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最近の俺の実家がやばいらしい。もちろん良い意味で
なんでもボロスがよく働いてくれて、すごく有能だかららしい
あの人を誉めることがないおじい様でも感心してた、と黒さんが言っていた
おじい様がそこまで感心するなんて、動物と人間が完全に分かり合える友達になったぐらいにはすごい
俺はまだ一回も関心されたことも、感心されたこともない
別に努力を認めてほしいわけじゃないけど
少しだけ、ちょっとだけでいいから俺に興味を持ってほしいだけ
そんなのは無理とわかっているけど
話がそれてしまったので戻そう
「ボロス様の働きっぷりがすごいので、ぜひ名無しさん様見に来てあげてください。ボロス様も喜びますよ」
とのことだ
あんまり実家へが帰りたくなかったが
まぁ・・・ボロスがんばってるんだし、その姿見るのは悪くないと思った
おじい様達になるべく会わないようにすればいいだけの話だ
それでもやっぱりリムジンの中のやわらかめのシートに座り鬱になる
ボロスと少し話したらすぐ帰ろう
窓から見える町の残骸の風景を見ながら何話そうかな、と考えていた
「おかえりなさいませ名無しさん様」
実家のバカでかい門を開けてもらい、黒さんにそう言われる
帰ってきたのも久々じゃねぇな
ボロスの怪我が治ってからだから、一ヶ月しかたってないのか
なんか最近帰ってくる頻度高くなったよなぁ
玄関へ入ろうとしたところでボロスを見つけた。もちろん人間の姿で
そして何やらスーツの男の人と話している
スーツのほうは何かの取引相手だろう
うわ、すげぇな。バリバリ仕事してんじゃん
邪魔しちゃ駄目だろうと、ソッと噴水に隠れる
「では予定は後ほど」
「あぁ、頼むよ。いやぁそれにしてもボロス君仕事できるねぇ。うちにも君みたいな人材が欲しかったものだ」
「いえ。俺は全然」
・・・なぁ、あれってこの市を滅ぼした宇宙人の頭目だよな?
そんな面影まったくもって見えねぇ
メガネまでかけちゃってるし
取引相手と別れ、ボロスこっちをふと見て、目を見開いた
見つかったか
いや別に邪魔しちゃ悪いから隠れてただけなんだけどさ
噴水からでて手をふったら
ーまるでトラックが衝突してきたのかと思った
全身の骨がくだけ、吹っ飛ぶ
意識は蜘蛛の巣ぐらいの細い線でつながれてるぐらいにはあった
目の前が真っ白になりそして・・・
とまぁそんなのはもちろん比喩表現で、それぐらいの衝撃が俺を襲った
「名無しさん名無しさん名無しさんー!!会いたかったぞ!!」
「グフッ・・・ボロ・・・し・・・ぬ」
旅行から帰ってきて久しぶりにご主人様にあった犬のように抱きついてきては頬ずりをされる
あ、あの。そろそろマジで死ぬって
そんな宇宙人の頭目と人間じゃあ力の差ありすぎますって
抱きついてたのをなんとか離してもらう
やべぇ、今度からボロスにも気をつけよう
「名無しさん、本当に久しぶりだな!」
「そうだな。っていっても一ヶ月ぐらいだけど」
「俺には地球にたどりつく20年間より長かったぞ」
ボロスの時間間隔どうなってるんだ
一ヶ月でこれっていうことはもっと長い間会わなかったらどうすつもりなんだろう
・・・軽く地球滅ぼしそうで怖い
おいおい、俺実家へ帰るの普段なら一年に一回あるかないかぐらいだぞ
今度から俺が実家へ行くんじゃなくて俺の家にボロス呼ぼうかな
ていうかな、抱きついてもらうのはやめてもらったんだが
今手をつながれている
「抱きついてるのだ駄目なのだろう。なら手をつないでるしかない。俺は少しの時間でも多く名無しさんと触れ合っていたい」
なんでそうなっちゃうのかなぁ
