイアイいなくて遊べなかったし
それに遊園地とか意外と十代になってからそうそう行かないものなのでそりゃハシャいでしまう
それは俺らだけでなくイアイ達もそうだと思う
「あれ名無しさんとゲンジ身長制限大丈夫か」
「「イナズマックスジェットコースターから落とす」」
「落ち着け名無しさん、ゲンジ」
イアイにそう言われてもこの怒りは抑まる気がしねぇんだけど
身長最低でも130あればすべてアトラクション乗れますけど
だからやっぱ最初はジェットコースター行ってイナズマックス突き落とそう
「やっぱ最初ゴーカートだろ!」
そんなスティンガーの発言でゴーカートへ急ぐ
急がなくても平日なので人は全然いないので走らなくてもいいのだが楽しみなのでしょうがない
え?学校は、って?
・・・明日青木にノート写させてもらうから。うん。
まぁまぁ今日はそんなことは考えずに楽しみたい
俺も楽しみたいけど一番楽しんでほしいのはイアイだ
パーティーもいいけどこうやって五人で久々に遊ぶんだから、嫌なことは忘れてほしい
イアイはみんなが見てないところで悲しそうな顔をする
きっと腕が失ったことより自分の無力さについて悔しがってるんだと思う
イアイは、何も悪くないのに
そんな表情をしているのは俺ら全員知っている
みんな見てないつもりだとイアイは思っているんだろうけど、意外とイアイは自分のことがわかっていない
あえて俺らは何も言わないけど
そういうときはソッとしてあげて、楽しいことを嫌な思い出が消えるぐらいに上乗せしてあげるんだ
「ほれ、イアイは助手席座れよ」
「きゃー名無しさんイケメン!」
イナズマックスに言ったわけではないんだけど
そんなイナズマックスの発言に苦笑しながらもイアイは俺の助手席に座る
そして俺は一気にアクセルを踏んだ
遊園地特有の木が生い茂る風景を程よいスピードで出しながら眺める
意外とスピードでるんだな
生ぬるいカーブを必要以上にハンドルを回さずにドリフトする
「・・・運転うまいな。名無しさん免許持ってたか?」
「いや、バイクだけ」
バイクは16歳の誕生日と同時に取ったっていうか命令されたというか
あれが誕生日プレゼントだったような気がする
免許と同時に大型バイクが当時俺の部屋にあったときはびっくりした
なんだおじい様お茶目なとこあるんだなって思ったほどだ
「免許持ってなかったらどこでこんな技術おぼえたんだ?」
「・・・家で戦車乗り回してた」
「・・・」
イアイの刺さるような視線がとても物理的に痛い
必死で隣を見ないように正面を向いたままハンドルをさっきよりも強く握る
だって余所見運転危ないもん
ゴーカートの次は空中ブランコに乗ることになった
俺これ初めて乗るなー
紐が切れないかどうか心配だ
イアイとスティンガーとゲンジはコーヒーカップへ行ってしまったので俺とイナズマックス二人となる
ビュンビュン回されて空を飛んでるのってこういう感じなのかな、っていうのが感想
「すごかったなー!」
「あぁ。なんか新しい必殺技の参考にできそう」
そういえばイナズマックスの必殺技の回し蹴りってちょっと空中ブランコっぽいかも
俺も必殺技とか欲しいな。かっこいい
今度一緒に必殺技考えて欲しいかも
それかペアの必殺技
おぉ、ちょっといいかも
「イナズマックス今度二人の必殺技考えようぜ」
「いいなそれ!」
まず最初名前から考えるあたり俺ら精神年齢低いなって思う
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