捨て○を拾いました。すべては自分で責任をとる
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あれからまた一週間
変わった様子はない
すでに植物人間状態だ
「助かる可能性は今のところは低いです」
3日前に医師にそう言われた
でも、少しでも助かる可能性があるのならば最後まで諦めたくない
どうして自分でもこんなに必死になってるのかわからない
だけど、ほんとに助かって欲しいんだ
今日も少ない面会の時間に治療室に入る
やはり胸を上下させた荒い呼吸をしていた
そんな彼にソッと話しかけてみる
「こうして生きてるだけでも幸せって思っとけよ。世の中には生きたいのに生きれないやつだっているんだ」
当然だが返事はない
軽くため息をついて治療室を後にした
三日後
大きな変化があった
いつも通り治療室に入って話しかけてみる
「生きること諦めんなよ。助かる可能性はゼロじゃねぇんだし。まだまだ楽しいことだってあるかもしれないし」
すると指がピクッと動いた
ただの筋肉運動かと思ったがそのあともピクピクと動いている
「あ・・・あの、意識ありますか?あったら指動かしてください!!」
彼の手に自分の手を重ねる
すると軽く、ほんとに軽く握られる
急いで医師と黒さんを呼んで診てもらった
「いや・・・ほんと・・・奇跡としか言いようがないですね・・・」
信じられない、という顔で戻ってきた
意識があるというだけでもすごいのに、驚異的な回復力だと
とりあえず、よかった。ほんとによかった
この調子じゃ、完治できるだろう
「これじゃあナースコール押せないですよね。誰かナース一人をつきっきりにさせましょうか」
「あ、それ俺にやらせてください」
自分勝手に助けてしまったんだ
だからそれなりには責任をとらなくてはならない
「俺がこの人と・・・つきっきりで様子見ます」
医師の人は反対してたけど、ここは権力を振りかざして許可をもらう
ここのトップの息子ですからね
学校に行ってる間はさすがにナースに頼むこととした
変わった様子はない
すでに植物人間状態だ
「助かる可能性は今のところは低いです」
3日前に医師にそう言われた
でも、少しでも助かる可能性があるのならば最後まで諦めたくない
どうして自分でもこんなに必死になってるのかわからない
だけど、ほんとに助かって欲しいんだ
今日も少ない面会の時間に治療室に入る
やはり胸を上下させた荒い呼吸をしていた
そんな彼にソッと話しかけてみる
「こうして生きてるだけでも幸せって思っとけよ。世の中には生きたいのに生きれないやつだっているんだ」
当然だが返事はない
軽くため息をついて治療室を後にした
三日後
大きな変化があった
いつも通り治療室に入って話しかけてみる
「生きること諦めんなよ。助かる可能性はゼロじゃねぇんだし。まだまだ楽しいことだってあるかもしれないし」
すると指がピクッと動いた
ただの筋肉運動かと思ったがそのあともピクピクと動いている
「あ・・・あの、意識ありますか?あったら指動かしてください!!」
彼の手に自分の手を重ねる
すると軽く、ほんとに軽く握られる
急いで医師と黒さんを呼んで診てもらった
「いや・・・ほんと・・・奇跡としか言いようがないですね・・・」
信じられない、という顔で戻ってきた
意識があるというだけでもすごいのに、驚異的な回復力だと
とりあえず、よかった。ほんとによかった
この調子じゃ、完治できるだろう
「これじゃあナースコール押せないですよね。誰かナース一人をつきっきりにさせましょうか」
「あ、それ俺にやらせてください」
自分勝手に助けてしまったんだ
だからそれなりには責任をとらなくてはならない
「俺がこの人と・・・つきっきりで様子見ます」
医師の人は反対してたけど、ここは権力を振りかざして許可をもらう
ここのトップの息子ですからね
学校に行ってる間はさすがにナースに頼むこととした
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