GPS機能というのはとっても便利なものですね
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「Q市から応援が頼まれている。すぐに行ってくれ。なんでも数が多いらしい」
「了解しました」
協会から支給された携帯をきる
Q市の担当は番犬マンさんだ
あの番犬マンさんが応援を頼むということは、中々やばいのだろう
バイクに乗りQ市に急ぐ
ついたときには人っ子一人いなかった
おそらく市民はもうみんな避難し終わってるだろう
災害レベル狼・・・と聞いていたが手強いらしいな
バイクを止めると、前に犬が
ただの犬じゃない。ところどころ皮膚がむき出しになっていたり血だらけになっている
「うわっ」
マジかよ・・・怪人って犬かよ
犬嫌い怖いちょっとやめてください
まぁ・・・犬が怖いっていうのは番犬マンさんのせいですけど
【クゥルルル・・・】
「なんだ、某ゾンビゲームみたいな犬なのか」
頭が二つにわれた
なるほど、犬の怪人っていうよりケルベロスってところか
犬の形してないならオーケーオーケー
襲いかかってきたのですばやく銃を抜き出し発砲する
ケルベロスはキャンッと鳴いて二回ぐらいピクピクすると完全に動かなくなった
ほんとに数でくるタイプなんだな
「わざわざ来てもらっちゃって悪いね、名無しさん」
「うぉお!?番犬マンさんいつのまに後ろに」
「今さっき」
「そ、そうですか」
さすがにS級ヒーローともなると気配消せるのは当たり前か
やべぇ、今度から後ろ気をつけないと襲われる
「数どれくらいなんですか?」
「そうだね・・・ざっと3、40ぐらいはいると思う」
「そんなにいるんですか」
「でもあと名無しさんの他に、A級5人B級10人くるから」
それぐらいいればすぐに終わるだろう
これはわかれてそれぞれで倒したほうがいい、ということで番犬マンさんと別れた
Q市とかあんま来たことないから道に迷いそうだ
「待てええええええええこの犬ううううう!!!」
バイクあるし、犬追っかけるのとか余裕だろとか思ってた時期が俺にもありました
犬速い。超速い
すっ飛ばしても追いつかないんですけど
これジェットコースター並みの速さじゃないんですかね
やっとの思いで行き止まりのところへ追い詰める
ちくしょう・・・こんなにスピードだして走ったの初めてだぞ
ケルベロスの頭が5つに分かれる
もう犬の原型は4本の足だけだ
それでも犬は犬なので容赦なく発砲する
全国の愛犬家のみな様ほんとにすみません
俺の範囲は討伐完了だ
番犬マンさんに連絡をとると、もうすべて終わったとのこと
思いのほか時間がかかってしまい空はもう暗い
これは早く家に帰らなくては。明日学校あるし
うん、帰りたい。帰りたいんだけど・・・
「・・・どこだここ」
犬に追っかけるのに夢中で、道めちゃくちゃに走っちゃってたよ
だからQ市あんまり来たことないって言ったじゃねぇか
誰かに連絡しようとするけど、さすがに「迷子です迎えに来て」なんて恥ずかしくて言えるわけがない
黒さんに・・・!とも思ったけど、黒さんにはいつも迷惑をかけてるしな・・・
どうしよう、と悩んでいると
ガサッガサガサ
「・・・え?」
10メートル先にあるツツジの気がゆれた
え、えーと・・・市民のみなさんは全員シェルターにいるはずだ
そもそも、気配がない
猫にしろ犬にしろ生き物には気配があるはずだ
それが感じられない
・・・ということは、生き物だけど生き物じゃない物理的な攻撃がきかないアレ、です、か?
おいどうするんだ。そんな幽霊的な何かがこの世にいるわけが
バッとツツジの木から白いものがでてきた
「ギャアアアアアアアアア!!!!」
「了解しました」
協会から支給された携帯をきる
Q市の担当は番犬マンさんだ
あの番犬マンさんが応援を頼むということは、中々やばいのだろう
バイクに乗りQ市に急ぐ
ついたときには人っ子一人いなかった
おそらく市民はもうみんな避難し終わってるだろう
災害レベル狼・・・と聞いていたが手強いらしいな
バイクを止めると、前に犬が
ただの犬じゃない。ところどころ皮膚がむき出しになっていたり血だらけになっている
「うわっ」
マジかよ・・・怪人って犬かよ
犬嫌い怖いちょっとやめてください
まぁ・・・犬が怖いっていうのは番犬マンさんのせいですけど
【クゥルルル・・・】
「なんだ、某ゾンビゲームみたいな犬なのか」
頭が二つにわれた
なるほど、犬の怪人っていうよりケルベロスってところか
犬の形してないならオーケーオーケー
襲いかかってきたのですばやく銃を抜き出し発砲する
ケルベロスはキャンッと鳴いて二回ぐらいピクピクすると完全に動かなくなった
ほんとに数でくるタイプなんだな
「わざわざ来てもらっちゃって悪いね、名無しさん」
「うぉお!?番犬マンさんいつのまに後ろに」
「今さっき」
「そ、そうですか」
さすがにS級ヒーローともなると気配消せるのは当たり前か
やべぇ、今度から後ろ気をつけないと襲われる
「数どれくらいなんですか?」
「そうだね・・・ざっと3、40ぐらいはいると思う」
「そんなにいるんですか」
「でもあと名無しさんの他に、A級5人B級10人くるから」
それぐらいいればすぐに終わるだろう
これはわかれてそれぞれで倒したほうがいい、ということで番犬マンさんと別れた
Q市とかあんま来たことないから道に迷いそうだ
「待てええええええええこの犬ううううう!!!」
バイクあるし、犬追っかけるのとか余裕だろとか思ってた時期が俺にもありました
犬速い。超速い
すっ飛ばしても追いつかないんですけど
これジェットコースター並みの速さじゃないんですかね
やっとの思いで行き止まりのところへ追い詰める
ちくしょう・・・こんなにスピードだして走ったの初めてだぞ
ケルベロスの頭が5つに分かれる
もう犬の原型は4本の足だけだ
それでも犬は犬なので容赦なく発砲する
全国の愛犬家のみな様ほんとにすみません
俺の範囲は討伐完了だ
番犬マンさんに連絡をとると、もうすべて終わったとのこと
思いのほか時間がかかってしまい空はもう暗い
これは早く家に帰らなくては。明日学校あるし
うん、帰りたい。帰りたいんだけど・・・
「・・・どこだここ」
犬に追っかけるのに夢中で、道めちゃくちゃに走っちゃってたよ
だからQ市あんまり来たことないって言ったじゃねぇか
誰かに連絡しようとするけど、さすがに「迷子です迎えに来て」なんて恥ずかしくて言えるわけがない
黒さんに・・・!とも思ったけど、黒さんにはいつも迷惑をかけてるしな・・・
どうしよう、と悩んでいると
ガサッガサガサ
「・・・え?」
10メートル先にあるツツジの気がゆれた
え、えーと・・・市民のみなさんは全員シェルターにいるはずだ
そもそも、気配がない
猫にしろ犬にしろ生き物には気配があるはずだ
それが感じられない
・・・ということは、生き物だけど生き物じゃない物理的な攻撃がきかないアレ、です、か?
おいどうするんだ。そんな幽霊的な何かがこの世にいるわけが
バッとツツジの木から白いものがでてきた
「ギャアアアアアアアアア!!!!」
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