真っ暗の中で、君にバレないようにパイ乙揉む
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「これから一週間協会の倉庫工事らしいから立ち入り禁止になってるらしいぜ」
「へー」
スティンガーからそんなことを聞いた
別に俺は協会の倉庫一回も入ったことないから関係ないことだけど
結構下級の人は雑務のために立ち入るらしい
スネックさんとか
工事中ということで中の荷物はすべて出され何もないんだって
スティンガーの「こっそり入って遊ぼうぜ」という提案をうっかりのってしまうところだった
イアイに怒られる
遊びたいと欲求を抑えて、これから雨が降るらしいので急いで出口へ向かった
でもあのお天気お姉さんの予報外れるんだよな
いや、外れるのはお姉さんのせいじゃないけど
確かに、厳重に立ち入り禁止にされてある
カラーコーンが何個も立ててあって黄色いテープまで貼ってある
ある、のだが
一部分だけそれは剥がされてカラーコーンもどかされている
誰か入っているのだろうか
何か石が激しく舞っているような音が聞こえる
誰か中にいるんだろう
そして廊下の向こうから誰か来る
あ、これはやばいな
分厚い扉を開けて中へ一歩入った
「すみませーん。誰かいるんですか?」
「ハァ・・・ハァ・・・名無しさん・・・?」
「フブキさん」
薄暗い広い空間の真ん中で手を膝について息荒げている
それと周りに転がっている大小の石を見る限りここで超能力の特訓でもしてたんだろう
こういう場面は前にも見たことがある
フブキさんは極端なエゴイストだと言う人もいるけど、その裏面とても努力家なのだ
例えそれが姉に対する強烈なコンプレックスからの努力でも俺はすごいと思う
無意味な努力だったとしても
超えられない壁に、みずから向かっているのだから
俺も超えられない壁に対して向かっているつもりだが、第三者から見たらそれはがんばっているように見えてないのかもしれない
だから、だからおじい様は
おっとこんなことしてる場合じゃないな
「もうすぐでこっちに人が来るので早く出ましょうフブキさん」
「え、えぇ」
「おい!!!誰かいるのか?ここは立ち入り禁止だぞ!!」
「「!」」
急いで四角形の柱にフブキさんの腕を掴んで隠れる
しまった、遅かったか
ここで見つかったら説教二時間ぐらいは余裕で越すだろう
だってこの声マッコイさんだ
マッコイさんの説教はやばい。やばい。やばい
いいか、重要なことだからもう一回言うぞ。やばい
前にイナズマックスがやらかして怒られているところを見たことがある
その次の日イナズマックスは6キロぐらい痩せてたと思う
とにかくここはやり過ごすしかない
見つからないように慎重に
フブキさんの焦った表情を見て、人差し指を唇にあてシーと言う
「・・・誰もいないのか?」
うまく四角形の柱を利用してマッコイさんの死角に移動する
足音が聞こえないように抜き足差し足で
「誰もいないようだな。どうせ誰かがイタズラでコーンを倒したんだろう」
完全に足音が出口へ行き、聞こえなくなったところで分厚い鉄達がぶつかる音
そのあとすぐにピッピッピとボタン音
あ、あれ。これはもしかして
フブキさんと顔を合わせてつばを飲んだあと扉の取っ手を掴んで引っ張り上げる
しかし地面にくっついているように動かなかった
「あ・・・あああああああ!!開けてください!!」
「ちょっと!!誰かいないの!?」
二人で必死に分厚い扉を叩いてみるも気づいてもらえる気がしない
やってしまった
フブキさんと俺が入れたのは工事のためパスワード設定が解除されてたのだろう
ちなみに、部屋へのパスワードはスタッフの上層部の人しか知らない
だからしがないのヒーロー達である俺達がパスワードを知っているわけもなく
ここから出る術はないというわけだ
さて、
「・・・どうしましょう」
「・・・」
「へー」
スティンガーからそんなことを聞いた
別に俺は協会の倉庫一回も入ったことないから関係ないことだけど
結構下級の人は雑務のために立ち入るらしい
スネックさんとか
工事中ということで中の荷物はすべて出され何もないんだって
スティンガーの「こっそり入って遊ぼうぜ」という提案をうっかりのってしまうところだった
イアイに怒られる
遊びたいと欲求を抑えて、これから雨が降るらしいので急いで出口へ向かった
でもあのお天気お姉さんの予報外れるんだよな
いや、外れるのはお姉さんのせいじゃないけど
確かに、厳重に立ち入り禁止にされてある
カラーコーンが何個も立ててあって黄色いテープまで貼ってある
ある、のだが
一部分だけそれは剥がされてカラーコーンもどかされている
誰か入っているのだろうか
何か石が激しく舞っているような音が聞こえる
誰か中にいるんだろう
そして廊下の向こうから誰か来る
あ、これはやばいな
分厚い扉を開けて中へ一歩入った
「すみませーん。誰かいるんですか?」
「ハァ・・・ハァ・・・名無しさん・・・?」
「フブキさん」
薄暗い広い空間の真ん中で手を膝について息荒げている
それと周りに転がっている大小の石を見る限りここで超能力の特訓でもしてたんだろう
こういう場面は前にも見たことがある
フブキさんは極端なエゴイストだと言う人もいるけど、その裏面とても努力家なのだ
例えそれが姉に対する強烈なコンプレックスからの努力でも俺はすごいと思う
無意味な努力だったとしても
超えられない壁に、みずから向かっているのだから
俺も超えられない壁に対して向かっているつもりだが、第三者から見たらそれはがんばっているように見えてないのかもしれない
だから、だからおじい様は
おっとこんなことしてる場合じゃないな
「もうすぐでこっちに人が来るので早く出ましょうフブキさん」
「え、えぇ」
「おい!!!誰かいるのか?ここは立ち入り禁止だぞ!!」
「「!」」
急いで四角形の柱にフブキさんの腕を掴んで隠れる
しまった、遅かったか
ここで見つかったら説教二時間ぐらいは余裕で越すだろう
だってこの声マッコイさんだ
マッコイさんの説教はやばい。やばい。やばい
いいか、重要なことだからもう一回言うぞ。やばい
前にイナズマックスがやらかして怒られているところを見たことがある
その次の日イナズマックスは6キロぐらい痩せてたと思う
とにかくここはやり過ごすしかない
見つからないように慎重に
フブキさんの焦った表情を見て、人差し指を唇にあてシーと言う
「・・・誰もいないのか?」
うまく四角形の柱を利用してマッコイさんの死角に移動する
足音が聞こえないように抜き足差し足で
「誰もいないようだな。どうせ誰かがイタズラでコーンを倒したんだろう」
完全に足音が出口へ行き、聞こえなくなったところで分厚い鉄達がぶつかる音
そのあとすぐにピッピッピとボタン音
あ、あれ。これはもしかして
フブキさんと顔を合わせてつばを飲んだあと扉の取っ手を掴んで引っ張り上げる
しかし地面にくっついているように動かなかった
「あ・・・あああああああ!!開けてください!!」
「ちょっと!!誰かいないの!?」
二人で必死に分厚い扉を叩いてみるも気づいてもらえる気がしない
やってしまった
フブキさんと俺が入れたのは工事のためパスワード設定が解除されてたのだろう
ちなみに、部屋へのパスワードはスタッフの上層部の人しか知らない
だからしがないのヒーロー達である俺達がパスワードを知っているわけもなく
ここから出る術はないというわけだ
さて、
「・・・どうしましょう」
「・・・」
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