ふえぇぇ、ケンカは駄目だょ><(ぜんざい食べながら)
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テレビで紹介されていた商店街
なんとそこには美味しそうなスイーツ店がずらりと並んでいるではないか
これは行け、と言われているようなものだ
ここからは遠くないようであったし
よしそうと決まったらさっそく行動だ
部屋着から外へ出る服に着替え、靴を履く
この時ふと思った
そうだ、彼も誘おうと
一人で行くのもいいがやはり私は女の子。誰かと感想を分かち合いたい
女の子っていう歳じゃねーだろっていうツッコミは冬と共に消えていきました
二度とこなくていいんだぞ
さっそく携帯を取り出し電話をかけてみる
「あ、もしもしフラッシュさーん?実はですね・・・」
「俺はお前のように暇ではないし、そもそもお前は怪人であるから本来ならば対立すべき存在だがやむを得ない事情だから仕方なくだ」
「その割には楽しそうですね」
口とは反対に顔は綻んでいるフラッシュさんの女子力の高さです
こんなに可愛い顔、そして綺麗な髪。これで男だなんて許さないんだけど
世の中女子より男子のほうが女子力高い時代になりましたね
まぁ生きるにあたって必要なのは女子力ではなく主婦力だと
もう悟っていますからいいです
今は私はフラッシュさんのお母さんだと思いこむことが大事だ
息子よ、美味しいものいっぱい食べようね
こんなでかい息子嬉しくないけど
フラッシュさんがワクワクしたようにバスの降車ボタンを押す
「走ったほうが速くない?」と提案したがそれはフラッシュさんの静かな目により提案は消された
まぁいつも歩きか自転車しか利用してないからたまにはバスもいいですね
バスから降りて少し歩く
花の香りがふわりと優しく鼻をなでる
それに色もいい
少ししか歩いていないがカラフルな町に目が楽しい
五感すべてが春を楽しんでいるような気がした
そこでふと視線に気づく
「・・・何か顔についてますか?」
「桜の花びらが」
「あ、本当だ」
気づかなかった
髪の毛に桜の花びらがついていた
自分で髪へ触り、花びらを取る
ひらりひらりと地へ落ちていく
しかしまだフラッシュさんがこちらから視線をはずさない
「フラッシュさん?」
「・・・」
「おーい」
「綺麗、だな」
「?。あ、あー・・・桜のことですね。確かに綺麗ですねー」
桜の木達が並んでおり、そこには素晴らしい花吹雪がふっていた
瞬きをするのがもったいない
このまま桜を満喫するのもいいが、今日の目的はお花見ではなくこの先のスイーツである
足を動かさねば
「さ、行きましょうフラッシュさん」
「・・・あぁ」
やっと視線を真正面にしたフラッシュさんを見てみる
綺麗な髪がカーテンのように顔を隠してしまい彼の表情を確認できなかった
フラッシュさんの様子に疑問を持ちつつ、歩いていたらやっとお目当ての商店街へついた
するとフラッシュさんの様子が一気に花が咲く
後ろで季節はずれの向日葵がみえますよ
「あ!さっそくここ入ってみませんか?」
「あぁ」
入り口近くにある甘味処へ足を踏み入れることにした
のれんをくぐり、お店へ入る
すると朱色の着物を着たお姉さんが迎えてくれた
二名で、とお願いをして席へ案内される
和の雰囲気に心が和らぐ
それはフラッシュさんも同様であったようだ
さっそくあんみつを頼んだ
数多くの種類のメニューから選ぶのは苦難であった
だってこんな魅力的なスイーツから一つだけを選ぶだなんて・・・私にはできないっ・・・!!
と、茶番をやっていたらフラッシュさんがいつのまにか注文を入れていた
フラッシュさんのそういうところ嫌いじゃないですよ
しばらく店の雰囲気を楽しみながらあんみつが来るのを待つ
「おまたせしました」
待ってました!
綺麗な器が目の前におかれる
器よりも目をひくのは中身だ
彩りが眩しい果物達に負けない勢いのアイス、目立つわけでもないがアイスと同じくらいの主役の餡子
そしてその下にはひっそりと佇むみんなを支える寒天
最高ですな
さっそくスプーンを持つ
「いっただきまーす!」
「いただきます」
口へ入れて噛むとプリッとした寒天の食感とアイスと餡子の甘さ
更にもう一口食べて果物の爽やかな果汁が口の中をリセットしてくれる
これはこれは・・・
「美味しい!」
「そうだな・・・この餡子の甘さも褒めるべきだがそれよりもこのサラリと溶けるような舌触りが良い。喉に突っかかる感じもないし、後に残る感じもない」
たった二、三口でそこまで感想言えちゃうフラッシュさん本当グルメリポーター
テレビに出演でもしてんじゃないかという勢いであった
しかも美味しそうに食べるし
それでいておしとやかである
見ているこっちがキュンキュンしてしまうぜ
「・・・何を見ている。食べづらいだろう」
「あ、すみません。なんか可愛いなーって」
「か、可愛いと言われて嬉しい男なんていないだろう。やめろ」
と照れている
これなんていう乙ゲー?
