幼馴染という関係は
一番近くにいて、一番ふざけあえて、一番信頼できて
なんでも相談したりされたり
泣いてたときもずっとそばにいてくれたね


だからこそ幼馴染との恋愛難しい
一番近いからこそ、一番遠い
それは儚くて酸っぱくて甘くてｰ･･･

























っていう幼馴染との恋愛を妄想してる女の子全員に見せてやろう

げ　ん　じ　つ　を　な


「名無しさん、これ少し甘すぎないか」

「そう？」

「この味もわからんとは･･･だから太るんだぞ」

「うるせぇな!!」


な？
幼馴染なんてデリカシーのないことばっか言ってきてお世辞とか一度も言われたことありません
容赦なさすぎてたまに泣きそうになるんだけど
親しき仲にも礼儀ありって言葉をソニックは知ってるかなー？


「おいここにまだ埃があるぞ」

「だったら自分で掃除やれよ」

「名無しさんの仕事だろう」

「やってもらってるんだから文句言うんじゃないよ!!」


幼馴染という関係だけで里の問題児の面倒を見ろ、だから同居しろ
これほどまでに理不尽なことがあるだろうか
一人前のくノ一になったら真っ先に長老暗殺してやる


「そんなガサツだからいつまでも結婚できないんだ」

「そ、そのうちできるし･･･!」


別に私が結婚できない理由はガサツだからじゃありませんし
男性恐怖症なだけだし
いやね、幼少の頃に知らない男性に暴漢まがいのことされたんですよ
それ以来男性が怖いですはい
ただし


「ちょっとそれ私のおやつなんですけど!?」

「うまかったぞ」

「殺す」


この男は除く
うぜー!!ほんとうぜー!!
余裕でクナイかわすし。そうですよね私の実力なんてソニックのクソぐらいですもんね殺す
大切にとっておいた大福だったのに
弁償しろと言いたいところだけど馬の耳に念仏だろうから我慢我慢･･･


できるわけないでしょ!?


「いい加減にしてよソニック!!もういい!!でてく!!」

「お、おい名無しさん」


わざとドア壊れるくらいに閉めてやったぜ
どうせ追いかけてくるとかあの男に限ってないだろう
ソニックなんて私がいなくて洗濯も食器洗いも食事もできなくなって死んじゃえ








････ってほんとに追いかけてこないのかよ!!
もうほんと死ねばいいと思うよ。このクサレ忍者