さぁ、歩こうよ。新しい道へ。もちろん一緒に
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ボロスのケガが回復したようなので急いで包帯をとってあげる
とってる途中も妙なのには気づいていた
なんか皮膚が紫いと
でもそんなこと思ってる場合ではない
「さいきょうのおとこが望んでいたのは」
「ん?」
喋ったのでボロスのほうをむく
そこで、唖然とするしかなかった
「え・・・うわっうわうわうわうわ!?!?!?」
彼・・・ボロスの顔は
一つ目の単眼だった
おもわずとってあげてた包帯から手を離してしまう
え、え
怪人・・・!?
「・・・お前みたいな、ずっとそばにいてくれるやつが欲しかったんだな」
柔らかく、壊れ物に触るような感じで俺の頬に触れる
その表情は悲しそうだけど温かい笑顔だった
「・・・で、A市を破壊した宇宙人の頭目がボロスだと」
「そうだ」
すべて話してもらった
その内容は長いので略させていただこう
ふーん、宇宙人ってこんなんなんだ
・・・ってそうじゃねぇ
俺はなんてことをしてしまったんだ
おいおいこんな怪人を助ける、しかも手厚く、してしまうヒーローがどこにいる
ここにいるわ
ため息をはいて肘をついちゃうのも仕方ないだろう
冷静でいられてるのは脳が事態を理解してないのかどうなのか
「・・・正体をしってどうする?俺をそのヒーロー協会にでも連れて行くか」
「いや・・・まぁ・・・その・・・」
そんな今更殺せるわけねぇだろ
無責任に命を助けてはいけないって、黒さんの言うことって本当なんだな
まさかこんなに危険人物って誰も想像できるわけがない
「・・・生きろよ」
「何を言っている。俺は・・・お前らから見たら悪の存在だ」
「そうだけどよ。俺が勝手に助けちまったんだし。責任はとるよ」
そうだな、生きろよ
せっかく助かった命だ
大事に使ってほしい
「それに、ボロスこれからも地球を滅ぼそうっていう気はあるのか?」
「ないに決まってる」
「ないんだったら大丈夫だ。俺が最低限なら世話してやっから」
「・・・」
助けるまでじゃ飽き足らず、世話までしてやるなんて
ほんと、ヒーロー失格だな
でも仕方ない
無責任に命は助けてはいけないのだから
「・・・名無しさんはヒーロー失格だな」
「ハハ、よく言われる」
ボロスも思ってたか
でもそう言うボロスの顔はまるでありがとう、と言っているように見えた
とってる途中も妙なのには気づいていた
なんか皮膚が紫いと
でもそんなこと思ってる場合ではない
「さいきょうのおとこが望んでいたのは」
「ん?」
喋ったのでボロスのほうをむく
そこで、唖然とするしかなかった
「え・・・うわっうわうわうわうわ!?!?!?」
彼・・・ボロスの顔は
一つ目の単眼だった
おもわずとってあげてた包帯から手を離してしまう
え、え
怪人・・・!?
「・・・お前みたいな、ずっとそばにいてくれるやつが欲しかったんだな」
柔らかく、壊れ物に触るような感じで俺の頬に触れる
その表情は悲しそうだけど温かい笑顔だった
「・・・で、A市を破壊した宇宙人の頭目がボロスだと」
「そうだ」
すべて話してもらった
その内容は長いので略させていただこう
ふーん、宇宙人ってこんなんなんだ
・・・ってそうじゃねぇ
俺はなんてことをしてしまったんだ
おいおいこんな怪人を助ける、しかも手厚く、してしまうヒーローがどこにいる
ここにいるわ
ため息をはいて肘をついちゃうのも仕方ないだろう
冷静でいられてるのは脳が事態を理解してないのかどうなのか
「・・・正体をしってどうする?俺をそのヒーロー協会にでも連れて行くか」
「いや・・・まぁ・・・その・・・」
そんな今更殺せるわけねぇだろ
無責任に命を助けてはいけないって、黒さんの言うことって本当なんだな
まさかこんなに危険人物って誰も想像できるわけがない
「・・・生きろよ」
「何を言っている。俺は・・・お前らから見たら悪の存在だ」
「そうだけどよ。俺が勝手に助けちまったんだし。責任はとるよ」
そうだな、生きろよ
せっかく助かった命だ
大事に使ってほしい
「それに、ボロスこれからも地球を滅ぼそうっていう気はあるのか?」
「ないに決まってる」
「ないんだったら大丈夫だ。俺が最低限なら世話してやっから」
「・・・」
助けるまでじゃ飽き足らず、世話までしてやるなんて
ほんと、ヒーロー失格だな
でも仕方ない
無責任に命は助けてはいけないのだから
「・・・名無しさんはヒーロー失格だな」
「ハハ、よく言われる」
ボロスも思ってたか
でもそう言うボロスの顔はまるでありがとう、と言っているように見えた
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