たぶん今高感度マックスだと思うんだけど告白したら付き合えるんじゃないかな?
スイーツ巡り一軒目はそんな感じでした
続いて二軒目は少し先にあったシュークリーム屋さんだ
離れていてもわかるこの美味しそうな香り
立ち寄る人を鼻から支配し、そこから足を支配もしてしまう
そしていつのまにかお買い上げ、と上手な商売だ
それをわかったうえでやはり買ってしまうのはこのシュークリームが美味しそうだからだ
さっそく出来たてが手元に
触っただけでわかるサクサク感。それでいてクリームがたっぷり入っているのがわかる・・・わかるぞ・・・!
さっそくいただこう
口へ、シュークリームを一口
「・・・!!」
「・・・!」
言葉を出さなくとも伝わったようだ
たとえるなら、天使と一緒に食事を楽しんだかのような美味しさ
もし地球が明日終わるのならば最後に食べたいのはこのシュークリームを選ぶだろう
噛んで口の中になくなるの惜しい
言葉が出せたのはシュークリームがここからなくなったときだった
「幸せです・・・」
「俺もだ・・・」
その後もお店を転々としていた
クレープやプリンや大福や団子など
甘いものをたくさん堪能していた
気になるお店があったら、入ってみる
お腹が満たされいくに比例してお財布の中身が減っていく。何これすごい
でもお金など減っても確かに幸せを感じる
「私死ぬなら今日がいいです」
「同じく」
ドーナツを食べ、余韻に浸りながらお店を出ようとした瞬間
「ブヘッ」
「ん?」
人とぶつかってしまった
店内でドーナツの甘い香りが鼻に残っていたのに、ヤニの香りになってしまった
急いで謝る
「ご、ごめんなさ・・・あれ」
「あっ!?名無しさんなんでこんなところに」
「おい名無しさん大丈夫か。・・・」
あらやだびっくり。こんなところでS級ヒーロー様に出会ってしまいました
なんとそこには美味しそうなスイーツ店がずらりと並んでいるではないか
これは行け、と言われているようなものだ
ここからは遠くないようであったし
よしそうと決まったらさっそく行動だ
部屋着から外へ出る服に着替え、靴を履く
この時ふと思った
そうだ、彼も誘おうと
一人で行くのもいいがやはり私は女の子。誰かと感想を分かち合いたい
女の子っていう歳じゃねーだろっていうツッコミは冬と共に消えていきました
二度とこなくていいんだぞ
さっそく携帯を取り出し電話をかけてみる
「あ、もしもしフラッシュさーん?実はですね・・・」
「俺はお前のように暇ではないし、そもそもお前は怪人であるから本来ならば対立すべき存在だがやむを得ない事情だから仕方なくだ」
「その割には楽しそうですね」
口とは反対に顔は綻んでいるフラッシュさんの女子力の高さです
こんなに可愛い顔、そして綺麗な髪。これで男だなんて許さないんだけど
世の中女子より男子のほうが女子力高い時代になりましたね
まぁ生きるにあたって必要なのは女子力ではなく主婦力だと
もう悟っていますからいいです
今は私はフラッシュさんのお母さんだと思いこむことが大事だ
息子よ、美味しいものいっぱい食べようね
こんなでかい息子嬉しくないけど
フラッシュさんがワクワクしたようにバスの降車ボタンを押す
「走ったほうが速くない?」と提案したがそれはフラッシュさんの静かな目により提案は消された
まぁいつも歩きか自転車しか利用してないからたまにはバスもいいですね
バスから降りて少し歩く
花の香りがふわりと優しく鼻をなでる
それに色もいい
少ししか歩いていないがカラフルな町に目が楽しい
五感すべてが春を楽しんでいるような気がした
そこでふと視線に気づく
「・・・何か顔についてますか?」
「桜の花びらが」
「あ、本当だ」
気づかなかった
髪の毛に桜の花びらがついていた
自分で髪へ触り、花びらを取る
ひらりひらりと地へ落ちていく
しかしまだフラッシュさんがこちらから視線をはずさない
「フラッシュさん?」
「・・・」
「おーい」
「綺麗、だな」
「?。あ、あー・・・桜のことですね。確かに綺麗ですねー」
桜の木達が並んでおり、そこには素晴らしい花吹雪がふっていた
瞬きをするのがもったいない
このまま桜を満喫するのもいいが、今日の目的はお花見ではなくこの先のスイーツである
足を動かさねば
「さ、行きましょうフラッシュさん」
「・・・あぁ」
やっと視線を真正面にしたフラッシュさんを見てみる
綺麗な髪がカーテンのように顔を隠してしまい彼の表情を確認できなかった
フラッシュさんの様子に疑問を持ちつつ、歩いていたらやっとお目当ての商店街へついた
するとフラッシュさんの様子が一気に花が咲く
後ろで季節はずれの向日葵がみえますよ
「あ!さっそくここ入ってみませんか?」
「あぁ」
入り口近くにある甘味処へ足を踏み入れることにした
のれんをくぐり、お店へ入る
すると朱色の着物を着たお姉さんが迎えてくれた
二名で、とお願いをして席へ案内される
和の雰囲気に心が和らぐ
それはフラッシュさんも同様であったようだ
さっそくあんみつを頼んだ
数多くの種類のメニューから選ぶのは苦難であった
だってこんな魅力的なスイーツから一つだけを選ぶだなんて・・・私にはできないっ・・・!!
