六十六発目
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「で、名無しさんはどんな男性がタイプなんだ?」
「え、えーと…」
テーブルの上に両肘を置いて手を組みながらそう聞かれた
しかも笑顔じゃなくて真顔で
あなた俳優やってるんだから作り笑いでもいいから笑ってよ
そんな顔で聞くセリフ違うでしょ
さて、私がなぜアマイマスクさんと二人でファミレスでご飯を食べているのか説明しよう
町で偶然会って、声かけられてついてった
べ、別に奢ると言われたからついていったんじゃないよ。私の正体を協会にバラされたくないだけだよ
一番高いハンバーグとデザートを頼んでこの状況です
タイプねー。あんま考えたことなかったわ
しいて言うなら優しくて思いやりのある人かな。つまりゴリラさん
ここでゴリラって言ったらアマイマスクさんはゴリラの着ぐるみでも着てくるつもりなのだろうか
それは見てみたい気もするけど
なんかアマイマスクさんは私を惚れさせるのに必死な模様
意味わかんないよね
「とりあえず、ロン毛はちょっと…」
「なんだと?」
アマイマスクさんは携帯をすぐさまとりだし、誰かへ電話をかけた
私は目の前にある、もったいないというほどかかったデミグラスソースのハンバーグに夢中だ
なにこれうま。付け合わせのポテトと人参もおいしいし
モデルやって、俳優もやって、ヒーローもやってるから金持ってるんだろうな
顔がいいとこんなにも金が入ってくるなんて
そんな世の中の理不尽さに泣きそうだ
「もしもし、マスターか。明日すぐに髪を切りたいんだが」
おもわず口に含んでいた人参を噴出しそうになるのを抑えた
マジかこいつ。その綺麗な金髪を切るつもりなのかい
もったいねー。ていうか地毛だったのか
私を惚れさせるためだけにここまでするとか本当に怖いんだけど
いったい私が何をしたというのか
絶対こんな場面見られたらファンに殺されるわ
「切っちゃって大丈夫なんですか?撮影とか・・・」
「そんなことはどうでもいい。とにかく僕は名無しさんを惚れさせれれば」
刺されるように見つめられた
これはフラグかと思ったが、アマイマスクさんの瞳の奥には炎が宿っていた
まるでラスボスと戦うときの決意みたいな
もう残念だな。残念なイケメン
世の中顔だけっていうのが身にしみてわかる
「前にボロスが好きと言っていたな・・・どういうところが好きなんだ?」
「それは・・・」
くそ、聞かれてしまったか
そんなのわかんないよ。ボロスはもう家族的な存在だもん
むしろウゼェと思えるところのほうが多いよ
俺様だったり自己中だったり料理できなかったり
まぁ悪いやつじゃないけど
いや、でもA市滅ぼしてるんだっけ
・・・善と悪の中心的な存在、って厨二発言でしとく
好きなとこ好きなとこ・・・
どうしよう。とりあえず表面的なボロスのこと言っとけばいいかな
「謙虚でー・・・爽やかでー・・・笑うときに少し首をかしげるとこですかね」
まんざらでもないことを言ってしまったことに恥じる
めっちゃ棒読みだったよ自分
これは怪しまれるのでは
「なるほど」
とかいってメモ帳にメモするのやめていただきませんか
別の意味で苦手なタイプだわ
私の得意なタイプはイジりやすい人なんだから。ボロスみたいな
ご飯も食べ終わったので帰ることにする
もちろん伝票の紙はアマイマスクさんが持って
そして会計のお姉さんが言った金額は幻聴なんじゃないかと思った
でもモニターに表示されているのをみてマジもんだと生唾を飲み込む
そしてついにアマイマスクさんの財布からでた札束に目が眩んだ
「いやはや・・・マジでありがとうございますアマイマスクさん」
「次もどこか行こう。そうだな・・・寿司でも」
「え、そ、それは・・・回るやつですか?」
「回らないに決まってるだろ。僕は回ってる寿司屋に行ったことない」
