悪かった・・・。確かに麦茶の中身そばつゆに変えた俺が悪かった
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヒーロー協会には中に食事ができるところがある
学校で言う食堂みたいなものだ
バリエージョンは豊富
和食中華洋食、他の国の名産料理などなど、そのがんばりをどこか違う場所に使ったほうがよかったのではと思う
味も上々。三ツ星まではいかないまでも二ツ星ぐらいなら取れるのでは
一体協会はこれほどの料理人をどうやって集めてきたのか
そのため一種のレストランとして何の用がなくても協会で食事をとる人も多い
ヒーローでも、一般人でも
まぁ一般人は食事の他にヒーローに会えるから、という理由で来る人もいるのだろう
そして今日も協会内のレストランは賑やかだ
一箇所だけ賑やかすぎるところがあるが
「いやいやいや。普通冷やし中華は普通に黒酢醤油だろ」
「いつまで名無しさんは子供舌なんだ。ごまだれのクリーミーさが野菜の爽やかさを引き立てる」
「は?暑いんだからクリーミさは求めてねぇよ」
「なんだと?」
彼らヒーローもまたわざわざ足を運んで昼食を取りにきた者達である
ここは季節によってそれぞれ限定メニューがあって、今の暑い季節は冷やし中華が限定メニューだった
それをグルメな名無しさんとブルーファイアが食べにこないわけがない
言い合ってケンカし、睨み合っているがついさっきまでは「限定メニュー楽しみだな」「あぁ」みたいに楽しく会話していたのだ
それが、すぐにこうなる
「黒酢のさっぱりした感じがいかにも夏って感じで美味しいに決まってるじゃん!!」
「夏でもまろやかさとクリーミーを求めてて何が悪い!!」
そんな子供みたいなケンカを見てため息をつくイアイとデスガトリングと黄金ボール
スティンガーとイナズマックスは気にしてないように食べている
・・・いや、ただ下ネタ話に夢中なだけだった
彼らもまた名無しさん達と一緒にご飯を食べに来ているものだ
本音を言えばこの二人とはこうなることがわかっていたので断ってもよかった
だがケンカする前のこの二人に誘われたら普通に友人として誘いにのる
それほど仲良かったのに今どうしてこんなにくだらないケンカをするのか
食事中だし静かにして欲しかったが彼らは何も言わない
後にめんどくさいことが待ち受けているからだ
それにも関わらず損なお人よし性格のイアイは二人のケンカに止めに入る
「おいそろそろ静かにしないか。周りにも迷惑がかかるだろう」
「じゃあイアイは黒酢醤油とごまだれどっち派?もちろん黒酢醤油だよな?」
「ふん残念だったな名無しさん。イアイはお前と違って大人だから俺の気持ちがわかる」
「いや、だから静かに、」
「「イアイはどっち派?」」
「・・・」
正直どっちもどっちで好き、というのがイアイの本音だったが言える雰囲気ではない
ケンカを止めに入ったはずなのにいつのにまか巻き込まれている
やれやれ、と同情の目をイアイへ向ける一同
わかっていたことなのに、やってしまうとは
彼のお人好しさには誰でも感激してしまう
イアイが困っているのにも関わらず詰め寄る二人には拳骨を落としたくなるものだ
だがA級上位ともあって強いのでそんなことをできる者は数少ないからやらないのだが
「テメェらうるせぇ!!静かにしろっ」
「でっ!!」
「っ!!」
そんな二人に拳骨を落としてくれた人がいた
その人物はS級で彼らから見たら立場が雲の上の存在である人だった
「・・・っすみません金属バットさん」
「・・・すみません」
「いいから公共の場では静かにしやがれ」
「「はい・・・」」
妹と思われる女の子と一緒に奥の席へ行く金属バット
拳骨を喰らった二人はぶすくれていた
別に殴られたから、という理由ではないのだろう
