信頼なんて儚いものだけれども、取り戻せるものだ
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「・・・え、イアイってお坊ちゃまだったの?」
「いや、違うぞ。ただ道場を経営しているだけだ」
イアイの家についた
そこには日本の古きよきでかい建物が
道場の息子か・・・だから礼儀正しかったりするのか
両親もさぞかし厳しい方なのでは・・・!
自然と背筋が伸びてしまう
「そんなに力まなくていいんだぞ」
「そうだけどよ・・・俺、じゃなくて私・・・」
そういえば口調もいつものじゃなくて女口調にしなくてはならない
一人称も俺ではなく私で
これが一番気をつけなくてはならないことだ
「じゃあ中はいるか」
「お・・・うん」
おう、と言いそうになってしまう
中へ入るとやっぱり綺麗で、俺の実家は洋風の屋敷だけどイアイの家は和風の屋敷で
なんだか新鮮だ
「あ、イアイさんチーッス!!」
「チーッス!!」
「ようお前等。稽古はがんばってるか?」
道着を着た男の人が数人かがイアイに挨拶をしていた
おそらくここの門下生だろう
一応挨拶をしておく
「どうも、初めまして。精がでますね」
「も、もしかしてイアイさんの彼女さんですか!?」
「ま、まぁな」
ぎこちなく返すイアイ
おいおいバレるぞ。自然にしろ
「めっちゃかわいいじゃないですかー!!やりますねイアイさん!!どうやってこんないい彼女・・・今度話し聞かせてくださいね」
「わかったから。さっさと稽古に戻れ」
じゃあまた後でーと言って稽古に戻っていく門下生の人
いいな・・・俺も稽古したい
こんな綺麗なとこでなんて気持ちいいだろうな
「あら、あなたがイアイの彼女さん?いらっしゃい」
「お、おじゃまします・・・」
「ただいま母さん」
玄関のとこでお出迎えしてもらった
イアイのお母さんは、俺が想像してた人と違って穏やかな人だった
いい人っぽい。あと少しイアイに似てる
いや、イアイが似たのか
「かわいいわね~!んもうこんないい女捕まえちゃって!!」
バシンとイアイの背中を叩く
案外おちゃめな人なんだな。イアイの性格とは真反対だ
「さぁさ、みゆちゃんこっちよ。お父さんも待ってるから・・・ゆっくりして大丈夫よ」
「ありがとうございます」
みゆちゃん、というのはもちろん偽名だ
まぁ俺の妹の名前なんだけどな
さすがに本名はバレると思うし。イアイが間違えて本名を呼ばないことが不安だ
案内される場所へいくとイアイのお父さんらしき人が
あ、やべぇ。めっちゃ怖そう
例えるならラスボスの日本人バージョンみたいな
「あの、初めまして。みゆといいます。イアイさんとはお付き合いさせていただいています」
「・・・」
こっちをチラリとみる
絶対イアイの性格は父親に似たな
ひぃぃぃ怖えぇ
「・・・やるな」
「え?」
「やるなぁイアイ!!こんなかわいい彼女捕まえるなんて!!俺に似てイケメンだからなお前は!!ハーッハッハッハ」
あ、お父様もおちゃめなかたでした
イアイのこの生真面目な性格はおちゃめな両親から育てられてきたものなんだろう
渋い顔をしているところをみると実家でも苦労してることがわかる
「どれ、座りなさい。もうすぐでご飯がくるから」
「ありがとうございます」
「お茶飲む?日本茶じゃなくてコーヒーとか紅茶のほうがいいかしら」
「いえそんな!お気をつかわず・・・」
「んまぁいい子ね~!かわいいし性格もいいなんて・・・。イアイにはもったないないわ」
「ちょっと母さん・・・」
「みゆちゃんはイアイのどこに惚れたの?」
「なっ」
「ど、どこ・・・ですか・・・」
これは恋愛感情じゃなくて親友として好きなとこあげてけばいいよな?
「そうですね・・・真面目で優しくて、私が辛いときにはいつもそばにいてくれて勇気づけられる言葉をくれたりしてくれました。そういうとこに惚れてしまったんだと思います。正直・・・私にはもったいない人です」
「・・・!」
「そうなの!いいわね~若いって」
・・・?