こんな光景恥ずかしすぎるだろ
しかも身長差すげぇし。俺にケンカうってんのかってレベルで
メイドたちが外にいなくてよかった
今俺たちは噴水のそばにある白いベンチに座って話している
聞く話だと、本当に仕事は順調らしい
取引もバンバンできるしおぼえることもその時におぼえられるらしいし
ほんとこの仕事向いてんな
「ただまぁ、さっきの奴みたいに話がわかるやつならいいのだがたまにバカがいてな。そういう奴はあやうく殺しそうになる」
悪い。男に二言はないとよく言うが二言していいか
マフィアのボスじゃねぇかそれ
あやうく、でよかった。マジで殺ったらやべぇぞ
黒さんボロスの世話頼む
「そういえば、一緒に飯食いに行く約束どうする?ボロス忙しそうだし、俺も忙しいし。行けるのもう二、三ヶ月後になっちまかな」
「何!?」
「俺ももう受験生ですしね」
まぁ俺は将来は決定してるものなのであんまし関係ないことなんだが
テスト三昧の日々にあっていて辛い
青木なんて翻訳家になりたいって言ってるから猛勉強してる
のくせ、彼女とイチャイチャしやがって。ぶった斬るぞ
俺がもし卒業できなかったら青木のせいだ
「じゃあそれぐらいになったら連絡ー・・・」
「今だ」
「へ」
「今から行くぞ」
「今!?」
「そんな長い間まで待てるか」
そう言われ手を引っ張られ車に乗せられる
いきなりすぎて呆然とするしかねぇんだけど
別にこの後何もすることなかったからいいんだけどさ
「で、どこ行くんだよ?」
「決めてない」
「えぇ・・・」
何も決めてないで今から行こうとしてたのか
てっきりもう行きたい場所とかあんのかと思った
「名無しさんが決めてくれ」
「いいのかよ?ボロスが食いたいもんのとこにしろよ」
「名無しさんが食べたいものは俺も食べたいものだから大丈夫だ」
「お、おう・・・」
ということで、ネットで見たことのある和食屋さんに行った
なんでもボロスがよく働いてくれて、すごく有能だかららしい
あの人を誉めることがないおじい様でも感心してた、と黒さんが言っていた
おじい様がそこまで感心するなんて、動物と人間が完全に分かり合える友達になったぐらいにはすごい
俺はまだ一回も関心されたことも、感心されたこともない
別に努力を認めてほしいわけじゃないけど
少しだけ、ちょっとだけでいいから俺に興味を持ってほしいだけ
そんなのは無理とわかっているけど
話がそれてしまったので戻そう
「ボロス様の働きっぷりがすごいので、ぜひ名無しさん様見に来てあげてください。ボロス様も喜びますよ」
とのことだ
あんまり実家へが帰りたくなかったが
まぁ・・・ボロスがんばってるんだし、その姿見るのは悪くないと思った
おじい様達になるべく会わないようにすればいいだけの話だ
それでもやっぱりリムジンの中のやわらかめのシートに座り鬱になる
ボロスと少し話したらすぐ帰ろう
窓から見える町の残骸の風景を見ながら何話そうかな、と考えていた
「おかえりなさいませ名無しさん様」
実家のバカでかい門を開けてもらい、黒さんにそう言われる
帰ってきたのも久々じゃねぇな
ボロスの怪我が治ってからだから、一ヶ月しかたってないのか
なんか最近帰ってくる頻度高くなったよなぁ
玄関へ入ろうとしたところでボロスを見つけた。もちろん人間の姿で
そして何やらスーツの男の人と話している
スーツのほうは何かの取引相手だろう
うわ、すげぇな。バリバリ仕事してんじゃん
邪魔しちゃ駄目だろうと、ソッと噴水に隠れる
「では予定は後ほど」
「あぁ、頼むよ。いやぁそれにしてもボロス君仕事できるねぇ。うちにも君みたいな人材が欲しかったものだ」
「いえ。俺は全然」
・・・なぁ、あれってこの市を滅ぼした宇宙人の頭目だよな?