「あーあ、ブルーファイアのせいで怒られた」
「名無しさんが悪いだろう。あんなこと言うから」
「あ?」
「だから二人ともやめろと言っているだろ」
睨み合いながらも麺をすする二人に対してまたため息がでた
S級ヒーローは個性が強いがA級も負けていない
中々扱うのが難しいやつの集まりである
いまだ名無しさんとブルーファイアは大声でケンカはやめたが、小さい声でグチグチと言っていた
「ブルーファイアが少しでも俺の気持ちにわかってくれればいいんだ。大人のくせに」
「なんだと?その変な箸の持ち方を直してから言ったらどうだ」
「なっ!!」
ポロ、と持っていた箸が手から離れる名無しさん
その後は恥ずかしさで顔が赤くなり震えている
実は名無しさんは確かに箸の持ち方が独特である。結構小さい頃からちょっとしたコンプレックスとイアイ達に相談するほどだ
「べ、別にクセなんだからしょうがねーだろ!!食えればいいんだよ食えれば!!」
「でもそれはどうかと思うぞ。どうしてそんな風になる?」
「~っ!!」
「お、おいブルーファイアやめてやれよ」
さすがに名無しさんのことが不憫になったのか黄金ボールが名無しさんへ慰めに入る
だがブルーファイアの言葉の攻撃は止まらない
「そんなんでよく物が掴めるな。指も変なところにあるし」
「うるせー!!」
ついに我慢できなくなったのか、名無しさんは勢いよくテーブルを叩いた
「人が気にしてることをズバズバと・・!!バーカバーカ!!ブルーファイアのバーカ!!」
「何を言う!!俺は親切でも言ってやったんだぞ!!」
「もうブルーファイア嫌い!!お前となんか絶交だ!!」
そのまま出口へ向かう・・・と思ったが残っていた冷やし中華をすべて綺麗に食べた後にズカズカと名無しさんは帰っていった
ブルーファイアは腕を組みながら「人が親切に注意してやっただけなのに」と怒っている
まぁこの二人のことだから明日には仲直りしてるんだろうと思い彼らは放っておくことにした
学校で言う食堂みたいなものだ
バリエージョンは豊富
和食中華洋食、他の国の名産料理などなど、そのがんばりをどこか違う場所に使ったほうがよかったのではと思う
味も上々。三ツ星まではいかないまでも二ツ星ぐらいなら取れるのでは
一体協会はこれほどの料理人をどうやって集めてきたのか
そのため一種のレストランとして何の用がなくても協会で食事をとる人も多い
ヒーローでも、一般人でも
まぁ一般人は食事の他にヒーローに会えるから、という理由で来る人もいるのだろう
そして今日も協会内のレストランは賑やかだ
一箇所だけ賑やかすぎるところがあるが
「いやいやいや。普通冷やし中華は普通に黒酢醤油だろ」
「いつまで名無しさんは子供舌なんだ。ごまだれのクリーミーさが野菜の爽やかさを引き立てる」
「は?暑いんだからクリーミさは求めてねぇよ」
「なんだと?」
彼らヒーローもまたわざわざ足を運んで昼食を取りにきた者達である
ここは季節によってそれぞれ限定メニューがあって、今の暑い季節は冷やし中華が限定メニューだった
それをグルメな名無しさんとブルーファイアが食べにこないわけがない
言い合ってケンカし、睨み合っているがついさっきまでは「限定メニュー楽しみだな」「あぁ」みたいに楽しく会話していたのだ
それが、すぐにこうなる
「黒酢のさっぱりした感じがいかにも夏って感じで美味しいに決まってるじゃん!!」
「夏でもまろやかさとクリーミーを求めてて何が悪い!!」
そんな子供みたいなケンカを見てため息をつくイアイとデスガトリングと黄金ボール
スティンガーとイナズマックスは気にしてないように食べている
・・・いや、ただ下ネタ話に夢中なだけだった
彼らもまた名無しさん達と一緒にご飯を食べに来ているものだ
