六十五発目
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深夜というにはまだ早い11時半
いつもなら寝てる時間なのだが、ボロスが帰ってくるそうなので起きていた
もうそのボロスは帰ってきて私と一緒に居間でのんびりしている
一人暮らしには少し大きめのテーブルにお茶二つとおまんじゅう
なんとなくここにいるだけ、みたいな感じだ
湯気がまだ少しでているお茶をすすりながら聞いてみる
「もう地球には慣れた?」
「あぁ、おかげでな。もう最近は宇宙にいたころよりも楽しく感じる」
「それはなによりです」
あの広い宇宙より、ちっぽけな地球にいたほうが楽しいとは嬉しい
人生に刺激がほしいとか言ってたけど、なんも刺激もなくゆるい人生も悪くない
それだけで楽しいものだ。地球は
今だって他愛もない話で盛り上がって、茶菓子食べて
それだけで私は幸せだよ
ボロスはどう思ってるのか知らないけど
人懐っこい犬でもあくびをだしてしまいそうな時間の中
ガサガサという葉っぱたちが摩擦をおこしている音
続いて窓が割れるんじゃないかと思うぐらい開けられた。もちろん外から
よかった、鍵開けっ放しで
もう毎度登場の仕方がワンパターンだから少し頭をひねってくれればいいのに
「名無しさん!!勝負しろ!!」
紫色のマフラーをなびかせて、当然という顔で入ってくるソニック
今何時だと思ってるの。迷惑考えなさいよ
当然という顔、とはいったがそれはすぐになくなって顔の血が下へ下がっていくように青くなっていった
「お、おい名無しさん・・・誰だこの男は!!!??」
「名無しさん、誰だこの人間は」
うわーめんどうな事態になってしまった
思えばボロスがいるときにソニックが来たことなかったな
それは偶然の奇跡で
出会おうと思えば出会う二人であったのに
どうして何も策を練っていなかったんだ私は
どうするどうする
このまま追い出しても、明日とかにはまた同じことになっているだろうし
「あ、あー・・・お兄ちゃんだよ!!ね!?」
「お兄ちゃん・・・?そういえば前にそんなこと言っていたな」
「お兄ちゃんとはなんのこと「はいお兄ちゃん最後のおまんじゅうあげる!!」
皿の上にあった残り一つのおまんじゅうをボロスの口へぶん投げる
そのまま衝撃で後ろへ転がったボロスに全力で謝った。もちろん心の中で
ごめんってボロス。そんな顔赤くして怒ろうとしないでよ
特に唇赤いですね。くそわろです
「ソニックちょっと待っててね!今お茶入れてくるから!!ほら、お兄ちゃんも手伝って!!」
「いいのか?それではおじゃましよう」
「・・・」
ボロスは無言で唇を押さえながら私についてきてくれた
殺気という名の刃を背中に刺しながら
そんなに痛かったのか。マジごめんて
お茶をコポコポといれてるときに、痛みがひいたのか、話しかけてきた
「誰だあの男は?いきなり入っていて失礼なやつだな」
「あの子ソニックっていうんだよ。それでいてなんか私をライバルって言ってる」
「ライバルだと?身の程しらんやつだな。頭おかしいんじゃないのか」
さっきの刃の矛先はソニックのほうへいったそうです
しかも見えないところから刺すとかタチ悪すぎ
まぁあれだな。知らないこともあるっていうやつ
とりあえずボロスにはめんどくさいことになるからお兄ちゃんのフリ頼んだとだけ言っておいた
霧のように湯気がでているお茶をソニックの前に置いてあげる
「さて・・・私はもう眠いのだよソニック君」
「帰るわけないだろう。さっさと勝負しろ」
眠いのはマジなので本当に帰ってほしい
もうボロスに頼もうかなと思ったけど、力加減間違えてソニックが永遠の眠りについてしまうからやめてあげよう
ここは戦ってあげるべきなのか
「話を割り込んですまないが」
今まで黙っていたボロスが、赤くなった唇を開いた
「ソニックとやらは名無しさんと対等に戦えるわけではないだろう。迷惑してるからさっさと帰れ」
なんでボロス君はこうやって人を傷つける言葉を言えるのか
リアルにグサッていう吹き出しが刺さっている音が聞こえたよ
ソニックは的確なことを言われてプルプル震えちゃったし
