俺がS級になれない理由.
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「よー名無しさん。風邪治ってよかったな」
「サンキュースティンガー。・・・なんでお前ら見舞いに来てくれなかったの?俺死ぬかと思ったんだけど」
「だって・・・あんなS級ヒーロー様達がいるのについていけるかっての!!」
「そうだそうだ!!もっと言ってやれイナズマックス!!」
「逆ギレすんな。後でお前らイアイに謝れ。あと爪の垢飲ませてもらえ」
あぁ、やめろ。僕の名無しさんに話しかけるんじゃあない
「お、アマイマスク」
「やぁ、風邪は治ったようなんだね。ヒーローなんだから・・・」
「あーその話何回目だよ。わかったつーの!あと・・・昨日は見舞い、さんきゅ」
僕が名無しさんに話しかけたら他の奴等は黙る
そうだ。それでいいんだ。僕と名無しさんの世界に入ってくるんじゃない
君達は君達だけで弱い者同士で仲良くやってればいいさ
その中に名無しさんが入ってると思うだけで虫唾が走る
君はもっと綺麗なとこがお似合いなのに
いつ頃だったか。期待できる新人がB級に入ったと。一目見てみようと現場に行った
どうせ、弱くて無能なヒーローなんじゃないか。そんな奴はA級にはいらない。せいぜいフブキ組あたりにでも拾ってもらいがんばりたまえ、そう思っていた
だが、
「・・・!」
美しい。素直にそう思った
僕が他人を美しいと思うなんて。このときからもう決めたんだ。名無しさんは僕のものにしようって。だから早くA級に上がってこい。君にならその実力がある
予想通り、名無しさんはドンドン順位をあげていきA級に昇格した
もっと間近で彼の実力を見れることになって確信する。彼はS級になれると。認めてもいいと
強く、美しく、悪を速やかに排除するその姿は一つの芸術品と言ってもいい
そういうヒーローがS級になるべきだ
そう、思っていたのだが
「ねぇ見て・・・あの人S級の」
「やだなにあれ・・・化け物じゃない」
「化け物同士が戦うなんて当たり前よね」
あぁ、駄目だ駄目だ。名無しさんをそんな汚い目で見ることなんて許されない
君には綺麗なままでいてほしいんだ。だから、ずっとA級のままにいたほうがいい
それは僕が守っててあげるから。君が汚くならないように僕の腕の範囲にいて
僕のそばから離れないで
どうか、どうか君は
綺麗なままでいて
「サンキュースティンガー。・・・なんでお前ら見舞いに来てくれなかったの?俺死ぬかと思ったんだけど」
「だって・・・あんなS級ヒーロー様達がいるのについていけるかっての!!」
「そうだそうだ!!もっと言ってやれイナズマックス!!」
「逆ギレすんな。後でお前らイアイに謝れ。あと爪の垢飲ませてもらえ」
あぁ、やめろ。僕の名無しさんに話しかけるんじゃあない
「お、アマイマスク」
「やぁ、風邪は治ったようなんだね。ヒーローなんだから・・・」
「あーその話何回目だよ。わかったつーの!あと・・・昨日は見舞い、さんきゅ」
僕が名無しさんに話しかけたら他の奴等は黙る
そうだ。それでいいんだ。僕と名無しさんの世界に入ってくるんじゃない
君達は君達だけで弱い者同士で仲良くやってればいいさ
その中に名無しさんが入ってると思うだけで虫唾が走る
君はもっと綺麗なとこがお似合いなのに
いつ頃だったか。期待できる新人がB級に入ったと。一目見てみようと現場に行った
どうせ、弱くて無能なヒーローなんじゃないか。そんな奴はA級にはいらない。せいぜいフブキ組あたりにでも拾ってもらいがんばりたまえ、そう思っていた
だが、
「・・・!」
美しい。素直にそう思った
僕が他人を美しいと思うなんて。このときからもう決めたんだ。名無しさんは僕のものにしようって。だから早くA級に上がってこい。君にならその実力がある
予想通り、名無しさんはドンドン順位をあげていきA級に昇格した
もっと間近で彼の実力を見れることになって確信する。彼はS級になれると。認めてもいいと
強く、美しく、悪を速やかに排除するその姿は一つの芸術品と言ってもいい
そういうヒーローがS級になるべきだ
そう、思っていたのだが
「ねぇ見て・・・あの人S級の」
「やだなにあれ・・・化け物じゃない」
「化け物同士が戦うなんて当たり前よね」
あぁ、駄目だ駄目だ。名無しさんをそんな汚い目で見ることなんて許されない
君には綺麗なままでいてほしいんだ。だから、ずっとA級のままにいたほうがいい
それは僕が守っててあげるから。君が汚くならないように僕の腕の範囲にいて
僕のそばから離れないで
どうか、どうか君は
綺麗なままでいて
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