お前はネコ型ロボットなのかい?
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「できた!!」
深夜の1時
子供ならすでに寝ていなきゃいけない時間なのに変声期のおとずれていない声が響く
そこは研究所だった
その声をあげたのはS級ヒーローの童帝
彼は最近あるものをずっと作っていた
それが今日完成した
「ふふーん。さっそく名無しさんに使ってみちゃおっと」
悪戯に笑うその顔はとてもかわいかったという‐・・・
今日も今日とて怪人がでる
そして退治して報告
というのがヒーローの日常だ
毎日のように協会へ行くのももう日課みたいなものだろう
俺も毎日行っている
「じゃあちょっと待っててくれイアイ」
「はい、師匠」
例外があるといえば、誰かの付き人で協会へ行くぐらいだ
俺のように
S級ヒーローの会議はたくさんある
それは最近に始まったことだ
まぁ、自分も少し協会で調べたいことがあったからいいのだが
少しの時間だけその場を離れることにした
会議が終わるまでには調べものも終わるだろう
資料室へ行ってる途中に何やら音が聞こえる部屋が
ウィーン、キュルルルという機械音だ
故障しているようにも聞こえる
ほんのちょっぴりの好奇心と、何か危ないものではないかという確認のためにドアをあける
「・・・なんだこれは?」
人が一人入れそうなカプセルが二つある
どうやら音がなっていたのはこれのようだな
大丈夫なのだろうか、この機械
今すぐにでも壊れそうな音がなっているが
ソッとそのカプセルみたいなのに触れてみる
「うおぉっ!?」
そのカプセルのドアが開き中へ入ってしまった
急いででようとするが叩いても開かない
「くそ!!・・・誰か!!誰かいないか!?!?」
同時刻
「まったく!!今日も会議があるなんて信じられない!!」
私一人いればすべて片付くだろうに
いちいち会議なんていうめんどくさいもののために呼び出さないでほしいわ
・・・でも、最近は
少しだけ、ほんっとうに少しだけ協会に行くのが楽しみになっている
それは名無しさんに会えるから
「こんにちは」っていう挨拶だけでも胸があつくなる
そんなのは漫画だけ、と笑っていた自分に恥ずかしさをおぼえつつ会議室へむかう
しかし道を間違えてしまったようだ
「~っもう!!名無しさんのせいよ!!」
名無しさんのことを考えていたらボーッとしてしまった
かかとを返して来た道を戻ろうとしたが
ウゥーン・・・ゴォォォー・・・
「何かしら?」
奥の部屋からそんな機械音が
その部屋へ入ってみるとカプセルが二つあってかたっぽからはドンドンという音
「誰か入ってるの?」
「その声は・・・タツマキさん!?すみませ・・・ここから出られなくなってしまって・・・」
この声は確かA級三位のイアイアンね
名無しさんとよく一緒にいるのを見かける
アトミック侍の弟子だというのに無様な姿ね
「はぁ・・・しかたないわね」
「すみません・・・」
何の機械かはわからないけど壊しても大丈夫でしょ
こんなとこに置いてあるのが悪い
超能力でカプセルの蓋を壊そうとしたら
「キャッ!?」
足元にあった紙に気づかず、踏んで転んでしまいそのままカプセルの中に入ってしまった
「ちょ・・・何よこれ!?ゲホッ」
「タツマキさん!?だいじょ・・・なんだこれは!?」
カプセルの中にガスみたいなものが蔓延する
目の前がみえないので超能力を使うのは危ない
下手したらこの三位も自分もケガをする可能性がある
中からでもゴゴゴゴ、という音が聞こえる
これ・・・ほんとにやばいんじゃないかしら!?