すいません。今すごくアマイマスクさんを好きになりました
「え、えーと…」
テーブルの上に両肘を置いて手を組みながらそう聞かれた
しかも笑顔じゃなくて真顔で
あなた俳優やってるんだから作り笑いでもいいから笑ってよ
そんな顔で聞くセリフ違うでしょ
さて、私がなぜアマイマスクさんと二人でファミレスでご飯を食べているのか説明しよう
町で偶然会って、声かけられてついてった
べ、別に奢ると言われたからついていったんじゃないよ。私の正体を協会にバラされたくないだけだよ
一番高いハンバーグとデザートを頼んでこの状況です
タイプねー。あんま考えたことなかったわ
しいて言うなら優しくて思いやりのある人かな。つまりゴリラさん
ここでゴリラって言ったらアマイマスクさんはゴリラの着ぐるみでも着てくるつもりなのだろうか
それは見てみたい気もするけど
なんかアマイマスクさんは私を惚れさせるのに必死な模様
意味わかんないよね
「とりあえず、ロン毛はちょっと…」
「なんだと?」
アマイマスクさんは携帯をすぐさまとりだし、誰かへ電話をかけた
私は目の前にある、もったいないというほどかかったデミグラスソースのハンバーグに夢中だ
なにこれうま。付け合わせのポテトと人参もおいしいし
モデルやって、俳優もやって、ヒーローもやってるから金持ってるんだろうな
顔がいいとこんなにも金が入ってくるなんて
そんな世の中の理不尽さに泣きそうだ
「もしもし、マスターか。明日すぐに髪を切りたいんだが」
おもわず口に含んでいた人参を噴出しそうになるのを抑えた
マジかこいつ。その綺麗な金髪を切るつもりなのかい
もったいねー。ていうか地毛だったのか
私を惚れさせるためだけにここまでするとか本当に怖いんだけど
いったい私が何をしたというのか
絶対こんな場面見られたらファンに殺されるわ
「切っちゃって大丈夫なんですか?撮影とか・・・」
「そんなことはどうでもいい。とにかく僕は名無しさんを惚れさせれれば」
刺されるように見つめられた
これはフラグかと思ったが、アマイマスクさんの瞳の奥には炎が宿っていた
まるでラスボスと戦うときの決意みたいな
もう残念だな。残念なイケメン
世の中顔だけっていうのが身にしみてわかる
「前にボロスが好きと言っていたな・・・どういうところが好きなんだ?」
「それは・・・」
くそ、聞かれてしまったか
そんなのわかんないよ。ボロスはもう家族的な存在だもん
むしろウゼェと思えるところのほうが多いよ
俺様だったり自己中だったり料理できなかったり
まぁ悪いやつじゃないけど
いや、でもA市滅ぼしてるんだっけ
・・・善と悪の中心的な存在、って厨二発言でしとく
好きなとこ好きなとこ・・・
どうしよう。とりあえず表面的なボロスのこと言っとけばいいかな
「謙虚でー・・・爽やかでー・・・笑うときに少し首をかしげるとこですかね」
まんざらでもないことを言ってしまったことに恥じる
めっちゃ棒読みだったよ自分
これは怪しまれるのでは
「なるほど」
とかいってメモ帳にメモするのやめていただきませんか
別の意味で苦手なタイプだわ
私の得意なタイプはイジりやすい人なんだから。ボロスみたいな
ご飯も食べ終わったので帰ることにする
もちろん伝票の紙はアマイマスクさんが持って
そして会計のお姉さんが言った金額は幻聴なんじゃないかと思った
でもモニターに表示されているのをみてマジもんだと生唾を飲み込む
そしてついにアマイマスクさんの財布からでた札束に目が眩んだ
「いやはや・・・マジでありがとうございますアマイマスクさん」
「次もどこか行こう。そうだな・・・寿司でも」
「え、そ、それは・・・回るやつですか?」
「回らないに決まってるだろ。僕は回ってる寿司屋に行ったことない」
すいません。今すごくアマイマスクさんを好きになりました
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