得意教科は5教科以外
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
机の上に置いてある活字だらけの本の上に肘をついてしまう
くゃくしゃになってしまうのなんて知るか
もうシャーペン持つのだって疲れたし、活字なんてみたくもない
しかし目の前の課題と自分の成績を見てやらなくてはならない
まじで進級できなくなるから。ヒーローが留年という前代未聞の事件があってはならないのはわかってる
今回のテスト勉強も青木に裏切られました。彼女と勉強するんだって
おもわず俺と彼女どっちが大事なのって言いそうになるのは仕方ない。もちろん彼女って言うんだろうけど
部屋からのぞいて見える洗濯物にも絶望だ
あいにく1人暮らしなため、もちろん家事なんかやってくれる人もいてくれるわけがない
テスト期間だろうがなんだろうが何もかも自分でやらなくてはならないという辛さ
自分で望んだことだから文句言えねーけど
さすがにまいってるので、今回はホームヘルパーを雇った
しかも無料で
ピンポン、という俺にとっては救いの音が聞こえた
きっと来てくれたのだろう
急いで玄関にいきドアを開ける
「来たぞ、名無しさん」
「ありがとうジェノスお母さん・・・!」
前に控え室でテストの間家事辛いわーと呟いてたら偶然ジェノスが聞いてたらしく、手伝ってやるとのこと
ジェノスの主夫力はもうわかってるので十分に信頼できる
そしてその手に持っている袋は俺のためのご飯だろうか。大変ありがたい
朝早くからがんばっていたのでそろそろお腹がすいたころだ
「作っててやるからもう少し勉強がんばってろ」
「はーい」
おかんにそう言われたらやるしかない
よし、もうひとがんばりだ
「できたぞ」
「さんきゅー!」
机の上に並べられた料理たちを見る
うん、すげぇうまそう
ジェノスなんでヒーローやってるんだろ。料理人になれそう
さっそくスープを飲んでみる
「うめぇ!これなに?」
「豆乳スープだ。集中力を持続させやる気もださせてくれるのはアミノ酸が一番だからな」
そこまで気をつかってくれてたのか
ジェノスまじおかん。雇ってよかった
思えばこのメニュー全部頭にいいやつだな
俺のために、ということを考えると心が温かくなった
もちろんお母さんの本心を知った子供的な意味でな
デザートにブルーベリーパンケーキ(チョコソースかけ)という、またしても真心たっぷりのデザートまでいただいた
このお礼として、勉強がんばってテストでいい点をとろうではないか
一番にジェノスに見せよう
「名無しさん、この洗濯物はどこに干せばいい?」
「あー・・そっちの小さい洗濯バサミのほうで」
洗濯物や食器洗いまでしてもらって本当に申し訳ない
だけど、その後姿は本当にお母さんそのものすぎて
俺にはお母さんがいなかったから、もしお母様が生きてたらこんなんだったのかなと思う
一度でもいいから、直接顔を見てみたかったものだ
くゃくしゃになってしまうのなんて知るか
もうシャーペン持つのだって疲れたし、活字なんてみたくもない
しかし目の前の課題と自分の成績を見てやらなくてはならない
まじで進級できなくなるから。ヒーローが留年という前代未聞の事件があってはならないのはわかってる
今回のテスト勉強も青木に裏切られました。彼女と勉強するんだって
おもわず俺と彼女どっちが大事なのって言いそうになるのは仕方ない。もちろん彼女って言うんだろうけど
部屋からのぞいて見える洗濯物にも絶望だ
あいにく1人暮らしなため、もちろん家事なんかやってくれる人もいてくれるわけがない
テスト期間だろうがなんだろうが何もかも自分でやらなくてはならないという辛さ
自分で望んだことだから文句言えねーけど
さすがにまいってるので、今回はホームヘルパーを雇った
しかも無料で
ピンポン、という俺にとっては救いの音が聞こえた
きっと来てくれたのだろう
急いで玄関にいきドアを開ける
「来たぞ、名無しさん」
「ありがとうジェノスお母さん・・・!」
前に控え室でテストの間家事辛いわーと呟いてたら偶然ジェノスが聞いてたらしく、手伝ってやるとのこと
ジェノスの主夫力はもうわかってるので十分に信頼できる
そしてその手に持っている袋は俺のためのご飯だろうか。大変ありがたい
朝早くからがんばっていたのでそろそろお腹がすいたころだ
「作っててやるからもう少し勉強がんばってろ」
「はーい」
おかんにそう言われたらやるしかない
よし、もうひとがんばりだ
「できたぞ」
「さんきゅー!」
机の上に並べられた料理たちを見る
うん、すげぇうまそう
ジェノスなんでヒーローやってるんだろ。料理人になれそう
さっそくスープを飲んでみる
「うめぇ!これなに?」
「豆乳スープだ。集中力を持続させやる気もださせてくれるのはアミノ酸が一番だからな」
そこまで気をつかってくれてたのか
ジェノスまじおかん。雇ってよかった
思えばこのメニュー全部頭にいいやつだな
俺のために、ということを考えると心が温かくなった
もちろんお母さんの本心を知った子供的な意味でな
デザートにブルーベリーパンケーキ(チョコソースかけ)という、またしても真心たっぷりのデザートまでいただいた
このお礼として、勉強がんばってテストでいい点をとろうではないか
一番にジェノスに見せよう
「名無しさん、この洗濯物はどこに干せばいい?」
「あー・・そっちの小さい洗濯バサミのほうで」
洗濯物や食器洗いまでしてもらって本当に申し訳ない
だけど、その後姿は本当にお母さんそのものすぎて
俺にはお母さんがいなかったから、もしお母様が生きてたらこんなんだったのかなと思う
一度でもいいから、直接顔を見てみたかったものだ
1/2ページ