チーン、という音と共にカプセルのドアが開いた
「ゲホゲホッ・・・なんだったのよ!?」
「クソ・・・なんだったんだ・・・」
倒れこむように外へでる
とりあえず体は無事のようだ。どこも痛くない
けれど何か体に違和感が
「・・・えっ!?」
「はっ!?」
三位を見てみると信じられないものが目にうつる
「な、なんで私が・・・!?!?」
「どうして俺が・・・!?!?」
体が入れ替わってる、と気づいたのはこの後しばらく話し終わってからだった
深夜の1時
子供ならすでに寝ていなきゃいけない時間なのに変声期のおとずれていない声が響く
そこは研究所だった
その声をあげたのはS級ヒーローの童帝
彼は最近あるものをずっと作っていた
それが今日完成した
「ふふーん。さっそく名無しさんに使ってみちゃおっと」
悪戯に笑うその顔はとてもかわいかったという‐・・・
今日も今日とて怪人がでる
そして退治して報告
というのがヒーローの日常だ
毎日のように協会へ行くのももう日課みたいなものだろう
俺も毎日行っている
「じゃあちょっと待っててくれイアイ」
「はい、師匠」
例外があるといえば、誰かの付き人で協会へ行くぐらいだ
俺のように
S級ヒーローの会議はたくさんある
それは最近に始まったことだ
まぁ、自分も少し協会で調べたいことがあったからいいのだが
少しの時間だけその場を離れることにした
会議が終わるまでには調べものも終わるだろう
資料室へ行ってる途中に何やら音が聞こえる部屋が
ウィーン、キュルルルという機械音だ
故障しているようにも聞こえる
ほんのちょっぴりの好奇心と、何か危ないものではないかという確認のためにドアをあける
「・・・なんだこれは?」
人が一人入れそうなカプセルが二つある
どうやら音がなっていたのはこれのようだな
大丈夫なのだろうか、この機械
今すぐにでも壊れそうな音がなっているが
ソッとそのカプセルみたいなのに触れてみる
「うおぉっ!?」
そのカプセルのドアが開き中へ入ってしまった
急いででようとするが叩いても開かない
「くそ!!・・・誰か!!誰かいないか!?!?」
同時刻
「まったく!!今日も会議があるなんて信じられない!!」
私一人いればすべて片付くだろうに
いちいち会議なんていうめんどくさいもののために呼び出さないでほしいわ
・・・でも、最近は
少しだけ、ほんっとうに少しだけ協会に行くのが楽しみになっている
それは名無しさんに会えるから
「こんにちは」っていう挨拶だけでも胸があつくなる
そんなのは漫画だけ、と笑っていた自分に恥ずかしさをおぼえつつ会議室へむかう
しかし道を間違えてしまったようだ
「~っもう!!名無しさんのせいよ!!」
名無しさんのことを考えていたらボーッとしてしまった
かかとを返して来た道を戻ろうとしたが
ウゥーン・・・ゴォォォー・・・
「何かしら?」
奥の部屋からそんな機械音が
その部屋へ入ってみるとカプセルが二つあってかたっぽからはドンドンという音
「誰か入ってるの?」
「その声は・・・タツマキさん!?すみませ・・・ここから出られなくなってしまって・・・」
この声は確かA級三位のイアイアンね
名無しさんとよく一緒にいるのを見かける
アトミック侍の弟子だというのに無様な姿ね
「はぁ・・・しかたないわね」
「すみません・・・」
何の機械かはわからないけど壊しても大丈夫でしょ
こんなとこに置いてあるのが悪い
超能力でカプセルの蓋を壊そうとしたら
「キャッ!?」
足元にあった紙に気づかず、踏んで転んでしまいそのままカプセルの中に入ってしまった
「ちょ・・・何よこれ!?ゲホッ」
「タツマキさん!?だいじょ・・・なんだこれは!?」
カプセルの中にガスみたいなものが蔓延する
目の前がみえないので超能力を使うのは危ない
下手したらこの三位も自分もケガをする可能性がある
中からでもゴゴゴゴ、という音が聞こえる
これ・・・ほんとにやばいんじゃないかしら!?
チーン、という音と共にカプセルのドアが開いた
「ゲホゲホッ・・・なんだったのよ!?」
「クソ・・・なんだったんだ・・・」
倒れこむように外へでる
とりあえず体は無事のようだ。どこも痛くない
けれど何か体に違和感が
「・・・えっ!?」
「はっ!?」
三位を見てみると信じられないものが目にうつる
「な、なんで私が・・・!?!?」
「どうして俺が・・・!?!?」
体が入れ替わってる、と気づいたのはこの後しばらく話し終わってからだった
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