そんな面影まったくもって見えねぇ
メガネまでかけちゃってるし
取引相手と別れ、ボロスこっちをふと見て、目を見開いた
見つかったか
いや別に邪魔しちゃ悪いから隠れてただけなんだけどさ
噴水からでて手をふったら
ーまるでトラックが衝突してきたのかと思った
全身の骨がくだけ、吹っ飛ぶ
意識は蜘蛛の巣ぐらいの細い線でつながれてるぐらいにはあった
目の前が真っ白になりそして・・・
とまぁそんなのはもちろん比喩表現で、それぐらいの衝撃が俺を襲った
「名無しさん名無しさん名無しさんー!!会いたかったぞ!!」
「グフッ・・・ボロ・・・し・・・ぬ」
旅行から帰ってきて久しぶりにご主人様にあった犬のように抱きついてきては頬ずりをされる
あ、あの。そろそろマジで死ぬって
そんな宇宙人の頭目と人間じゃあ力の差ありすぎますって
抱きついてたのをなんとか離してもらう
やべぇ、今度からボロスにも気をつけよう
「名無しさん、本当に久しぶりだな!」
「そうだな。っていっても一ヶ月ぐらいだけど」
「俺には地球にたどりつく20年間より長かったぞ」
ボロスの時間間隔どうなってるんだ
一ヶ月でこれっていうことはもっと長い間会わなかったらどうすつもりなんだろう
・・・軽く地球滅ぼしそうで怖い
おいおい、俺実家へ帰るの普段なら一年に一回あるかないかぐらいだぞ
今度から俺が実家へ行くんじゃなくて俺の家にボロス呼ぼうかな
ていうかな、抱きついてもらうのはやめてもらったんだが
今手をつながれている
「抱きついてるのだ駄目なのだろう。なら手をつないでるしかない。俺は少しの時間でも多く名無しさんと触れ合っていたい」
なんでそうなっちゃうのかなぁ
こんな光景恥ずかしすぎるだろ
しかも身長差すげぇし。俺にケンカうってんのかってレベルで
メイドたちが外にいなくてよかった
今俺たちは噴水のそばにある白いベンチに座って話している
聞く話だと、本当に仕事は順調らしい
取引もバンバンできるしおぼえることもその時におぼえられるらしいし
ほんとこの仕事向いてんな
「ただまぁ、さっきの奴みたいに話がわかるやつならいいのだがたまにバカがいてな。そういう奴はあやうく殺しそうになる」
悪い。男に二言はないとよく言うが二言していいか
マフィアのボスじゃねぇかそれ
あやうく、でよかった。マジで殺ったらやべぇぞ
黒さんボロスの世話頼む
「そういえば、一緒に飯食いに行く約束どうする?ボロス忙しそうだし、俺も忙しいし。行けるのもう二、三ヶ月後になっちまかな」
「何!?」
「俺ももう受験生ですしね」
まぁ俺は将来は決定してるものなのであんまし関係ないことなんだが
テスト三昧の日々にあっていて辛い
青木なんて翻訳家になりたいって言ってるから猛勉強してる
のくせ、彼女とイチャイチャしやがって。ぶった斬るぞ
俺がもし卒業できなかったら青木のせいだ
「じゃあそれぐらいになったら連絡ー・・・」
「今だ」
「へ」
「今から行くぞ」
「今!?」
「そんな長い間まで待てるか」
そう言われ手を引っ張られ車に乗せられる
いきなりすぎて呆然とするしかねぇんだけど
別にこの後何もすることなかったからいいんだけどさ
「で、どこ行くんだよ?」
「決めてない」
「えぇ・・・」
何も決めてないで今から行こうとしてたのか
てっきりもう行きたい場所とかあんのかと思った
「名無しさんが決めてくれ」
「いいのかよ?ボロスが食いたいもんのとこにしろよ」
「名無しさんが食べたいものは俺も食べたいものだから大丈夫だ」
「お、おう・・・」
ということで、ネットで見たことのある和食屋さんに行った
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