私はこれで何回泣かされてることか
いつもなら寝てる時間なのだが、ボロスが帰ってくるそうなので起きていた
もうそのボロスは帰ってきて私と一緒に居間でのんびりしている
一人暮らしには少し大きめのテーブルにお茶二つとおまんじゅう
なんとなくここにいるだけ、みたいな感じだ
湯気がまだ少しでているお茶をすすりながら聞いてみる
「もう地球には慣れた?」
「あぁ、おかげでな。もう最近は宇宙にいたころよりも楽しく感じる」
「それはなによりです」
あの広い宇宙より、ちっぽけな地球にいたほうが楽しいとは嬉しい
人生に刺激がほしいとか言ってたけど、なんも刺激もなくゆるい人生も悪くない
それだけで楽しいものだ。地球は
今だって他愛もない話で盛り上がって、茶菓子食べて
それだけで私は幸せだよ
ボロスはどう思ってるのか知らないけど
人懐っこい犬でもあくびをだしてしまいそうな時間の中
ガサガサという葉っぱたちが摩擦をおこしている音
続いて窓が割れるんじゃないかと思うぐらい開けられた。もちろん外から
よかった、鍵開けっ放しで
もう毎度登場の仕方がワンパターンだから少し頭をひねってくれればいいのに
「名無しさん!!勝負しろ!!」
紫色のマフラーをなびかせて、当然という顔で入ってくるソニック
今何時だと思ってるの。迷惑考えなさいよ
当然という顔、とはいったがそれはすぐになくなって顔の血が下へ下がっていくように青くなっていった
「お、おい名無しさん・・・誰だこの男は!!!??」
「名無しさん、誰だこの人間は」
うわーめんどうな事態になってしまった
思えばボロスがいるときにソニックが来たことなかったな
それは偶然の奇跡で
出会おうと思えば出会う二人であったのに
どうして何も策を練っていなかったんだ私は
どうするどうする
このまま追い出しても、明日とかにはまた同じことになっているだろうし
「あ、あー・・・お兄ちゃんだよ!!ね!?」
「お兄ちゃん・・・?そういえば前にそんなこと言っていたな」
「お兄ちゃんとはなんのこと「はいお兄ちゃん最後のおまんじゅうあげる!!」
皿の上にあった残り一つのおまんじゅうをボロスの口へぶん投げる
そのまま衝撃で後ろへ転がったボロスに全力で謝った。もちろん心の中で
ごめんってボロス。そんな顔赤くして怒ろうとしないでよ
特に唇赤いですね。くそわろです
「ソニックちょっと待っててね!今お茶入れてくるから!!ほら、お兄ちゃんも手伝って!!」
「いいのか?それではおじゃましよう」
「・・・」
ボロスは無言で唇を押さえながら私についてきてくれた
殺気という名の刃を背中に刺しながら
そんなに痛かったのか。マジごめんて
お茶をコポコポといれてるときに、痛みがひいたのか、話しかけてきた
「誰だあの男は?いきなり入っていて失礼なやつだな」
「あの子ソニックっていうんだよ。それでいてなんか私をライバルって言ってる」
「ライバルだと?身の程しらんやつだな。頭おかしいんじゃないのか」
さっきの刃の矛先はソニックのほうへいったそうです
しかも見えないところから刺すとかタチ悪すぎ
まぁあれだな。知らないこともあるっていうやつ
とりあえずボロスにはめんどくさいことになるからお兄ちゃんのフリ頼んだとだけ言っておいた
霧のように湯気がでているお茶をソニックの前に置いてあげる
「さて・・・私はもう眠いのだよソニック君」
「帰るわけないだろう。さっさと勝負しろ」
眠いのはマジなので本当に帰ってほしい
もうボロスに頼もうかなと思ったけど、力加減間違えてソニックが永遠の眠りについてしまうからやめてあげよう
ここは戦ってあげるべきなのか
「話を割り込んですまないが」
今まで黙っていたボロスが、赤くなった唇を開いた
「ソニックとやらは名無しさんと対等に戦えるわけではないだろう。迷惑してるからさっさと帰れ」
なんでボロス君はこうやって人を傷つける言葉を言えるのか
リアルにグサッていう吹き出しが刺さっている音が聞こえたよ
ソニックは的確なことを言われてプルプル震えちゃったし
私はこれで何回泣かされてることか
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