※ヤンデレ注意

「なぁ･･･こんな世界滅んでしまえばいいと思わないか？」


うん。滅べばいいと思う
ただしお前がな
なんでナチュナルに私んちにいるの？鍵しめたよ？
窓ガラス割れてやがる･･･!!こいつ･･･!!弁償しろ


そしてゾンビマンは何を言ってるのかがわからない
パードゥン？


「こんな名無しさんが傷ついていく世界なんてどうかしてる。お前には綺麗なままでいてほしい」


どうかしてるのはあなたの頭ではなくて？


ちなみに私はC級ヒーローです
なんでそんなC級がS級様と仲いい（？）のかは私にもわからない
気づいたら絡まれてて、家まで特定されてて
ストーカーまがいのことされてる
ほんとこんな世界滅べばいいのになぁ


「名無しさんのことを一生守ると誓ったが･･･こんなに怪人がでてちゃ必ずしも守れるとは限らない。あんな醜い怪人に名無しさんが殺されるくらいならいっそ俺が･･･」

「いやいやいや、待て。そんなことしたらこれからゾンビマンと遊園地行ったりできないなぁ!!!」

「それもそうか。ならどうしたら･･･」


考え込んでいるゾンビマン
あのさ、そもそも私達付き合ってないよ？
とっさに恋人っぽいこと言ってしまったけどゾンビマンとは全然そんな関係ではない
でもあいつの頭の中では付き合ってるということになっているのだろう


「そうだ。名無しさんがこの部屋からでなければいい。安心しろ、世話はずっと俺がしてやるし欲しいものは全部持ってきてやる」

「わぁ素敵。だけど外食とかも行きたいときもあるんだ」


いくら私がインドア派だからといって外にでたいときもあるよ
そんなヒモみたいな生活心苦しいわ
友達も親も心配する
ていうか私達は付き合って以下略


「どうすればいいんだ･･･どうすれば名無しさんはずっと俺のもにできる･･･？」


なんでゾンビマンは私にこんなにヤンデレってくるの
ヤンデレ萌えーとか言ってた自分どうかしてた
こんなんだったヤンキーデレのほうが何億倍もマシなんだけど


「やっぱり、俺が名無しさんを殺してあげたほうがいい。大丈夫だ、全部残さず食べてやるから」


食べるんかーい
あのね本格的にゾンビにならなくてもいいんだよ
ゾンビマンなんていう名前に縛られないでいいんだよ
自由に生きようぜ!!


「この体だから、どこをどうすれば痛くないかわかるんだ。だから怖がらなくても大丈夫だぞ」


誰かヒーローよんでこの妄想激しいヤンデレゾンビを倒してください
あ、私達がヒーローでした