捨て○を拾いました。無責任に命を助けていいもんじゃない
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もっと、もっと強くなりたい
「・・・っし、行くか」
A市の事件から、俺は自分の無力さを改めて知った
だから今までのトレーニングメニューよりさらに量を倍にする
ランニングだって今までよりも2倍増やすつもりだ
強くなりたい。強くなりたい
俺の頭の中にはそれしかなかった
走っているときにも、A市の光景やイアイの腕のことが頭にチラつく
あぁクソ、泣くな
中々集中できない
気分転換にも、と思いいつもと違うコースで走ることにしよう
林の方へちょっと行ってみよう
「うわ・・・すげぇ」
中は結構暗く、ホラー映画でよくでてきそうな感じの林だ
これはいい気分転換になりそう
それにこんなところ来たら人間誰だって冒険したくなる
少しウロチョロしてても大丈夫かな
「・・・なんだここ?」
奥へ行ってみたらボロボロな建物が
ゴミ捨て場・・・にしては結構しっかりした設備があるよな
もう何年も使ってない研究室か?
これは・・・中へ入っちゃいけないよな
ヘタしたら捕まるし
よし、ここは大人しくUターンしよう
って言いたいだろ?
残念ながら人間というものは、こういう場所に入りたくなってしまうものである
さぁレッツ冒険
中は暗く外の光のおかげで、ちょっとだけ周りが見える
その辺には大きなものから小さなガラクタばっかりが転がっていた
何か機械を製造する工場だと思う
そんな、ロボット製造室みたいな場所にワクワクしてさらに奥へ進むと
「でかぁぁぁぁぁ!?!?」
暗い建物の広い空間に俺の叫び声が響く
一人で恥ずかしいことやってんな、と三者の目から見たらそううつってただろう
けど、そんなことも忘れるぐらいに目の前にバカでかい物体があった
物体・・・というか船に近い
こんなものよくこんな寂れた場所にあるな
そろそろ出ないとやばい、と思いかかとを返す
そこでゴソッと何かが動いた
・・・猫か?犬?
でもこんなところに動物なんているわけないよな
もしかして、その、霊的な何かとか・・・
ガサゴソッ
「ひっ!?」
なにやらモゾモゾとさっきのバカでかい船みたいなものの付近で動いている
目をこらして見てみると人の形をしている
え?人間っ!?
「うわああああ!?!?大丈夫ですか!?」
埋もれていたので、急いでそっちへ行き引っ張り出す
全身が真っ黒でひどい火傷だ。顔すらも見えない
だけどかろうじて脈はあるっぽい
すぐに携帯を取り出し黒さんを呼んだ
「もしもし黒さん!?あのな、人が・・・」
すぐにこっちへ来てくれるようだ
救急車でもよかったが、こんなところで人が重傷になっておるとか後々めんどくさそうだ
それに俺んちの実家のほうがその辺の病院よりいい設備になっている
「今車くるので!!大丈夫ですから!!」
車が来るまで、ずっと呼びかけてみたけどヒューヒューという荒い呼吸しか返ってこなかった
「・・・っし、行くか」
A市の事件から、俺は自分の無力さを改めて知った
だから今までのトレーニングメニューよりさらに量を倍にする
ランニングだって今までよりも2倍増やすつもりだ
強くなりたい。強くなりたい
俺の頭の中にはそれしかなかった
走っているときにも、A市の光景やイアイの腕のことが頭にチラつく
あぁクソ、泣くな
中々集中できない
気分転換にも、と思いいつもと違うコースで走ることにしよう
林の方へちょっと行ってみよう
「うわ・・・すげぇ」
中は結構暗く、ホラー映画でよくでてきそうな感じの林だ
これはいい気分転換になりそう
それにこんなところ来たら人間誰だって冒険したくなる
少しウロチョロしてても大丈夫かな
「・・・なんだここ?」
奥へ行ってみたらボロボロな建物が
ゴミ捨て場・・・にしては結構しっかりした設備があるよな
もう何年も使ってない研究室か?
これは・・・中へ入っちゃいけないよな
ヘタしたら捕まるし
よし、ここは大人しくUターンしよう
って言いたいだろ?
残念ながら人間というものは、こういう場所に入りたくなってしまうものである
さぁレッツ冒険
中は暗く外の光のおかげで、ちょっとだけ周りが見える
その辺には大きなものから小さなガラクタばっかりが転がっていた
何か機械を製造する工場だと思う
そんな、ロボット製造室みたいな場所にワクワクしてさらに奥へ進むと
「でかぁぁぁぁぁ!?!?」
暗い建物の広い空間に俺の叫び声が響く
一人で恥ずかしいことやってんな、と三者の目から見たらそううつってただろう
けど、そんなことも忘れるぐらいに目の前にバカでかい物体があった
物体・・・というか船に近い
こんなものよくこんな寂れた場所にあるな
そろそろ出ないとやばい、と思いかかとを返す
そこでゴソッと何かが動いた
・・・猫か?犬?
でもこんなところに動物なんているわけないよな
もしかして、その、霊的な何かとか・・・
ガサゴソッ
「ひっ!?」
なにやらモゾモゾとさっきのバカでかい船みたいなものの付近で動いている
目をこらして見てみると人の形をしている
え?人間っ!?
「うわああああ!?!?大丈夫ですか!?」
埋もれていたので、急いでそっちへ行き引っ張り出す
全身が真っ黒でひどい火傷だ。顔すらも見えない
だけどかろうじて脈はあるっぽい
すぐに携帯を取り出し黒さんを呼んだ
「もしもし黒さん!?あのな、人が・・・」
すぐにこっちへ来てくれるようだ
救急車でもよかったが、こんなところで人が重傷になっておるとか後々めんどくさそうだ
それに俺んちの実家のほうがその辺の病院よりいい設備になっている
「今車くるので!!大丈夫ですから!!」
車が来るまで、ずっと呼びかけてみたけどヒューヒューという荒い呼吸しか返ってこなかった
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