本音を言えばこの二人とはこうなることがわかっていたので断ってもよかった
だがケンカする前のこの二人に誘われたら普通に友人として誘いにのる
それほど仲良かったのに今どうしてこんなにくだらないケンカをするのか
食事中だし静かにして欲しかったが彼らは何も言わない
後にめんどくさいことが待ち受けているからだ
それにも関わらず損なお人よし性格のイアイは二人のケンカに止めに入る
「おいそろそろ静かにしないか。周りにも迷惑がかかるだろう」
「じゃあイアイは黒酢醤油とごまだれどっち派?もちろん黒酢醤油だよな?」
「ふん残念だったな名無しさん。イアイはお前と違って大人だから俺の気持ちがわかる」
「いや、だから静かに、」
「「イアイはどっち派?」」
「・・・」
正直どっちもどっちで好き、というのがイアイの本音だったが言える雰囲気ではない
ケンカを止めに入ったはずなのにいつのにまか巻き込まれている
やれやれ、と同情の目をイアイへ向ける一同
わかっていたことなのに、やってしまうとは
彼のお人好しさには誰でも感激してしまう
イアイが困っているのにも関わらず詰め寄る二人には拳骨を落としたくなるものだ
だがA級上位ともあって強いのでそんなことをできる者は数少ないからやらないのだが
「テメェらうるせぇ!!静かにしろっ」
「でっ!!」
「っ!!」
そんな二人に拳骨を落としてくれた人がいた
その人物はS級で彼らから見たら立場が雲の上の存在である人だった
「・・・っすみません金属バットさん」
「・・・すみません」
「いいから公共の場では静かにしやがれ」
「「はい・・・」」
妹と思われる女の子と一緒に奥の席へ行く金属バット
拳骨を喰らった二人はぶすくれていた
別に殴られたから、という理由ではないのだろう
「あーあ、ブルーファイアのせいで怒られた」
「名無しさんが悪いだろう。あんなこと言うから」
「あ?」
「だから二人ともやめろと言っているだろ」
睨み合いながらも麺をすする二人に対してまたため息がでた
S級ヒーローは個性が強いがA級も負けていない
中々扱うのが難しいやつの集まりである
いまだ名無しさんとブルーファイアは大声でケンカはやめたが、小さい声でグチグチと言っていた
「ブルーファイアが少しでも俺の気持ちにわかってくれればいいんだ。大人のくせに」
「なんだと?その変な箸の持ち方を直してから言ったらどうだ」
「なっ!!」
ポロ、と持っていた箸が手から離れる名無しさん
その後は恥ずかしさで顔が赤くなり震えている
実は名無しさんは確かに箸の持ち方が独特である。結構小さい頃からちょっとしたコンプレックスとイアイ達に相談するほどだ
「べ、別にクセなんだからしょうがねーだろ!!食えればいいんだよ食えれば!!」
「でもそれはどうかと思うぞ。どうしてそんな風になる?」
「~っ!!」
「お、おいブルーファイアやめてやれよ」
さすがに名無しさんのことが不憫になったのか黄金ボールが名無しさんへ慰めに入る
だがブルーファイアの言葉の攻撃は止まらない
「そんなんでよく物が掴めるな。指も変なところにあるし」
「うるせー!!」
ついに我慢できなくなったのか、名無しさんは勢いよくテーブルを叩いた
「人が気にしてることをズバズバと・・!!バーカバーカ!!ブルーファイアのバーカ!!」
「何を言う!!俺は親切でも言ってやったんだぞ!!」
「もうブルーファイア嫌い!!お前となんか絶交だ!!」
そのまま出口へ向かう・・・と思ったが残っていた冷やし中華をすべて綺麗に食べた後にズカズカと名無しさんは帰っていった
ブルーファイアは腕を組みながら「人が親切に注意してやっただけなのに」と怒っている
まぁこの二人のことだから明日には仲直りしてるんだろうと思い彼らは放っておくことにした
1/2ページ