と、茶番をやっていたらフラッシュさんがいつのまにか注文を入れていた
フラッシュさんのそういうところ嫌いじゃないですよ
しばらく店の雰囲気を楽しみながらあんみつが来るのを待つ
「おまたせしました」
待ってました!
綺麗な器が目の前におかれる
器よりも目をひくのは中身だ
彩りが眩しい果物達に負けない勢いのアイス、目立つわけでもないがアイスと同じくらいの主役の餡子
そしてその下にはひっそりと佇むみんなを支える寒天
最高ですな
さっそくスプーンを持つ
「いっただきまーす!」
「いただきます」
口へ入れて噛むとプリッとした寒天の食感とアイスと餡子の甘さ
更にもう一口食べて果物の爽やかな果汁が口の中をリセットしてくれる
これはこれは・・・
「美味しい!」
「そうだな・・・この餡子の甘さも褒めるべきだがそれよりもこのサラリと溶けるような舌触りが良い。喉に突っかかる感じもないし、後に残る感じもない」
たった二、三口でそこまで感想言えちゃうフラッシュさん本当グルメリポーター
テレビに出演でもしてんじゃないかという勢いであった
しかも美味しそうに食べるし
それでいておしとやかである
見ているこっちがキュンキュンしてしまうぜ
「・・・何を見ている。食べづらいだろう」
「あ、すみません。なんか可愛いなーって」
「か、可愛いと言われて嬉しい男なんていないだろう。やめろ」
と照れている
これなんていう乙ゲー?
たぶん今高感度マックスだと思うんだけど告白したら付き合えるんじゃないかな?
スイーツ巡り一軒目はそんな感じでした
続いて二軒目は少し先にあったシュークリーム屋さんだ
離れていてもわかるこの美味しそうな香り
立ち寄る人を鼻から支配し、そこから足を支配もしてしまう
そしていつのまにかお買い上げ、と上手な商売だ
それをわかったうえでやはり買ってしまうのはこのシュークリームが美味しそうだからだ
さっそく出来たてが手元に
触っただけでわかるサクサク感。それでいてクリームがたっぷり入っているのがわかる・・・わかるぞ・・・!
さっそくいただこう
口へ、シュークリームを一口
「・・・!!」
「・・・!」
言葉を出さなくとも伝わったようだ
たとえるなら、天使と一緒に食事を楽しんだかのような美味しさ
もし地球が明日終わるのならば最後に食べたいのはこのシュークリームを選ぶだろう
噛んで口の中になくなるの惜しい
言葉が出せたのはシュークリームがここからなくなったときだった
「幸せです・・・」
「俺もだ・・・」
その後もお店を転々としていた
クレープやプリンや大福や団子など
甘いものをたくさん堪能していた
気になるお店があったら、入ってみる
お腹が満たされいくに比例してお財布の中身が減っていく。何これすごい
でもお金など減っても確かに幸せを感じる
「私死ぬなら今日がいいです」
「同じく」
ドーナツを食べ、余韻に浸りながらお店を出ようとした瞬間
「ブヘッ」
「ん?」
人とぶつかってしまった
店内でドーナツの甘い香りが鼻に残っていたのに、ヤニの香りになってしまった
急いで謝る
「ご、ごめんなさ・・・あれ」
「あっ!?名無しさんなんでこんなところに」
「おい名無しさん大丈夫か。・・・」
あらやだびっくり。こんなところでS級ヒーロー様に出会ってしまいました
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