顔が赤いぞイアイ。どうした
まだ緊張してんのか
それからご飯を一緒に食べて、しばらく談笑してからさよならをした
イアイの両親はいい人でした
「いや、違うぞ。ただ道場を経営しているだけだ」
イアイの家についた
そこには日本の古きよきでかい建物が
道場の息子か・・・だから礼儀正しかったりするのか
両親もさぞかし厳しい方なのでは・・・!
自然と背筋が伸びてしまう
「そんなに力まなくていいんだぞ」
「そうだけどよ・・・俺、じゃなくて私・・・」
そういえば口調もいつものじゃなくて女口調にしなくてはならない
一人称も俺ではなく私で
これが一番気をつけなくてはならないことだ
「じゃあ中はいるか」
「お・・・うん」
おう、と言いそうになってしまう
中へ入るとやっぱり綺麗で、俺の実家は洋風の屋敷だけどイアイの家は和風の屋敷で
なんだか新鮮だ
「あ、イアイさんチーッス!!」
「チーッス!!」
「ようお前等。稽古はがんばってるか?」
道着を着た男の人が数人かがイアイに挨拶をしていた
おそらくここの門下生だろう
一応挨拶をしておく
「どうも、初めまして。精がでますね」
「も、もしかしてイアイさんの彼女さんですか!?」
「ま、まぁな」
ぎこちなく返すイアイ
おいおいバレるぞ。自然にしろ
「めっちゃかわいいじゃないですかー!!やりますねイアイさん!!どうやってこんないい彼女・・・今度話し聞かせてくださいね」
「わかったから。さっさと稽古に戻れ」
じゃあまた後でーと言って稽古に戻っていく門下生の人
いいな・・・俺も稽古したい
こんな綺麗なとこでなんて気持ちいいだろうな
「あら、あなたがイアイの彼女さん?いらっしゃい」
「お、おじゃまします・・・」
「ただいま母さん」
玄関のとこでお出迎えしてもらった
イアイのお母さんは、俺が想像してた人と違って穏やかな人だった
いい人っぽい。あと少しイアイに似てる
いや、イアイが似たのか
「かわいいわね~!んもうこんないい女捕まえちゃって!!」
バシンとイアイの背中を叩く
案外おちゃめな人なんだな。イアイの性格とは真反対だ
「さぁさ、みゆちゃんこっちよ。お父さんも待ってるから・・・ゆっくりして大丈夫よ」
「ありがとうございます」
みゆちゃん、というのはもちろん偽名だ
まぁ俺の妹の名前なんだけどな
さすがに本名はバレると思うし。イアイが間違えて本名を呼ばないことが不安だ
案内される場所へいくとイアイのお父さんらしき人が
あ、やべぇ。めっちゃ怖そう
例えるならラスボスの日本人バージョンみたいな
「あの、初めまして。みゆといいます。イアイさんとはお付き合いさせていただいています」
「・・・」
こっちをチラリとみる
絶対イアイの性格は父親に似たな
ひぃぃぃ怖えぇ
「・・・やるな」
「え?」
「やるなぁイアイ!!こんなかわいい彼女捕まえるなんて!!俺に似てイケメンだからなお前は!!ハーッハッハッハ」
あ、お父様もおちゃめなかたでした
イアイのこの生真面目な性格はおちゃめな両親から育てられてきたものなんだろう
渋い顔をしているところをみると実家でも苦労してることがわかる
「どれ、座りなさい。もうすぐでご飯がくるから」
「ありがとうございます」
「お茶飲む?日本茶じゃなくてコーヒーとか紅茶のほうがいいかしら」
「いえそんな!お気をつかわず・・・」
「んまぁいい子ね~!かわいいし性格もいいなんて・・・。イアイにはもったないないわ」
「ちょっと母さん・・・」
「みゆちゃんはイアイのどこに惚れたの?」
「なっ」
「ど、どこ・・・ですか・・・」
これは恋愛感情じゃなくて親友として好きなとこあげてけばいいよな?
「そうですね・・・真面目で優しくて、私が辛いときにはいつもそばにいてくれて勇気づけられる言葉をくれたりしてくれました。そういうとこに惚れてしまったんだと思います。正直・・・私にはもったいない人です」
「・・・!」
「そうなの!いいわね~若いって」
・・・?
顔が赤いぞイアイ。どうした
まだ緊張してんのか
それからご飯を一緒に食べて、しばらく談笑してからさよならをした
イアイの両親はいい人でした
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